2007年12月30日日曜日

師走

さすが、年末、ばたばたと日数が過ぎていきます。・・・と言っても、私は何かしているわけじゃないんですけど^^;。引っ越したばっかりなので、今年は大掃除も特にせず。台所だけは今日少しコンロ周りの掃除をしようかと。



そういえば、先週末、高校からの親友ちぃちゃん夫婦が来てくれました。新婚ほやほや。
ずーっと以前、この日記で「往生際の悪い付き合いをしているやつら」と書いた記憶がある二人、、、ついに!!・・・ホロリ・・・感無量です(笑)



お二人さんへ:せっかくの新居で初めての週末、しかも3連休に、来てもらっちゃって、本当にありがとう!結婚祝いのリクエスト、お待ちしています。「ゴミ箱」をリクエストしかけた人は初めてだったよ・・・



  



水・木は、細々とした雑用を済ませました。



昨日は、お散歩がてら、すぐ近くの祖母宅に遊びに行きました。
前日にタラオが抱っこしてないと泣くがやたら長かったので、今日は少し気分転換&疲れさせてしまおうという魂胆だったんですが、、、。家ではかなりニコニコご機嫌で、目が爛々として、ふぁーとかはわーとかしゃべりまくっていたタラオ・・・祖母宅に着くまでの3分で爆睡・・・その後3時間ソファで眠り続け、祖母にはまさに一瞥だにくれず(目を一度も開かなかった^^;)。しかも、家帰ってきた途端寝ないし^^;。内弁慶なタラオくんなのでした^^。



2007年12月26日水曜日

免許

今日は、東陽町まで行ってきました。免許更新。



よりによって、こんな時期に・・・><
しかも、よりによって違反者講習で2時間も><
前回は優良だったので、近くの警察署で30分ですんだのに~・・・自業自得。



というわけで、えっさほいさと行って参りました。タラオは母とお留守番。本当に、このところ母に見てもらいっぱなし。1月に仕事復帰する前に!と色々と用事を詰め込んでるからなぁ・・・。母よ、スマン。



さて、講習は、ビデオを見たり、講師(?)が道交法改正について色々話したり、まぁ、要するに、「事故は怖いぞ~」「人生狂うぞ~」とひたすら注意喚起するわけですから、気持ちの良いものではないですね。でも、「気をつけなくちゃな~」という気になって帰ってきたので、目的は達せられている^^。



しかし、一点、意義あり!と思ったことが。



後部座席のシートベルト着用義務化について、後部座席は危険がいっぱい、という話の流れの中で、



「今日は女性の方も結構いらっしゃるので、チャイルドシートについてもお話しておかないと・・・云々」



チャイルドシートの話に、女性も男性もなかろうが。



言いたい気持ちは分かるような気もするけど、試験場の講師がそれ言っちゃダメだと思うんですけど・・・。揚げ足とりと言われればそれまでだけど、チャイルドシートの設置・着用推進をする以上は、自分が何を言っているかちゃんと認識してくれ。



それに、妊娠期間を通じて結構いろんなところで啓蒙される母親に対して、チャイルドシートをつけたがらない夫や、「そんなものに乗せなくても大丈夫だった」と昔は・・・発言を繰り出す祖父母の方がよっぽどやっかいではなかろうか。まるで「チャイルドシートの設置は母親の役割」と言わんばかりの言い回しはいかがなものかと思う。



あ、ちなみに、名誉のために言っておきますが、うちのシュウゾーは超(?)チャイルドシート推進派であります。そして、我が家のチャイルドシートは、私の両親からの出産祝いですので、言わずもがな。



2007年12月22日土曜日

保育園

今日は、母にタラオを見てもらって、保育園の申し込みをしに区役所へ行ってきました。



昨日も私の産後一ヶ月検診で数時間外出したのですが、タラオ大丈夫かなぁ、泣いていないかなぁ、と気になって落ち着かないものですね。タラオはミルクも嫌がらずに飲めるので、私がいないからと言って本当に困ることなんてないんですけどね^^;。



さて、保育園。来年4月入園の申し込みです。



会社からは、なんでもいいから、できる範囲でとにかく復帰してくれと言われ、年明けから仕事復帰することになっています。3月までは、自宅勤務中心で乗り切るのですが・・・今の生活考えるとタラオと一緒に家にいてどんだけ仕事ができるのか???とかなり疑問。まぁ、そこは社長「なんでもいいから」言った以上は大目に見てもらいましょう。少し図々しくならないと私も体持ちませんし^^;



保育園の申し込みをして思ったこと。行政区分で区切るのやめて~。



うちは、練馬区ですが、板橋区との境に住んでいます。そして、駅との位置関係などから、板橋区の保育園の方がうちにとっては良いのです。更に、0歳児保育や延長保育の実施のことを考えると、なおさら板橋区でないと困る。練馬区の方は、そもそもタラオの4月時点の月齢であずかって貰える保育園が近くにほとんどないのです。



もちろん、板橋区の保育園に申し込むこともできますが、板橋区在住者よりも優先度が落ちるので、待機児童の多い昨今、入れる可能性は低かろう・・・。一応希望は出しましたが。



そんなわけで。ま、ただのわがままなんですけどね(笑)



入園が内定するのは2月の下旬です。長いなぁ~、待ち時間^^;。うまくいくといいな。



2007年12月21日金曜日

同い年ですが。。。

昨日、大学のゼミ仲間Mちゃんが遊びに来てくれました。彼女も、今年の5月に生まれた男の子Hくんがおり、一緒に♪

更に、近所に住む私の従兄の奥さんRさんが、これまた今年の7月に生まれたEくんを連れて、立ち寄ってくれました。

はからずも、将来同じ学年になるべき3人の男の子が揃うことになったわけですが、皆0歳児だけに、サイズの違いが顕著!
生後1ヶ月半のタラオと、5ヶ月のEくん、7ヶ月のHくん。EくんとHくんは、体重も9キロ弱と同じくらい。対して、タラオは、体重半分くらいしかない。違う生物か!?と思うようなサイズの違いですよね^^。

それにしても、子供がいる、ということは面白いですね。だって、子供がいなければ、Mちゃんが遊びに来ているところに、たまたま連絡くれて寄ってもいい?と言うRさんを呼ぼうとは思わないですから^^。子供話で違和感無くうち解けられる、という不思議さ初体験でした。

2007年12月18日火曜日

スリングなるもの

お天気情報によるとだいぶ冬らしい寒さになってきているというのに、家にいてばかりなので、季節感がありませぬ^^;。



タラオは、すこーしずつ、昼間に起きている時間が増えてきました。起きて、しばらくはふんっふんっ、と手足を動かしたり、周囲を見回して遊んでいますが、すぐ「ふぇ~」。だっこするとすぐ寝る。降ろすと、泣く。・・・既に抱き癖?



さて、最近は「スリング」なるものが市民権を得ているようであります。妊娠するまで聞いたこともなかったが。一枚布のだっこヒモですね。



例えばこういうの↓
リング無しのタイプ:http://www.harmonature.com/shop/baby_sling_variation.html
リング有りのタイプ:http://www.babywearing.jp/



確かにリング無しなどは特にかさばらないし、良さそうだな~、と。しかし、、、高いよ~。なんで、ただの布が(笑)何千円も1万円以上もするんだよ~。



というわけで、縫ってみた^^;。家にちょうどよさそうな布があったので、ダダダダダ、と。
自分で縫ってみると、そのあまりのシンプルさに、余計に金を払う気がなくなる(笑)。イヤ、本当に、タダの布デスよ。



しかし、使ってみると、これは便利!



まだ生後1ヶ月ちょっとなので外出はしないのだが、家の中でだっこしている時に、すーごく楽。また、だっこしていていも、家のことなど片手でできることはいくらでもできる。(両手離してもいいらしいが、なんとなく心配で片手は添えている)。



この良さを考えると、金払ってもいいかも、と思う。



というわけで、微調整ができるリング有りタイプを買おうかな~、と検討していたら、大学の同期で今年の夏に出産した友人が、今はもっぱらベビーカーで使っていないから、貸してくれるという。らっきー♪本当にありがたいことです!!



実は、スリングではないしっかりしただっこヒモも、高校の同期で2年ほど前に出産した友人が貸してくれている。その他にも、私の周囲は今年はちょっとした出産ラッシュで、いろんな人から色々と貸して頂いている。



ベビー用品って、使う期間が短期間な割に高価なものが多いような気がする(誕生で浮かれて、つい奮発してしまう親やじじばばが多いからだろうか・・・)ので、こういうのは本当に助かります^^。



2007年12月15日土曜日

お宮参り

さて、自宅に戻ってきた翌日の、先週日曜日。お宮参りに行ってきました♪



自宅近くの神社へ。自宅は母方の祖母宅のすぐ近くなので、この神社、私の兄二人もお宮参りした神社です^^。(私だけ、生まれた時父が大阪勤務だったので違う)



そんなわけで、90歳になる祖母(タラオにとっては曾祖母)も一緒に行ってくれました^^。祖母も、「この年になってお宮参りに行くなんて♪」とすごく喜んでくれました。近くに住んでいると、こうしたちょこっとしたことも一緒にできて本当にいいですね。核家族でなければ、こういうのが普通なんだろうなぁ~、と思ったり。



そして、お宮参りの衣装は、なんと70年ものです。
私の父(今年70歳)のお宮参りの際に誂えた着物。私の兄二人もこれを来たそうで。結構モノは良く、また最近の着物に比べるとかな~り渋くて良い感じ^^。父は、この着物を着たタラオを見て大喜びでした^^。



そんなわけで、タラオ、シュウゾーと私、シュウゾーの母、私の両親と祖母、という面々で神社へ。とても雰囲気の良い神社でした。私達の前に、一組、やはりお宮参りの家族が。また、我々が写真なぞ撮っていたら、後からもう一組。へぇ~、結構来るんだなぁ~、と。



その後、自宅へ戻って、皆で昼食を食べました。タラオはその間中寝とりましたが^^。



特別なことをしたわけではないけれど、とっても思い出に残る良いお宮参りになりました♪



2007年12月14日金曜日

親子水入らず

産休中だと、本当に、日記に書くことがタラオのことしかなくなりますね・・・^^;



先週土曜日に、里帰りしていた実家から、自宅に戻って参りました。親子3人生活の始まりです^^。



ここで思ったこと。育児は、家があんまり広くない方が良い^^;



実家は、2階建ての一軒家なので、私とタラオの部屋として使わせてもらっていた2階の和室と、一階のダイニングやキッチン、風呂場等を、行ったり来たり。また、パソコンのある部屋も別の2階の一室で、かつタラオを連れて行けないような部屋だったので、おいそれとネットもできない。



これが、自宅に戻ってみると、適度に狭い(笑)ので、何もかもが効率的!マンションなので、一軒家ほど廊下とかも冷えない。そして、どこにいてもタラオが泣けば、聞こえる!



こうしてネットしてても、タラオはすぐそこに転がっておるので、安心だ^^



でも、やっぱり、母や父がいてくれたのは、楽だった~♪



2007年12月4日火曜日

愉快な家族とタラオ

今は、私が実家にいるので、シュウゾーは週末になるとこちらにやってきます。一時期、マスオしていただけあって、慣れたもんです。若干、リラックスしすぎ、という話も^^


さて、出産のころのエピソードをいくつか。

タラオは、なかなかタイミングの良い子です。

私は、出産前も実家に帰ってました。病院まで車でないといけない距離だったので(病院は、実家と自宅の中間くらいにあります)、実家にいてくれた方が安心、とマスオに言われて。母も、病院までの道順を確認しておこう!と言って一度妊婦検診に車で連れて行ってくれたり、準備万端。

が、、、予定日を3日ほど過ぎたある日、母が言いました。

「ねぇ、今日気づいたんだけどさ、私とお父さん毎日、『もうすぐ生まれるね~、楽しみね~、カンパーイ♪』とか言って晩酌してるけど、陣痛来ても運転できないね」

がびーん。
シュウゾーも、週末に実家に来ては、「まぁまぁ、シュウゾーくんもいっぱい♪」「あ、じゃぁ、いただきます♪」とか言って一緒になって飲んでいた。予定日過ぎるまで誰もそのことに気付かなかったこの家族は・・・。

で、やっとそのことに気付いて晩酌を止めたその晩に陣痛が始まったのでした。タラオ、えらいぞ。



もう一つ、シュウゾーネタ。

シュウゾーは、妊娠中に一度だけ妊婦検診に付き添ってくれました。4か月ごろだったかな?その時、超音波で赤ちゃんを見られるわけですが、先生が画面を示しながら「これが足で~」「これが頭ですね~」と説明してくれていました。

先生:「これが頭の輪切りですね~。この直径が、ここからここまでで、、、45ですね~」

これを聞いたシュウゾー、両手の平の間で長さを考える身振りをして、「ふーん、こんなもんか」と納得顔。
・・・その手のひらの距離は肩幅ありました・・・

「センチじゃないからっ」

先生の前なのに、思わず吹き出して突っ込んでしまいました。
そんなん、どうやって産めと!?一瞬センチと思うのはまだしも、納得するなよ^^;

そんなこんなで、楽しい妊娠生活(?)を経て、タラオは無事生まれましたとサ。

2007年11月28日水曜日

食っちゃ寝

あっという間に、息子が生まれて3週間がたってしまいました。



息子は「タラオ」と呼ぶことにしました。



タラオは、毎日元気に食っちゃ寝、してます(笑)。
赤ちゃんて、寝ていてもごそごそして、その動きがかわいらしくて楽しいですね^^。
かなり循環の良い子で、毎日大量のおむつが・・・。布にして良かった!!と切実に思います。あのペースで紙おむつ消費されたら、もったいなくて仕方ない^^;



先週私は乳腺炎になってしまい、えらい思いをしました。乳腺炎があんなに辛いものとは!しかも母乳が黄緑色になるって!!すごいびっくりでした~。人間の体って面白い・・・。それにしても、実家にいるので母がなにかと助けてくれ、本当にありがたいことです。しみじみ。



シュウゾーは週末通いマスオしてます。シュウゾーが「見飽きないなぁ」と言ってくれると、私もうれしくなります^^。



タラオが生まれて意外だったのは、父が予想以上に喜んでいること。まぁ、楽しみにしているようだとは思っていたけれど、あんなに喜ぶとは思わなかった^^;。でも、タラオに話しかけるのは照れ臭いらしく、毎日「お~い。」と語りかけています。



うちの次兄は、小さい頃、祖父が自分のセーターのボタンを指さして「これはボタンだぞ。ボタン」と教えようとしたら、祖父のことを「ボタン」だと思い込んでしまい、「ボタン」と呼んでいたそうです。タラオも、おじいさんのことを「お~い」と呼ぶようになるんではなかろうか^^;。



2007年11月16日金曜日

長男誕生

またまた久し振りの日記ですが、、、今日はご報告が♪



11月7日に出産しました!



直接お会いした方には妊娠報告をしていたのですが、無事生まれるまでは、と公言は控えておりました。



3110gの元気な男の子です^^。



今は、退院して実家に里帰りさせてもらっています。里帰りと言っても、自宅から車で30分程度ですが^^;。



まだまだ慣れない育児なので、昨日は肩凝りで頭痛になりました^^;
でも、やっぱりわが子は可愛く、楽しいです^^。



出産前に用意した短肌着は、「ちっさ!!こんなん入るの!?」と思ったくらい小さいのに、実際に着せてみると、むしろブカブカ^^;。



でも、産声をあげて、胸元に赤ん坊を乗せられた時の感想は、「わ、こんなに重いんだ」でした。今まで、親戚や知人の赤ちゃんを抱かせてもらうと、「小さ~い、軽~い」といつも思っていたのに、不思議なものです^^。



2007年11月6日火曜日

いつの間にか秋

あらま、気づいたら前回の日記からえらく日数があいてしまいました~^^



10月の後半、シュウゾーが北海道に出張に行ったりして、海の幸をお土産にしてくれました♪美味しかったなぁ♪♪



そして、札幌のマイセン美術館に行ったシュウゾーは、ボヘミアクリスタルのワイングラス6客セットと陶器の一輪ざしをお土産に買ってきてくれました!!るん♪
今まで、ワイングラスは2客ずつのものしかもっていなかったので、うれしい。少し小ぶりなグラスで、チューリップのようなキュートな形をしています。食器棚に6客並べるとかなりいい感じ♪



 



先々週・先週末と、祖母宅の庭の手入れをせっせとしておりました。元駐車場だったところに、父がバラ等などたくさん植えていたのですが、更地に戻して、うちの車を置かせてもらうことに。何せ、我が家から徒歩3分圏内なので^^;。駐車場代が浮くというのは、本当に助かります♪



それにしても、土を掘り返し、でっかい大谷石を地中に埋めて~、とか結構な重労働でした。でも、植えてあったものを庭の別のところに移したり、鉢植えに変えたり、雑草をきれいにしたり、茂りすぎていた木の枝を剪定したり、、、非常に庭がスッキリして、素敵になりました^^。



自宅のルーフバルコニーにも植物を置きたいのですが、なかなかそっちまで手が回りません^^;



2007年10月22日月曜日

週末いろいろ

土曜日、シュウゾーとお出かけ。日本橋三越で、日本美術今展を見てきました。



なかなか良かったですね~。美術を堪能したというより、「面白かった」です。



それと、近くにある地球儀専門店 という店に行ってきました♪今度地球儀を買う予定なのです^^。ずーっと昔、子供の頃から地球儀ってほしかったので、ウキウキです。記念品として買うものなので、選ぶのも慎重^^。まだどれを買うか決めていませんが、今から楽しみです♪



 



日曜日は、母・祖母と一緒に、祖父の墓前礼拝に行ってきました。年に2回、教会が開催する行事です。小平霊園内に教会の墓所があり、そこに教会員がみな眠っています。
(ちなみに、私自身はクリスチャンではありません)



私は初めて行きましたが、結構たくさんの人が来ていてびっくり。
シュウゾーも一緒に行ったのですが、二人して、お説教している牧師さんの後ろで、もう一人の牧師さんがおもむろに(厳粛な顔のまま)、すーっと携帯出して写真撮っているのに噴き出してみたり、なかなか楽しかったです(笑)そして・・・



シュ 「牧師と神父て何が違うの?」
ペ 「牧師はプロテスタント、神父はカトリック」
シュ 「ふーん。・・・神官は?」
ペ 「笑。どらくえ?」



ま、とにかく祖父にいろいろ報告できたのでよかったです^^。



その後、私の実家へ言って、皆で夕飯。鍋でした。ウマイ。やっぱり鍋は大人数に限る^^。大人数の鍋の後のおじやは最高♪



2007年10月20日土曜日

『スウェーデンに学ぶ「持続可能な社会」』

(小澤徳太郎 朝日新聞社)



環境破壊と少子高齢化が進む中、社会は持続が不可能になる。スウェーデンの「生態学的に持続可能な社会」あるいは「緑の福祉国家」を実現しようという取り組みを紹介し、その2つの柱である環境問題と年金制度等を含む福祉政策について、今日本が考えるべきことを提言している。



 



まず、第一に、無駄に長い。前半3分の2を割いて、「日本は経済成長を主眼に置いているが、それは環境負荷を増すこととイコールであり、それでは持続可能な開発は実現しない」しか言っていない。例示等はあるものの、これほどの分量を割く内容ではない。



でも、最後まで読んで良かったことは良かった。スウェーデンの取り組み姿勢は良く分かった。



しかし、肝心の、ではそれをいかに日本に適用するか、ということが「難しい」「日本人はダメだししかしない」と言うに留まっており、「オイオイ、愚痴で終わりかよ」という感触は拭えない。まぁ、本当に、愚痴りたいのかもしれないけど^^;。実際、著者が書いているようなことは、多くの識者・政治家は理解していると思うし、それでも動けないのが日本の問題なのであって、今更考え方そのものを議論する意味はあまり無いように思う。著者は、その部分は「経済学者や社会学者が考えて、政治家が実行すべきことで、俺は知らん」と言っているように見える^^;



ポイントとして面白いと思ったのは、スウェーデンは、現状と未来のあるべき姿を示して、「だから今これをやらなくてはならない」ということを提示したことで、国家・国民が「なるほど。ではやろう」と実際に行動できている。それに対して、日本は、同じことをしても、総論では皆賛成するが、各論では「でも・・・」「だけど・・・」と言い続けてやらない。これは、実際日本の政治を見ていても、確かにそうだな、と思う。全体最適という言葉が無力な国だと思う。



今、もう一冊、日本の財政改革に関する本を読んでいるので、それが読み終わってから、もう一度年金制度については考えをまとめてみたいと思う。



2007年10月18日木曜日

終わった!

昨日は、先日からやっていた報告書を、クライアントのとこでプレゼン。無事終わりました~♪これで心おきなく・・・。



開放感で、思わず友人に電話して夕飯を食べに行ってみたりして^^。ちぃちゃん、突然なのに付き合ってくれてありがとう♪



 



今日は、母と祖母と3人で、お出かけしました。東京国立近代美術館でやっている平山郁夫展へ。祖母宅がすぐなので、祖母を迎えに来る母の車にそのままぴょんと飛び乗るだけで、後はラクチン行程。満足~♪



2007年10月15日月曜日

ぱりっとしたシャツの効用

先日、前に勤めていた会社の同期とお食事をしました。その時、家事の分担が、、、という話になりました。彼女もフルタイムなので旦那様と半々でやっているそうですが、でも得手不得手ってあるよねと言う話になり、私が「うちは、アイロンがけはできないらしい。だから、結婚前は襟シャツほとんど持っていなかったのに、私がかけてくれると見るや、みるみるうちに襟シャツが増えよった」と言ったら、



「え!?ぺこちゃん、アイロンがけ自分でしてんの!?」



と驚かれた。



ん???そんなに驚くことか???と思いつつ、「うん、旦那はしないからね」と言ったら、そういう意味ではなかった。彼女の旦那さんのYシャツは、全てクリーニングらしい。お~、なるほどね~。言われてみれば、共働き夫婦でYシャツはクリーニング、という話はよく聞く。



そういえば、実家の父のもクリーニングだ。父のこだわりで綿100しか着ないので、家庭でパリっと仕上げるのが難しいから、と母が言っていた。単に面倒だからクリーニングに出している言い訳のような気もするが^^;。母、アイロンがけは大嫌い!と言っていたしな。



独身男性にもYシャツクリーニング派は多いみたいですね。



それで思い出したのだが、最近タクシーに乗るとよく見るのが、「ハウスキーピングサービス」のちらし。このチラシを見るたび、ちょっと使ってみたいな~、と思い、パラパラっとめくり、金額を見て「もったいない・・・」と思ってしまう私。でも、懲りずに、次に乗った時もまた見てしまうのでした^^。いつか、本当に忙しい時期に一度は試してみたいな。でも、そういう時って、精神的にもいっぱいいっぱいで、新しいサービスに手を出す余裕もないんだよね^^;



 



さて、シュウゾーのシャツの話に戻りますが、シュウゾーはスーツを着ない職業です。でも、毎日結構ちゃんとした格好で職場へ向かいます。ほとんど必ず襟シャツです。その上にニットのベストを着ていることもあれば、ジャケットを着ていくことも。講義を持っていない大学の研究者としては、かなりきちんとしている方ではないかと。



先日、何かの拍子に、シュウゾーが「研究室ではTシャツだから、、、、」と言いました。



ん???



ぺ: 「え?研究室ではTシャツなの?」



シュ: 「うん。実験とか研究室のことで汚れることもあるし、動きやすいから、大学着いたら着替えてる」



ぺ: 「???じゃぁ、最初からTシャツで行けばいいじゃん」



シュ: 「ん~・・・」



ぺ: 「え、なんで????」 (←行き帰りのためだけに私はアイロンかけてんのかよ、とちょっと思っている)



シュ: 「・・・・(考)・・・・ニートに間違われないように???」



なんじゃそりゃ(笑)。



確かに、シュウゾーは、昨年までの職場ではかなり出勤時間が不規則というか適当で、昼近く(あるいは過ぎ)に自宅(私の実家に同居)を出ることもあったので、ご近所さんには「○○さんとこのぺこちゃんの旦那さん、仕事してないのかしら(噂)」と言われていたんではないかという気もする(笑)。



そんなわけなのですが、今日もシュウゾーは元気に襟シャツで出かけましたトサ。



2007年10月10日水曜日

おばかになった私

突然ですが、自分でも情けないくらい、思考能力が低下しています。



今、ちょっと大きめなプロジェクトの報告書をまとめているのですが、、、全く論理的な思考ができず、大苦戦中。。。



休めってことかな・・・。



でも、とりあえず今日中に報告書を仕上げなくてはならないので、頑張る・・・。



現実逃避のツブヤキでした・・・。



2007年10月7日日曜日

『漢文力』

(加藤徹・中公文庫)



漢文を読むことで、先人の思索や知恵に触れ、そこから今の自分たちを振り返る。まさに温故知新の力のことを、著者は漢文力と呼んでいるのだと思います。



 



教養として読むのも楽しいし、単純に漢文の美しさに触れるのも乙。



単に漢文を羅列してその意味を紹介しているのではなく、古代中国以外の思想家の考えを紹介したり、現代の事象に照らした著者自身の考えなどがかなり交えられており、読み物として面白いです。



著者も、はじめに、の中で、『古来、筆写と朗誦にまさる読書法はありません。もし、ご自分の気に入った漢文を見つけたら、それを声に出して朗誦し、ノートに手書きしてみてください』と書いていますが、漢文というのは声に出して読んでみたい、書いてみたい、と思わせる魅力がありますね。



それはなぜなのか?と考えると、全てを語っていないからなのではないかな、と。非常に端的な言葉のみで語られているので、いわゆる行間を読むという作業が必要となります。何を言っているのか、どういうことなのか、そこから何を読み取り、何を考えるべきなのか。これに比べると、現代の日本文というのは懇切丁寧なんだな、と感じます。



朗誦・筆写しながら、もう少しゆっくり味わいたい本です。



2007年9月27日木曜日

『最高学府はバカだらけ』

(石渡嶺司 光文社新書)



著者は、本書のポイントを以下の3点を明らかにすることとしている。



①最新のバカ学生像とその発生理由
②大学業界のアホっぽいところとその裏事情
③バカ学生が変わる”化学反応”の瞬間



大学全入時代になり、生き残りに必死の大学。そして、それにのっかって「バカ学生」が増えていく。しかし、なぜかバカ学生は、卒業するまでにまともになっていくから不思議だ~、という内容。



**********************



時間つぶしに、読んだ本でした。



まぁ、学生がバカばっかし、というのは否定しない。ただ、それが「最近」なのかどうかは知らない。例えば、大学で出た課題に対して「調べてみたけどネットに乗ってませんでした」と答える学生。これをバカ学生の例としてあげているが、果たして、昔の学生はそんなに素晴らしかったのか?



書籍等で本当に調べていたのはごく一部の学生で、他の大勢の学生は、その真面目な学生から資料を聞いてパラっとめくって全文引用、もしくは、真面目な学生のレポートを丸写し。そんなもんじゃない?



「ネットに乗ってません」
「友達に聞いた本から丸々引用しました」



何か本質的に違うか?ネットという新しいツールが出てきたことによる新しい表面的な事象をあげつらうことにどれだけの意味があるのだろうか。



そもそも、この著者自身、大学時代に本当に自分は良書を読みあさって、図書館にいりびたって勉強していたのかね?その割には文章下手だし、論理が稚拙デスネ。



 



それにしても、本書を読んでいてもつくづく思うのは、なぜこんなにも皆大学に行く世の中になっているのか、ということだ。勉強したくて大学に行ってる学生、どれだけいるのか?



大学に行くと、就職に有利。多分、学生(およびその親)が大学に行きたがる理由はこれだけだと思うのだ。しかし、企業はどうやら大学の教育にあまり期待していない。



本書のポイントの③について、著者は、それでも化学反応が起こってバカ学生でなくなるから面白い、大学にも意義がある、というようなことを書いている。しかし、著者が書いている内容だけを見るならば、その「化学反応」をおこしたのは大学ではなく、就職活動における企業人との接触である、と結論づけるのが妥当のように思う。



結局、大学が存在し、ある程度以上の学力がある人は大学に行く、という常識があるから企業は大卒を取るのだろう。大学は、スクリーニング機能でしかないのではないか。



そうであるならば、もっと大学の定員は絞って良いと思う。企業の採用スクリーニングのために、若者の時間(と親の金、と税金)を4年も浪費する必要はない。本当に、大学における専門教育を必要とする人のみが大学に進める枠があれば良いのではないだろうか。



引越ました。

日曜日に、無事引越を終えました♪



ぺこは役に立たん、とシュウゾーに追い出され、私は新居の方で荷物が来るのを待つことに。代わり(?)に我が母が旧居のシュウゾーの元へ送り込まれ、搬出後の掃除等を手伝ってくれました。今回は午後便だったため、引越業者がなかなか来ず、それまでにかなりお掃除できちゃったそうで。



その間、私と父は新居、の近くの祖母宅で、自民党総裁選の中継を見ながら、にっぽんのせいじのしょうらいについて熱く激論を、、、、交わすことなく、ぐぅ~、とお昼寝^^;。



結局、荷物の搬入が終わったのは、20時半くらいだったでしょうか。こんなに遅い時間の引越は初めてでした。



そこから、母の怒濤の荷解き指示が開始!
うち、転勤族だったので、母は子供3人連れての引越回数10回以上を数える大ベテランなのです。母にとっては、「引越荷物はその日のうちに片づけるもの」らしく、何日もダンボール箱が残って積んである、なんていうのは論外だそうで^^;。あっという間に片づきました。おかげで、翌日には高校・大学の後輩とその旦那様が遊びに来ても全くOK!という状態に♪



ただ、今回はクローゼットと書棚に若干の調整・購入が必要な為、衣類と書籍類はダンボールのまま残ってしまってますが。今週末にはきれいになることでしょう^^。



しかし、そんな母も感心するほど、今回の荷造りは整然たるものでした。シュウゾー、エライ♪



 



さて、新居は、というと。超・快適!



バルコニーが広いので、どういじろうかと画策中^^。うちの父が、趣味のバラを育てる!と騒いでおります^^;。(既に、自宅と祖母宅はバラだらけ)
シュウゾーに、「でも、お父さんがしょっちゅうバラの手入れなんて来たら、アナタは気を遣うよね?」と聞いたら、「そんなことで気を遣うくらいなら、同居なんてしないって」と笑い飛ばされました。良い婿どんです。



あと、今回は分譲マンションの一室が貸しに出ていた物件だったので、周囲は持ち部屋なのです。引越のご挨拶に回っていて思ったのは、皆さん、賃貸とはご近所付き合いの心構えが違うということ。
同じ階のご家庭は皆さん、とっても感じが良かったので一安心^^。ついでに、生協の宅配に混ぜてもらうことに^^。宅配使うつもりで、調べなくちゃ~、と思っていたので、渡りに舟♪



さ、今度の家は、5~10年と、長く住みたいものです♪でも、新居に新たに買うものの算段をしていると、必ずシュウゾーが、「でも、次の引越の時に荷物になるし・・・」。



いや、だから、なんですぐまた引越すことが前提なのさ^^;。



本人曰く、「もう、癖というか、1年以上一所にいると『引っ越さなくては!』という強迫観念が!(笑)」 だそうです。



長く住もうね、今回は^^;



2007年9月21日金曜日

麦茶ってこんなに・・・

今、引越準備のため、冷蔵庫の中はかなり空っぽに近い。



普段は常に麦茶を作ってあるのだが、荷造りのどさくさで麦茶パックが行方不明になり、紙パックのできあい麦茶を買ってきた。それを飲んだところ・・・



「濃っ!!!」



と二人でびっくり。



それもそのはず、うちの麦茶は2リットル近く入る容器なのに、いつも1リットル用の麦茶パックを1つしか入れていない(笑)。



それに慣れているので、特段薄いとも思わないし、実は今回買ってきた麦茶は濃すぎて「いつもの方がいい~。水で薄める!?」とか言っている始末。貧乏くさいな、おい^^;。



しかし、考えてみたら、来客があったときにこの麦茶を出しているというのは、結構恥ずかしいことなのではないか??きっと、「薄いなぁ・・・」て皆さん思っていたことだろう。



でもいいの。水分とれれば味はどうでも(笑)。



2007年9月19日水曜日

書庫復活

やっとこさ、書庫復活。



2ヶ月ほど前に、プロバイダとの契約を切ったのですが、ホームページスペースも使えなくなることをすっかり失念しておったのです^^;
(ネット接続にはもう利用していなくて、10年来のメルアドを変えたくないがために月500円で契約を続けていたプロバイダだったのです。あまりにも迷惑メールだらけなので、メルアドを破棄し、契約も終了)



というわけで、新しい書庫URL:



http://www.ne.jp/asahi/a/m/pekoe/index.htm



と言っても、内容はあんまり更新されていない。ていうか、9月以降の読書記録、ブログですら書いてないしな^^;。「本棚」の看板下ろそうかしら・・・。



今度のプロバイダはASAHIネット。今の家でも、ネット接続はASAHIネットのADSLでした。次のマンションでは光が入っているので、ASAHIネットでKDDIの光にしました。今、テレビCMでも、仲居くんが「光って高いんですか?」「いいぇ、マンションタイプならADSLとほとんど変わらないんですヨ」というのをやっていますが、本当にほとんど変わらない!戸建てだともっと高いので、マンション住まいの醍醐味ですな。



しかも、KDDI、対応も早かった!申し込みの翌日には電話がかかってきて、その翌々日には開通しました。計3日!これで、PCつないだときにうまくいかない、とかなければいいんだけど^^;



2007年9月13日木曜日

辞めちゃいましたね

ちょっと久々な日記になってしまいました^^。



昨日は、突然の首相退陣。びっくりしましたね。
「なんじゃそりゃ」と国民の心がまさに一つになった瞬間ではなかろうか(笑)



次に続く麻生体制への捨て駒にされることへの最後の抵抗か、はたまた、単に「もぅ、いやっ」と発作的にやめてしまったのか・・・。首相になった当初は、まだ若いから、ここでたとえ失敗したとしても、血筋も良いので後年もう一度首相ということがあり得ると思っていたけれど、こんな辞め方しちゃったら無理でしょうね。



昨日ニュースで、米国のABCニュースの画面が表示されていたのですが、その見出しが『SAYONARA ABE』だったのには笑った。外国でまで笑いものにされておる・・・。いやいや、これは日本としてはゆゆしきことなので、笑っている場合ではないのだが^^;



2007年9月6日木曜日

美味しい一週間

ちょっと疲れ気味。夏の疲れがきたかな。。。



火曜日に、名古屋出張で、昼食にひつまぶしをごちそうになった。ウマイ。夏バテにも好さそう?^^。



そして、シュウゾーへのお土産に、山本屋の味噌煮込みうどんを買って帰った。この暑いのに?(笑)でも、ウマイ。でも、夏は「名古屋コーチンセット」がないらしく、ちょっと残念。



鶏と言えば、先日義父が、私の実家に鹿児島の地鶏の刺身を送ってくださり、私もご相伴に。ウマイ。何度食べてもウマイ!



ついでに、昨日、クライアントを訪問するために六本木のミッドタウン近辺に行ったのだが、帰りにミッドタウンにある浅野屋というパン屋さんに寄る。軽井沢で有名なパン屋さんだ。ウマイ。でも、やっぱり、高原リゾートで、朝早起きして焼きたてパンを購入して朝ごはんに食べる、という行為がおいしいのであって、普通のパンだよな、とちょっと思う(笑)



こうしてみると、この一週間くらい、おいしいものばかり食べているなぁ^^。



2007年9月3日月曜日

好きな喫茶店だったのに

金曜日に、また大阪へ出張。行きも帰りも、やけに新幹線が空いているなぁ、と思ったら、夏休みも終わりだからですね^^。



そのまま実家へ帰って、住居の保証人になってもらうべく実印を借り、土曜日にシュウゾーと不動産やさんへ手続きに。ふぅ。後は引っ越すのみ!



改めて、新居の部屋を見せてもらったが、本当に良い物件に巡り会えたものです^^。



その後、シュウゾーは前いた研究室の研究室旅行に遊びに行くと言って、湯河原へ。いいなぁ~、私も温泉入りたい~。



私は久々に池袋でお買い物。長年池袋経由な生活をしていただけあって、やっぱり池袋が一番慣れていて買い物しやすい^^。



しかし、ショックなことが。西口に「カフェ・デュ・モンド」という喫茶店があります。兄が学生時代にバイトしていた縁で行くようになり、ベニエというドーナツのようなお菓子とコーヒーが美味しいので、かなり長年の愛用者なのですが、だんだんと、お店の感じがファーストフードっぽくなっていってしまうのを残念に思っていました。昔の、すごく厚手のコーヒーマグカップが好きだったのに、いつ頃からか、薄手の普通のマグカップに変わってしまったし。



そして、今回行ってみたら、なんと!!!



カップが、ペーパーカップになりやがった!!! (スタバとかみたいないやつ)



もぅ、すごいがっくり。



そして、思ったのは、ペーパーカップだと、コーヒーが激しくマズく感じる><



 



でも、ベニエはやっぱり好きなので、また行くと思うけど^^;。残念だぁ・・・。



2007年8月30日木曜日

リャドという画家

トレンツ・リャド



同僚が、スクリーンセーバーにしていたのを見て、やけに惹かれた。ネットで見てみて、更に。実物を見てみたいなぁ~。



http://www2.plala.or.jp/Donna/llado.htm





特にこれ↓が気になる。こんなの家に飾れたらいいなぁ~。まぁ、ポスター画で我慢だな(笑)。



http://www.ddart.co.jp/alfabiao2.html



http://www.shibayama-co-ltd.co.jp/llado/three-garden.jpg



http://www.shibayama-co-ltd.co.jp/llado/llado_arfabia.jpg



でも、一番上のページの、カルメンの肖像もいいですよね~。家に飾りたくはないけど^^;



2007年8月23日木曜日

またしても・・・

諸事情により、またしてもお引越しです・・・(苦)。



予定は9月の後半。っていうか、引越ししすぎでしょう、うち・・・。結婚して5年間で5回目、かな?敷・礼と引越し代がかかってしようがない!
いい加減、ここで落ち着く予定です。私の希望としては、10年くらい居座りたい^^;。



一昨日の火曜日、土日出勤の代休を頂いて、物件を見てきました。シュウゾーが土曜日にフラリと出かけて、見つけてきたとこ。本当は引越しは来年にしようと思っていたのですが、あまりに条件が良かったため、シュウゾーが「9月に引っ越す気ある!?」と。



で、急遽私も見に行ったわけで。即決。



間取りも理想的、設備は文句なし、そして、広い。更に、お値段手ごろ。



ついでに、たまたま、私の祖母宅から数百メートル^^;。おばあちゃん、なんだかすごく喜んでいました^^。とても元気ですけどもう90歳なので、母が週に1,2回顔を出しているのですが(実家からは車で30分くらい)、「ぺこたちが近くにいてくれるとなんとなく安心だし、楽しいわ~♪」と喜んでいます。まさに一石二鳥^^。



というわけで、急いで引越し準備しなくちゃなりません。大変だぁ~。暑いのに^^;。



西は暑かった

今日はまた西へ出張。名古屋&大阪。



暑い><



今回は、実りの少ない出張だったので、余計疲れました・・・。



夏休み期間中なのに、新幹線はビジネスマンばっかりですね~。





2007年8月21日火曜日

イメージの演出と色

今日は年休です♪週末が、会社の開催するセミナーで、休みなしだったので、今日は骨休め。



セミナーの内容は、資本市場がどーのという非常にお堅い内容なのですが、お一人だけ毛色の違った講師がいらっしゃいました。イメージコンサルタント。たとえば企業のマネジメントをどう「見せる」か、といったアドバイスをされる方です。中身ももちろんだけれど、企業の顔としてのマネジメントのイメージ戦略も重要ですし、昔に比べればそういうことに気をつける会社が増えていますよね。



講義のあとに、個人的に色のアドバイスをしていただきました♪とても興味深かったです。ファッションスタイリストのような「似合う色」のアドバイスではなくて、私の職業や年齢と普段相手にするクライアントの年齢層とかを考慮したうえで、「こういうイメージをもう少し出したほうが良い」という方向性に基づいて、そのための色のアドバイスをしてくださいました。



その方にも言われましたが、私は第一印象が「おとなしそう」「お嬢さんタイプ」とみられることが多く(私の性格知っている人は笑っちゃいますよね^^;)、その点と、実年齢よりも上に見えるように注意して仕事服は選んでいます。



しかし、色は、自分の顔移りが良いことを基準に選んでいたので盲点でした。その方にも、「今お勧めしている色は、ぺこさんの顔色は悪く見えるので、ファッションスタイリストだったら絶対NGという」と言われました。実際、いつも私が眼の下のクマが目立つから、と避けている色合いばかり。



でも、そこを少し犠牲にして、イメージの方を優先させてみるっていうのも試してみるとおもしろいかもな~と。



2007年8月16日木曜日

暑さに負けた

毎日暑いですね・・・。



夜、家に帰って、熱気の篭った室内に入るときの、覚悟のいることといったら^^;。日中のピーク時は一体あの部屋は何度になっているんだろう。



さて、そんな部屋においていたからなのか、PCが壊れました。。。どうにかすると直るのかもしれませんが、もうめんどくさいから買っちゃおうかな、とか横着なことを考えている自分がいます^^;。でも、冷静に考えると、かなりの出費なのよね・・・。あぁ、ブルー。



2007年8月10日金曜日

やっと香炉使えた

昨日は久しぶり(でもないか?)に関西に出張でした。
大阪・京都で3件。暑かった~( ̄~ ̄)



私がしゃべるミーティングばっかりだったので、えらく疲れた。
一件は調査報告会だったのですが、非常に熱心というか、社員が暇というか(笑)、すごい人数が出席していて、プレゼンの後も質問攻めに遭い、ぐてぐてになりました・・・。でも、マネジメントへのプレゼンを依頼され、今度役員会での報告時間をいただくことになりました♪醍醐味です^^。



一緒に行った社長は、「今日はヘビーだったわね~、私聞いているだけだったのに、すごい疲れた。お疲れ様!」とのことで、ご褒美(?)に今日は自宅勤務にしてもらえました(*^o^*)。



昨日帰り際に、京都駅のみやげ物やで桔梗の御香を買ったので、それ焚きながら優雅に仕事してます。(本当にしてんのか?(笑))。前に備前焼の香炉を買ったまま、一度も使っていなかったので、やっと使えてちょっと満足。と言っても、買ってきたのはスティックタイプの香なので、単に「香炉の中に入れた」だけなんですが^^;。
本当は、ちゃんと熱灰を使って練香や香木を焚いてみたい!と常々思っているのですが、なかなか暇というか心のゆとりがね^^;



2007年8月8日水曜日

うーん・・・

昨日、朝の通勤電車で、優先席の前に立っていました。
次の駅で、同年代の女性が一人乗ってきて、座っていたやはり同世代の女性に「すみません、かわってもらえますか」と声をかけ、手に持っていた鞄を見せています。鞄にはマタニティ・マーク。座っていた女性は「あ、どうぞ」と席を譲りました。外見からすると、多分6、7ヶ月といったところでしょうか。



ほぉ~、自ら言う人もいるんだぁ。しかし、座っている女性が妊婦でもなければ、他の障害等もないとどうやって判断してるんだろ?とちょっと疑問に思いました。マタニティマークって、「あなたに余裕があるなら、譲ってください」っていうマークじゃないのかなぁ・・・。でも、妊婦と気付いていながら譲らない元気な人もいっぱいいるし、逆に優先席に座っていながら妊婦や高齢者が乗ってきたら譲らなくては、と意識して目を配っている人が少ないのも事実なので、ある意味啓蒙になっていいのかな?とも思っていました。それに、今日は調子が悪かったのかもしれないし、と。



さて、今朝、一本遅い電車に乗ったところ、少々混んでいました。すると、次の駅でぐいぐいと押し退けて入ってくる女性がいます。あら、昨日の妊婦さん。席の前の人たちも押し退け、座っている人に鞄を見せながら「すみません、妊婦なのでかわってください」と。座っていた女性は、「あの、私も妊婦なので・・・」と答えました。両隣も、妊婦さんと年配の女性。「やっぱり、手当たり次第に声かけてるのかぁ~」と思っていたら、またしても彼女が回りを押し退けて、今度は反対側の席へ(ちなみに、その間周囲の人にたいして「すみません」の言葉は一切ない)。「すみません、妊婦なのでかわってください」。おぉ~、めげないなぁ~^^;。さて、この反対側の席、3人のうち両端は妊婦さん。そして、結局真ん中に座っていた女性が譲りました。



ちょっといくらなんでも・・・。その譲った女性も高齢と言うと失礼かな?程度の年配者なんですよ。そして、その妊婦さんが散々押し退けていた立っている女性もかなり妊婦さんが多いのです。(朝の女性専用車両の優先席付近は妊婦のたまり場状態です)



ていうか、一分一秒も立ってられないほど辛いようには見えないんですが・・・?妊娠は、年配者に席を譲らせるほどのことなのか??確かに子は宝、親にとっても社会にとっても。妊娠の経過も人それぞれなのでなんとも言えないけれど・・・なんかちょっとスッキリしない^^;



お風呂場にこれ欲しい・・・。

ノーリツの浴室用Juke Tower



http://stylestore.allabout.co.jp/mojo?language=ja&vgform=ProductGroupAA&sku=atelier20070802&template=default/atelier/2007/08/atelier20070802.html&from=AAPWUP



超風呂好きとしては、かなり欲しい。



意外と、コンパクトな浴室の音楽再生機って少ないんですよね。ラジオはありますが、私はあんまりラジオって聞かないので。CD再生機も、防水のためにかさばるものが多いし。そんなわけで、気に入ったものがなくて、ずーっとお風呂用のオーディオが欲しいと思いつつ、買えなかったのですよ。(前の家では、脱衣所にCDラジカセを持ち込んで音楽かける、とか無理やりしてました^^;)



これはコンパクトだし、デザインもシンプルで素敵♪



え、もう!?

今日たまたま、日経のサイトを見ていて気付いたお知らせ。



 ~ 「日経EW」は8月号をもって休刊いたします。 ~



え!もう!?創刊して、まだ数ヶ月では・・・。



でも、なんとなく分かるような気もする。ターゲット年齢層が私よりもだいぶ上だから、ということもあるけれど、買って読もうという気にならなかったもんな。そもそも、女性エグゼクティブというニッチ市場狙いであるにも拘らず、あまり特色がなかったのも敗因でしょう。



2007年8月7日火曜日

江戸川花火

土曜日、高校の先輩宅へお招きにあずかりました♪



江戸川の花火大会の日だったのですが、お宅から見えるということで。息子さん二人はかわいいし、奥様は素敵だし、ご飯はおいしいし、花火はきれいだし、で大満足な一日でした♪しょうごさん、ありがとうございました♪♪



江戸川は、シュウゾーの地元なので、花火は毎年恒例。でも、いつもはシュウゾー実家からすぐの江戸川土手で、ちょっと遠方から二人で眺めているので、今回みたいに賑やかに見るのは初めて。楽しいですね^^。



そして、駅の混雑のすごいこと。花火大会で毎回思うけど、浴衣を着ている女の子、本当に尊敬します。しょうごさんは、「カップルと既婚者の違いだよね~」とおっしゃてましたが、すみません、ワタクシ独身時代もそんな根性ありませんでした(笑)。ってか、そもそも花火って江戸川と勝浦の花火しか見たことがないかも・・・。



次男だね、、

先々週末、4月から米国に行っていた次兄が帰国して、またすぐドイツに長期赴任してしまうので、とりあえず会っとこうか、と。金曜夜に会社から直接実家へ。ちょうど父の誕生日だったので、ケーキを買って帰りました。5種類あって夕食後に出したら、兄、何も言わず一番に取りやがった。



「ていうか、お父さんの誕生日ケーキなんですけど!!」



父は「いやいや、いいよいいよ^^」とにこにこしておった。ほんっと、次男坊だよねアンタ、という典型。5人いて5つしかなくても、しれっと2個食べてしまうような兄です^^;。しかし、そんなワガママ・内弁慶な兄も、義姉に対してはとっても優しいので、ちょっと微笑ましい^^。



翌土曜日は、シュウゾーも合流して、6人で銀座でお食事。スペイン料理、美味しかった♪



2007年8月3日金曜日

3つ一緒かと思ったのに

「スクウェア・エニックスは「ドラゴンクエスト」シリーズより、「ドラゴンクエストIV 導かれし者たち」、「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」、「ドラゴンクエストVI 幻の大地」の3タイトルを、ニンテンドーDS用ソフトとして発売することを発表した。 」



http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=265380&media_id=35



欲しい~、と思ったんだけど、よくよく見たら、なぁんだ、3部作が一つのソフトとして発売されるわけじゃないのね~。(え?いくらなんでも容量的に無理?)
昔、ドラクエだったかFFだったか忘れたけど、1~3がパッケージでリニューアル発売されたじゃないですか。あのイメージだったのですよ。



3つ一緒なら買うけど、別々だとなぜか買う気が減退^^;



2007年7月23日月曜日

またしても年金だけど

昨日、日経新聞で、年金と選挙についての記事があった。年金財源について、保険料増よりも消費税増の方が反発が激しい、という話だ。
その中で、某大学の準教授さんが、その理由について、保険料は将来自分にかえってくるものだという意識があるから、だと。全く的外れだと思うのだが。。。



こんなの、団塊世代以上は消費税増税は全員反対するけど、保険料増は誰も反対しないから。これに尽きるでしょう!?
こないだの日記でも書いたけど、高齢層は、「給付を下げるな!でも私たちに負担になる消費税は上げるな!若い世代の保険料はあげていいよ、私たちには関係ないから」と言っている。



なぜ、これが表立って指摘されないのか?確かに年金が減らされれば生活が苦しい人がいることは分かる。要介護者を抱えて、医療費や今後の生活が不安な人がたくさんいるのも分かる。けれど、そこだけにスポットをあててどうすんの?格差社会だ、ワーキングプアだ、とやたらと話題にするくせに、年金の話になると途端に若い世代の苦しい層が隅に追いやられて、辛そうなかわいそうな老人の映像ばかりが垂れ流されるのはなぜだ。



極めて不満だ。



保険料をあげるくらいなら、消費税にしてくれ。できれば、食品などは5%据え置きでぜいたく品は15%、というイギリスなんかと同じような形態にして欲しい。そうすれば、本当に生活が苦しい高齢世帯の負担は軽くて済むでしょ。贅沢品を買える人は、若い人も高齢世代も、ガンガン負担すればいい。



でも、日本の主要産業はほとんどがぜいたく品だから(自動車、家電、建築、、、)、まず無理でしょうね・・・。くぅ。



クッキーの焼き方と思いこみ

今日は、久々にクッキーを焼きました♪



いつも私が作るのは市松模様のアイスボックスクッキー。型抜きなどの特別な道具がいらないから^^。でも、今うちには電動のハンドミキサーがないので、バターをすり混ぜるのが大変(泡立て器でやると、本当に重労働!)。自分が食べたいだけだと作る動機として不十分で、シュウゾーが好きなので、リクエストされると作る、と^^。



で、今日も作ろうという段になって、こんなのを見つけました。ためしてがってん。クッキーの美味しい作り方。
http://www3.nhk.or.jp/gatten/archive/2005q2/20050622.html



私の中では、バターをあんまり溶かさない方が良いという勝手な思いこみがあったのですが、この作り方だと逆に液体になる前のぎりぎりのマヨネーズ状までしてしまうのが良い、ということ。電子レンジで10秒ずつ様子を見ながら溶かしていくので、手間もかからないし、バターをクリーム状にする重労働がいらない!!



スコーンとかパイ生地を作るときって、バターを溶かさないようにすることがすごく大事なので、なんとなくクッキーも同じなのかなぁ、ってずっと思っていて。思いこみって怖いですね^^。今までの重労働はなんだったんだ。



というわけで、作ってみました。今、冷凍庫で寝かせ中。やっぱり、労力としては格段に小さかったです。後は、オーブンで焼くだけ♪楽しみ^^。さて、本当に美味しくできますやら・・・。



2007年7月19日木曜日

捏造の捏造?

定時退社の日々ばんざい^^。
今週は友人と会ったり、楽しい♪自分が結婚して5年目ともなると、友人の恋愛話が妙に新鮮に聞こえます(笑)。



突然ですが、中国のダンボール入りにくまんの話。テレビ局の捏造だった、ということらしいですが、本当かなぁ・・・と。火消しのために捏造だったことにして当事者は逮捕してしまえ!くらいやりそうだ^^;。



2007年7月17日火曜日

『プロパガンダ教本』

(エドワード・バーネイズ著、中田安彦訳)



なんか、お勉強本月間とか言いながら、興味の赴くままに全然勉強にならないような本ばかり読んでいるような気がする^^;。まぁ、見識を広めるということで(笑)。そもそも、amazonの中古本で頼んだインフレ目標の本がなかなか届かないのがいかんのだ。大抵は一両日中くらいに発送してくれるのに、今回の出品者は1週間経っても音沙汰無し。



さて、これはすごく昔の本です。1920年代に、米国で「広報・宣伝(PR)の父」といわれるエドワード・バーネイズ氏が記した、「プロパガンダとは何ぞや」という本です。当時、ナチスドイツやソ連によって大々的に活用されたことから、プロパガンダという言葉には非常にマイナスのイメージがつきまとっていたため、民主主義社会を構成する上でプロパガンダとは必要不可欠なものであり、間違った思想を先導するためのものではない、ということを主張しています。書中には「プロパガンダをプロパガンダする」と表現されています。その上で、プロパガンダがどのように機能するかを論じており、20年代に書かれた本ではありますが、大衆の心理とか行動原理なんてそうそう変わるものでもないので、内容的には頷けます。



しかし、この本の読みどころは、私は別のところに感じました。本書は、最初と最後の章に、非常に短いのですが訳者の解説が入っているのです。
最初の章を読むと、バーネイズ氏は一部のエリートがプロパガンダで大衆を好きなように誘導することが可能とするエリート意識の塊、という簡単な紹介のされ方をしています。
その後、訳部分を読んでいくと、「どこら辺が???」と感じるわけです。非常にまっとうなプロパガンダ論を展開しており、プロパガンダで伝えられる商品や思想に関する情報は、誤ったものであってはならない、広報マンはその倫理を持たねばならないし、誤った情報は大衆には受け入れられないからそうした大衆の欲求を読み取った上で戦略を練り、広報活動をするのが広報マンの役割である、というような論調なわけです。全体を通して、それほどおおっぴらに主張されているわけではありませんが、「大衆はそれほど馬鹿ではない」というニュアンスが伺われます。
なんだかなと思いながら訳部分を読み終えると、最後の訳者解説には、もう少し詳細にバーネイズ氏の人物像が紹介されます。バーネイズ氏は、戦争宣伝において大きな役割を果たし、反共思想を広める急先鋒であったことや、害毒を隠してタバコを女性に広めるプロパガンダにおいても影の立役者だった、というような。バーネイズ氏は、そうした自らが行なったプロパガンダのうち、マイナスイメージを持たれるようなものは一切触れずに、ある意味大衆を持ち上げる形でプロパガンダの有効性を説いているわけです。この大衆の持ち上げ方が、言い過ぎるとわざとらしいので、上手い具合だな、と。



訳部分を読んでいるときは、副題にある「こんなにチョロい大衆の騙し方」という文句に違和感を持っていたのですが、訳者解説を読んで納得。なるほど、今まさに私はバーネイズ氏のプロパガンダのプロパガンダに騙されかけたわけだな、と。まぁ、この副題は単に本の宣伝文句として付けられているだけのようにも思うけど^^;。



「本書を読み終えたあと、皆さんはきっと、「ああ、またダマされた!」とはもう言わなくなるだろう。 」と帯だか序章だかに書いてあったけど、とてもそうは思えません。まずもって、この本を読んでも騙されなくなるようなことは何も書かれていません。プロパガンダとは極めて巧妙な手法であり、外堀を固めて大衆を自然とその気にさせるもので、その手法を理解していても乗せられずにいることはそう簡単なことではないでしょう。もちろん、あるある大辞典がどう考えてもまともでないことくらいは分かりますが。そもそも、あの問題で膨大な人間がその気になって納豆に飛びつく、という方が正直言って私には信じ難い^^;。訳者は、ああした番組の裏で食品業界がグルになっているなど誰も夢にも思わない、的なことを書いているけど、本当に???。でも、それが現実だから、大衆は私たちが自覚している以上にチョロいんでしょうか・・・。



具体的な商品などを売るためのメカニズムは、売りこむ対象が明確であるだけに分かりやすいし、たとえ乗せられて買ったからと言ってそう害毒があるわけでもない。流行ものを買っていい気分になれるならそれもアリかも、とも思います^^。



しかし、思想のプロパガンダはどうでしょう。商品と違って、思想には明確な「代替品」もありません。代替の選択肢に関する情報を遮断された場合、人間は結構簡単に騙されるのではないでしょうか。そして、国家や大企業などはそうした情報の遮断を結構簡単に行なえるというところが怖いところですね。



日本のマスコミは政府の意に反することを書くと記者クラブからあっという間に締め出され、情報が取れなくなるので、クリティカルに反政府的なことは書かない、とはよく言われることです。多分事実でしょう。今、マスコミで流されている国家批判も全て、国の側が「この部分は批判していいよ~」と提示しているもののように感じます。



さてさて、操作される側の大衆としてはなんとも無力ですねぇ。。。困った。



2007年7月13日金曜日

演奏者のイメージ

最近は一気に仕事が暇になりました。忙しかった反動で、魂が抜けたかのように、あまりのやる気のない仕事ぶり(笑)。我ながら給料泥棒か!?と思う。通年で均せば給料以上の仕事をしている自信はあるので、別に罪悪感ないけど、と自分に言い訳^^;おほほ。



んで、昨日は午後仕事を抜け出して、母のピアノを聴きに行きました。母は、ピアノ課の大学院を出た後、同窓生と研究会を立ち上げて、以来30年以上活動を続けています。で、年に一回、研究会メンバーのコンサートがあるんです。演奏家として活動しているわけではない方々なので、ほんの内輪の成果報告会のようなものなのですが、大学くらいまでは私もたまに聴きに行っていました。就職してからはさすがに平日に仕事を休んでいくほどのもんでもないので行っていなかったのですが、今回は上記の通り、魂抜けてる期間なので、ちょっくら^^。場所が日比谷で割りと会社から行きやすかったし。



皆さん、なかなかの力作揃いでした。



母は曲目はAlbenizの「Espana」でした。その名のまんま、Albenizはスペインの作曲家で、スペイン音楽の作曲を多く手がけています。



母は、「昔、スペインを車でくまなく旅行したときを思い出す」(その頃私は4歳くらい)と言っていたのですが、、、なんというか、「家族旅行」な仕上がりになってました^^;。もうちょっとスパイシー(?)な演奏の方が良かったかなぁ、と。演奏者の実体験やイメージと演奏の仕上がりの関係性がよく分かる演奏でございました(笑)。



・・・って、演奏の後母に言ったら、「あ、やっぱり?自分でもちょっと独りよがりかなとは思ってたんだけど^^;」と笑ってました。



2007年7月11日水曜日

『とてつもない日本』

(麻生太郎)



外相が書いたというよりは、次期首相?が書く、てことで売れているんでしょうね。



読み物としては、面白い面もある(内容薄いけど)けど、政治家の書いたものとしては、はっきり言って零点だな。。。^^;



要するに、「皆、日本はダメだ、ダメだ、ってネガティブなことばっかり言うけど、そんなことはない!日本は素晴らしい国だし、将来だって暗くない!」ということをひたすら言っている。これ自体は、私も賛成。私は日本は、素晴らしく安全で、豊かで、自由で平等な、住みやすい国だと思っている(相対的にね)。ただ、具体例としてあげている内容については、政治家の意見としては全く評価できない。



例えば高齢化問題について。高齢化と言うと、皆老人ばかりの暗い世の中を想像するようだが、今の60代以上は元気で活力も経済力もあり、明るい将来を描ける、というような趣旨だ。けれど、高齢化を控えて暗い気分になっているのは、60代ではなく若い世代だ。そして、若い世代は、高齢者が楽しい老後を過ごせるかを心配しているわけではない。問題は、「自分達にどれだけの負荷がかかるか」、これに尽きる。



もちろん、これからの高齢者は元気だから、死ぬまで働いてもらって(その際はもちろん年功序列はとっぱらって、若い世代と同列の評価で。でないと若い世代の収入を圧迫する構図が続くだけだ)、自分の老後資金と医療費は稼いでもらって、若い世代には負担がいかないような日本を作る!と政治家として施策を示すなら、大いに賛同、大喝采である。



私は、正直言って、今の老齢世代の年金が削られることに対して、一切同情していない。がんがん削って、生活が立ち行かない人だけ生活保護で救済すればいいと思っている。なぜなら、高齢化が進んで年金財政が大変なことになることは、もう何十年も前から分かっていたにも関わらず、賦課方式に甘え、納付を増やすことでの積み立て方式への比重変更という自己負担を一切しなかった世代だからだ。したがって、彼らが「今まで年金を真面目に払ってきたのに、今になって給付を減らすなんて!」と言うのは全くのオカド違いである。「真面目に払う」ことと、「十分な金額を払う」ことは違う。



ま、そんなわけで、麻生さんの意見は「近所のおっさんのおしゃべり」。元気な老後を過ごそうじゃないか!というなら、どうぞご自由に。それは政治の問題ではない。



後ろの方で靖国問題について触れているが、議論が「いかに靖国の財政基盤を安定させ、存続させるか」ということにすり替わっており、中韓への対応をどうすべきかに一切触れられていない。一言、外国にうんぬんされるべきことではない、と言っているだけで、じゃぁ具体的な外交姿勢として、外国の意見は無視し通すべきなのか、それとも一定の配慮をすべきなのか、すら明確でない。麻生さんの言う靖国の特殊法人化では、外交問題に発展してしまっている靖国はなんら解決しない。これまた議論のすり替えである。これなら、本書の中でこの問題に触れないほうがまだマシだろう。



外交問題について、日本がどれだけアジアを中心とした諸外国の発展に寄与してきたか、もっと日本人は知るべきだし、自信を持ってよい、というのは確かにそうだと思う。





2007年7月10日火曜日

お馬さんに感謝?

先日の研究室旅行で、シュウゾーがお土産を買ってきてくれた。



一つは、最中。美味。



もう一つが、「馬油シャンプー」と「馬油コンディショナー」。



泊まったところの風呂に備え付けてあり、気に入っちゃったらしい。



え~??馬の油??どこの油よ!?と思いながら、使ってみた。



すごい!!!今まで使ったことのあるシャンプーの中で、一番いい!



最近のシャンプーは、「しっとり感」を重視している商品はわざとらしい膜感が残るような洗いあがりだし、逆に「さっぱり」系だと必要な油分まで取ってる感じがする。でも馬の油ちゃんは、すっきり洗った!という感じなのに、ツヤツヤ・さらさら・しっとり。これは良い!!



しかし、それなりのお値段らしい。一本2000円以上するらしい。セグレタ以上だな。。。



というわけで、週に2、3回だけ使って、あとはいつもの安物シャンプー (ケチくさい^^;)。



コスメ.comで見てみたら、やっぱりかなり評価は高い。しかも、皆さん、ことごとく「旅行先の風呂にあった」。笑える^^;。



『バーナンキのFRB』

(加藤出、山広恒夫)



2006年2月に、20年近くFRB議長を務めたアラン・グリーンスパン氏の後任として、第14代FRB議長に就任したベン・バーナンキ氏。バーナンキ氏を取り巻く状況と、今後の氏の金融政策の方向性を探る書、、、なんですが、まぁ、スタートポイントと言う感じですね。



バーナンキ議長の金融政策を云々するには、就任してから日が浅い。でも、これまでの理事時代のバーナンキ氏の発言などを引用しながら、同氏がどのような主義・主張の持ち主かを整理しています。



主眼は、どちらかというとFRBの成り立ちや歴史、グリーンスパン議長時代の金融政策。そして、そこを土台としたときに、バーナンキ氏にはどのような課題が待ち受けているのか、という解説になっています。



 



グリーンスパン時代に構築された、「アナウンスメント効果」による金融政策が、具体的で非常に面白い。まさしくドラマのような展開で、そんなことで経済動いちゃうのかい??と思うくらい^^;。逆を返せば、FRBの発表や議長の一言がいかに影響力があるか、ということですね。



以前、米国の証券専門週刊誌の翻訳・出版の仕事をしていたときが、まさしくFRBが次々と利上げをしていっていた局面でした。今思うと、ぼけっと訳していたなぁ^^;。きちんとFRBの金融政策を勉強していれば、あんなにもエキサイティングな翻訳素材はなかったはずなのに。後悔しきり。



日銀の金融政策決定の構造との比較も適度にあり、参考になります。ただ、私自身が金融政策にあまり詳しくないので、理解しきれず、頭の中で議論を進められない^^;。ぬぬぬ、ふがいない自分にちょっと脱力。もう少しお勉強しますだ。



次は、バーナンキ議長の最たる持論といわれる、インフレ・ターゲティングについて少し勉強してみたいですね。現状のような、FRBから「望ましいインフレ率」についての示唆があることと、インフレ目標を提示することの違いがイマイチ良くわからない・・・。



2007年7月8日日曜日

有意義なる有給

金曜日、予定通りお休みを取りました♪



朝、シュウゾーが出かける時間に起きたので、かなり時間たっぷり!やっぱりお休みの日も早起きに限りますね。わかっていても難しいんだな、これが。



で、やったこと: 洗う、洗う、洗う^^。



布団を干し、リネンからバス・トイレ・キッチンのマットからタオルから何から、家中のものを洗った感じ。いや、別に普段洗濯してないわけじゃないですよ(T▽T)。



で、家中掃除機をかけたり、雑巾がけしたり、なんかちょっとした大掃除気分。あぁ~、すっきり♪♪



私はもともと、家が散らかっているのは嫌いです。でも、片付けも嫌いです(笑)。
そして、シュウゾーが唯一やってくれない家事、それも「片付け」です。「掃除」はするんですよ、風呂とかトイレとかも含めて。でも、日常の「片付け」だけはしない。本人曰く、「違うよ、やろうかな~と思う前に、ぺこが耐え切れなくなってやっちゃうからだよ」。
がるるるる。



お掃除を終えて、午後は近くのTSUTAYAへ。ここ、前から行こうと思っていたのですが、1階の本屋にスタバが併設されていて、そこに本が持ち込めるんです。



で、スタバでコーヒー飲みつつ、持って行ったノートPCで仕事。(結局仕事かよ^^;)
なかなか良い感じで、こりゃ、またゆっくり本屋利用目的で来よう♪と思いました。



お隣に座った2歳くらいの男の子、PCが気になるのか、ずーっとこっちを凝視している。私がそっちを向くと、急いで目をそらす。私がPCに戻ると、またじーっと見ている。向くと、そらす。あんまり面白かったんで、何回かやっていたら、その子、手元のジュースを零してしまいました。・・・ゴメン~(m~-~)m。



2007年7月2日月曜日

週末

金曜から、シュウゾーは研究室旅行へ。朝5時半に出て行った。なんてストイックな研究室旅行なんだ^^;。



金曜の仕事帰りに、大学の友人とお食事。二人で会うのは卒業以来で、いつのまにやら二人とも結婚して、時間たったんだなぁ~と^^。彼女は、8月から会社派遣で米国のロースクールに留学予定。マンハッタンですってよ、うらやましい^^。



そのまま実家へ帰って、土曜は歯医者。家でダラダラさせてもらい、日曜は午後からバイオリンのコンサートへ、義両親・シュウゾーと@浜離宮ホール。私はここのホールはこじんまりとしていて割りと好き。



コンサートの後、義母とシュウゾーと3人で、資生堂パーラーでお茶。シアワセ♪義母は、相変わらずのマシンガントークであった(笑)。



その後、シュウゾーと銀座をぶらぶらしながら、三省堂書店に寄り道。夕飯も外で済ませて、帰宅。



なんか、結構疲れたなぁ。



今週は、どこかで一日有給休暇を取ろうかと。総会も終わって一気に暇になったので。



有給、貯まっているんですよね。今年度(うちの会社は11月決算)になってから、まだ2日しか使っていないので、このまま今年度が終わってしまうと、昨年から繰り越している分は無効になってしまう。



夏休みは取れるのだが、シュウゾーが休めなさそう。家で本とか読んでいるだけなら、普通の土日で十分?とか思ってしまう自分がいる^^;。私は基本的に旅行に興味がないし、あんまり連続した休みって必要ないんですよね。。。ま、もったいないので、とにかく昨年分だけでも消化するよう、ちょこちょこお休みしようかと。



2007年6月29日金曜日

株主総会終了

昨日は株主総会集中日でしたね。



軒並み、株主提案は否決されてしまいましたね~。つまらん(笑)。



マスメディアが、スティールやダルトンなんかと、ブランデスを同じと認識しているのがちょっと・・・。(ブランデスはいわゆるアクティビストでは断じてないし、今回の小野薬品に対する増配要求も妥当といえるだろう。)
ついでに、スティールが出していた増配要求だって、完全拒否されるような内容でないものも。よっぽどファンドアレルギーが強いのね。リヒテンシュタインの先日の来日会見は確かに、ちゃんと日本向けにメディア戦略を練ったのか??と思うような内容だったけれど、ここまで完敗するような要求ばかりではなかったのではないか。もちろん、彼らの味方をする気なぞないが、それでも、彼らに目をつけられた企業が全面的に株主の支持を得るほど素晴らしいかといえばそんなこともないと思う。



ブルドッグの買収防衛策発動も、法的にもGOが出ましたね。
ブルドッグがファンドに勝利!っていう論調が多いけど、違うと思う。スティールは、相当な%の株式を保有しています。このまま市場で売ろうと思えば、その保有数の多さゆえに株価下落は免れない。しかし防衛策を発動されれば、スティールはブルドッグから保有株数に見合う現金を手に入れることになる。スティールは株価下落なしに大量の株式を現金化できるということだ。また、手元に残った元の株式が希釈化されて全体に占める割合が少なくなるので、その後の処分はしやすくなる。キャッシュが支払われたからと言って、全体の株価がその分が丸ごと下落するとは思えないし、他の株主に対しては現金が支払われないので、スティールの手元に残る株式の価値は、元の半分よりも大きくなるだろう。願ったりかなったりではないか。



ブルドッグにしてみれば、そこまでしてでもスティールに出て行ってもらいたいということなのだろうが、他の株主は本当にそれで良いのか?自分達に平等に分けられるべきキャッシュが、スティールに吸い上げられていくのだということに気付かないのか?



昨今の企業・株主の攻防は本当に面白い。



『「法令遵守」が日本を滅ぼす』



(郷原信郎)



takasan828さんのブログ(若手経理社員、今日も奮闘!)で紹介されていたのを見て、なかなか刺激的な題名で気になったので読んでみました。



大まかに言えば、日本は「法令遵守」という名の下に、枝葉末節なルールを守ることばかりが優先されて、本来どうしてそういうルールがあるのか、その本質を考えた場合にどのような対応が適切なのか、ということが忘れ去られている、という主張です。



極端な例えをすれば、災害時の避難路確保のため、「非常口の前にダンボールを置かないこと!」というルールを作ったら、皆一生懸命ダンボールを置かないようにしたが、「台車を置かないこと」というルールはないから、と台車が置かれていて、結局緊急時に非難できなかった、ということですね。



そうした事例として、談合問題への対処、ライブドアや村上ファンド問題への評価、パロマのガス器具事故への対処、といったことが上げられています。



主張は分かるし、大いに賛同なのですが、なんとなく、例示がかみ合っていないような気もします。今流行り(?)の事件を持ってきて、こじつけてみた、というような。適切だったのはライブドア事件くらいかな。とは言え、談合問題の本質などの話はかなり簡潔にまとまっていて、面白いです。



 



この著者の主張は、最近金融市場の規制について導入が議論されている「プリンシプル・ベース」の話が念頭にあるのではないかな、と感じました。(金融以外でもそういう考え方があって、前から議論されているのかもしれませんが、そこまでは知らない^^;)



細かく規則を決めて、それに基づいて法律運営をするルールベースに対して、プリンシプル・ベースは原理原則となるものを定めます。細かなルールがない場合には、その原則(=プリンシプル)に立ち戻って判断をしましょう、ということ。英国のFSA(Financial Services Authority)がこの方式を取りはじめいます。上に出した例で言えば、ダンボールをおいた場合はもちろん、プリンシプルである「災害時の避難路確保」に基づいて、台車をおいたことも罰せられる、ということになります。法の網の目をかいくぐるような犯罪を裁きやすくなるわけですね。



私自身は、これに総論賛成なのですが、心配なのは、日本の法曹界・財界においてそのような制度が本当に機能するのか?ということです。従来、経済犯罪についてほとんど議論がなされず、実際にそれで実刑判決が下されることもなかったような日本で、プリンシプルに基づいて判決を下せる裁判官がどれだけいるのでしょう。検察や弁護士も状況は同じでしょう。ということは、企業も何を基準に行動して良いのか、その行動が法的に罰せられる行為なのかどうかが判断できず、助言できる弁護士もいないため(弁護士としてはリスクを取れないでしょう)、身動きが取れなくなる可能性もあるのではないかと。



法律の細かなところは分かりませんが、判例主義でやってきた国の方が、プリンシプルの導入基盤があるのではないかと思うのです。一方で日本は、積み重ねた法の歴史がないから、今のようながちがちのルール・ベースにせざるを得なかったというのが実態なのでは。



しかし、別にプリンシプルを導入したからと言って、既存の規制・法令等がなくなるわけではないので、害はないから、とりあえずトライしてみよう、ってのもアリなのかな?



このプリンシプル・ベースについては、今のところ、金融庁やらなにやらが、議論をしている段階で、あまり一般的な場で話題にはなっていないもよう。そして、それらの報告書や議事録を読んでも、プリンシプル・ベースの内容が極めて曖昧に語られていると感じる。FSAのプリンシプルすらちゃんと読んだことのある人が少ないのでは??と思ってしまう。ググッてみても、FSAプリンシプルの内容をきちんと書いてあるものは皆無だ。



余談だが、このコラムが気に入った。と、思ったら、私の好きな野村資本市場研究所の大崎貞和さんだった。この方の語り口がとても好きなのです。
http://jp.reuters.com/article/stocksNews/idJPnTK319075820070620



せっかくなので、FSAのプリンシプルをここで引用しておこう。たった11項目のことなのだ。



  1. A firm must conduct its business with integrity.


  2. A firm must conduct its business with due skill, care and diligence.


  3. A firm must take reasonable care to organise and control its affairs responsibly and effectively, with adequate risk management systems.


  4. A firm must maintain adequate financial resources.


  5. A firm must observe proper standards of market conduct.


  6. A firm must pay due regard to the interests of its customers and treat them fairly.


  7. A firm must pay due regard to the information needs of its clients, and communicate information to them in a way which is clear, fair and not misleading.


  8. A firm must manage conflicts of interest fairly, both between itself and its customers and between a customer and another client.


  9. A firm must take reasonable care to ensure the suitability of its advice and discretionary decisions for any customer who is entitled to rely upon its judgement.


  10. A firm must arrange adequate protection for clients’ assets when it is responsible for them.


  11. A firm must deal with its regulators in an open co-operative way, and must disclose to the FSA appropriately anything relating to the firm of which the FSA would reasonably expect notice.


シンプルですよね^^。



しかし、シンプルであればこそ、コレに基づいて実際の活動を規制し、裁くというのは並大抵のことではないと思います。



2007年6月27日水曜日

『クロスボーダーM&Aの実際と対処法』

(淵邊 善彦)



三角合併の解禁について、外国からの敵対的買収が増える、という議論に対する反論から入っています。これは、私も多いに賛同する意見です。常々、どうしてこんなに経団連まで大騒ぎして三角合併=敵対的買収の脅威、と騒ぎ立てるのか、さっぱり理解できませんでしたので。



でも世の中、脅威論の方が流行るんですよね。実際、仕事上で、「三角合併が解禁になる前に」と焦って買収防衛策を導入しよう!という議論が多くの企業でなされているのを目の当たりに見ているので、これは実感です。議論が落ち着いてきたのは、5月の解禁直前くらいでしょうかね。



その後、M&Aの実務におけるポイントを、法律的な側面を中心に(著者が弁護士なので、投資銀行や会計、IR的な側面が薄いのは致し方ないですね)整理しています。いかにM&Aというものがリスクを伴うものであるか、ということが法務デューデリの実例を交えて記されています。つまり、外国からの敵対的買収に三角合併が使えるほど、クロスボーダーM&Aの現実は甘くない、という冒頭の主張に戻るわけですね。



なかなかよくできた本だと思います。



しかし、この本、シュウゾーとの待ち合わせの喫茶店で読んでいて、シュウゾーが来てからお手洗いに立って戻ってきたところ、ぱらぱらとめくってみたらしいシュウゾーの第一声:



「この本、なにかおもしろいの???」 ←本当に疑問そう



・・・。まぁ、興味の差と言いますか^^;。面白い本ですよ。



2007年6月26日火曜日

『コーポレートガバナンス』

副題: -米国に見る『企業価値』向上のための企業統治



(ケネス・A. キム、ジョン・R. ノフシンガー)



 



最近、あまりにも仕事以外でお勉強しなさすぎだろう・・・と反省^^;。というわけで、これからしばらく読書はお勉強本月間と致します。



この本は、少し前の(2005年)のものなのですが、最近原書で新版が出たそうなので、そっちを読む前に読んでみました。



内容を読むと、少々副題に違和感を感じます。米国でいかにコーポレートガバナンスがうまく機能しているかを語る本のように見えますが、実際には逆です。



ガバナンス強化のために作用するはずの、様々な組織や制度がありますが、それぞれが、矛盾を孕んでおり、時に監視の役割を果たせないことがある、または敢えて果たさないインセンティブが存在する、ということを論じています。



取締役会とその報酬制度、社外取締役、会計監査人、投資銀行、など、各主体別に整理されており、明解。エンロンをはじめとした、多くの事例を収録している点も分かりやすさを補強しています。



ただ、そうした矛盾を孕んでいる現行のガバナンス体制に対して、どのような方策が有効であるのか、という議論には至っていません。



2007年6月20日水曜日

どこかで見た顔

先日、電車の中で、プジョー207の吊り広告を見た。



http://www.webcg.net/WEBCG/impressions/000018726/zoom_0000001945_R000173261.jpg



こ、これは・・・ザクレロ???



↓ザクレロ
http://www.gundam.jp/mecha/images/zeon/ze025.jpg 



 



その日、帰宅後のシュウゾーとの会話



ぺ: 「今日、電車でプジョー207の広告見たんだけど、あれさぁ・・・」
シュ:「うん、似てるよね」
ぺ: 「だよね。」



これだけで話が通じてしまった。。。



2007年6月18日月曜日

青山二郎の眼

この週末は、久々にシュウゾーが丸々お休み。



土曜日に、世田谷美術館でやっている、「青山二郎の眼」展 を見てきました。青山二郎氏、「高等遊民」ってやつですね。いいおうちに生まれて、仕事にもつかず、骨董の目利きとしての天賦の才でもって有名、と。うらやましい身の上というか、なんというか^^;



中でも私が一番気に入っていたのが、紅志野の香炉。うわぁ~、素敵!!と思い、志野焼きのこと何も知らなかったので、ネットで調べつつ、色んな志野焼きの作品の写真なぞを見るにつけ、、、やっぱり展示されていたのは一級品だったのねぇ~、と納得した次第^^。



↓が展示されていたものです。
http://www.miho.or.jp/booth/html/imgbig/00003116.htm



美術展を見た後、美術館についているレストランでお食事。美味しかった^^。味というより、美術館前の公園に面した全面窓で、とっても雰囲気が♪最高に良い天気だったので、いい気分でした。やっぱり、お食事は味も大事だけれど、気分とか、一緒に食べる人が一番大事だな~って思います。



その後、ちょっと公園内をお散歩。遊んでいる家族がたくさん。ほのぼの。



2007年6月15日金曜日

『珍妃の井戸』

(浅田次郎)



中国、清朝末期、列国の勢力争いで荒れる中、紫禁城の奥深くで光緒帝の寵妃・珍妃が井戸に投げ込まれて暗殺された。珍妃は何ゆえ、誰の手で殺されたのか。



 



読んでから知ったのですが、これは『蒼穹の昴』の続編なんですね。先に読んじゃったよ^^;。でも、いろんな書評を読んでいると、『蒼穹の昴』の印象が強すぎるらしく、皆さんこちらの評価が低い。そういう意味では、こっちを先に読んだのは意外と正解だったかも。だって、そういう予備知識がなければ十分楽しめる小品です。



英・露・日・独の高官貴族がこの事件を調査して、様々な関係者に証言を聞いていくのですが、その見事なまでの食い違いっぷりが、いい。一人ひとりが語る内容が、ちょっとした物語。普通なら、複数の証言によって真実が浮かび上がるところが、まったく逆、という設定が面白いな、と。で、本当のところはどうなのよ!?という気持ちが増幅されて、一気に読みました。



歴史小説としては、歴史背景の説明が足りないかもしれませんが、それをぐたぐた書いてしまったら、これまた小品としては台無しでしょうし。



というわけで、結構気に入った作品でした。



2007年6月13日水曜日

鉄は熱いうちに・・・

打て、ですね。



この数週間で読んだ本を、まとめて書いてみたんですが、やっぱり感想とかかけない^^;。印象が薄れているわけではないのですが、やっぱり、感想であれも書きたい、これも書きたい、っていう情熱が薄れてしまいますね~。



でも、事実として、このところ、アタリ図書に出会いません。



これは面白い!っていうのがない~。ちょっと欲求不満だなぁ~。



でも、理由はわかっていて、たぶん、「冒険」してないからなんですよね。
忙しい、疲れている、だから、つまらん!!ていうのは読みたくない。だから、今までに読んだことがある作家さんとか、当たり障りのなさそうな、売れてる平積み本とかにばかり手を出しているんですよね~。



読書の無駄を楽しめるようでないと、と自戒。



『まひるの月を追いかけて』

(恩田 陸)



奈良で消息を絶った異母兄。過去に2度しか会ったことのない兄の彼女が突然現れて、一緒に兄を探しに奈良へ来い、という。



 



恩田さんお得意の、「歩く」ことが大事なモチーフになっている作品ですね。奈良の地を巡り歩く間に、主人公は兄のことを話し、兄のことを考え、そして。。。



「歩く」モチーフが多いので、少々またか感はあるのですが、やっぱり、いい。



『蜻蛉始末』

(北森 鴻)



明治の世、政治との繋がりを足がかりに躍進中の商人・藤田伝三郎は、偽札事件の容疑者として逮捕される。身に覚えのない伝三郎だが、過酷な取調べは続く。そして、取調官の一言で、伝三郎は察する。



「偽札の見分け方は、端の絵柄の蜻蛉の絵。その一匹は、6本あるはずの足が、5本しかないのだそうだ」



 



北森さんの作品、大好きなのですが、今回はいつもと違った趣向。純然たる歴史小説に分類される内容。で、やっぱり好きだな~、この作家さん。



伝三郎と、幼馴染の「とんぼ」の、一言では言い表せないような関係。贋札事件に至る経緯は、少々無理やりかな、という気もするけれど、メインは二人の繋がり方、ですよね。人が人に対して抱く感情というのは、一面的では絶対ないのですよね。



『密やかな結晶』

(小川 洋子)



かなり、びっくりな世界観。



記憶狩りによって、一つずつ、何かが消えていく島。それは、香水であったり、バラの花であったり、、、消滅はある日突然、訪れる。人々は、何を失くしたのかすら、思い出せなくなっていく。そんな島で、何かを失くす小説ばかりを書いている「私」も、一つ一つ、着実に失っていく。



失っていくことを、当然と感じる島の人々。それを見つめる、一握りの「忘れない人」たち。「忘れない人」と接する、忘れる「私」。「私」を引きとめようとする、「忘れない人」。



この対比がすごく意味深。



すごく考えさせられる小説なんだけど、何をどう考えていいのか、よくわからない、というのも正直な感想。そんな自分は、失っていく人、なのかも。



『動物園の鳥』

(坂木 司)



ひきこもり探偵 第3弾 です。勢いで3冊読んでみました。



第一弾が一番面白かったかな。もっとも、鳥井と坂木のキャラが立っていた。



つーか、第3弾になると、鳥井があまりに、、、。傍若無人な鳥井が、ほんとーに、たまぁーに、崩れるところが良かったのに、こうも崩れっぱなしだとちょっとね。



『子羊の巣』

(坂木 司)



ひきこもり探偵第二弾、です。



相変わらず引きこもりな鳥井。



連れ出そうとする坂木。物腰柔らかで、思いやりあふれる人物だが、実は鳥井に依存しているのは坂木のほう?



ちょっとありがちですかね。



『青空の卵』

(坂木 司)



「名探偵はひきこもり」 という帯に惹かれてみました。要するに安楽椅子探偵ってことかしら?と思っていたのですが、ちょっと違いました。



引きこもりの探偵役・鳥井は、唯一心を開く坂木司以外に対しては、ひじょーにぶっきらぼう、傍若無人。そんな鳥井を外に連れ出そうと坂木がする中で、事件に遭遇して、、、という話。



「事件」が、殺人とかではなくて、日常から少し外れた程度の、しかも人間関係に関わる事件、というところが特色でしょうか。



個人的感想ですが、この作品はたぶん女性ファンが圧倒的に多いと思う。なんというか、こういう男同士のまったりした友情、みたいなの、好きな女性多いですからね~。漫画、神谷悠さんの一平&京(迷宮)シリーズ とそっくりな気がします。



2007年6月12日火曜日

『葉桜の季節に君を想うということ』

(歌野晶午)



タイトルから、青春系?と思ったのですが、違いました。そして、この時点で、私は作者に負けていた気がします^^。



いわゆる叙述トリックというヤツですね。最後に、「そうくるかよ・・・」という騙され感が楽しいです^^。



また、本編の中で複線的に語られる、主人公の過去の話が、ちゃんと王道トリックを含んでいる当たりが、やるな!という感じ。叙述トリックだけだと、なんだかな、と思ってしまうけれど、王道ミステリの要素をきちんと入れ込んでいるアタリが上手いですね。



ネタバレせずに内容説明が難しい本ですね^^。



『晴れときどき殺人』

(赤川次郎)



これはなかなかです。



赤川次郎さんの作品って、マンガを読む気分じゃないけど、疲れる本は嫌、という時に手に取るのですが、この作品はちょっと違った感触でした。



母が死の際で告白していった手紙、しかも、途中で途切れてしまった手紙を手にした娘が、謎を解こうとする、というようなストーリーなのですが、何が面白いって、舞台の見せ方が。本当に「舞台」を置いて、ストーリーを展開している感じ。演劇を見ているような気分。視点の置き方と、その表現の仕方が上手だなぁ~、って思いました。



2007年6月11日月曜日

おしゃべりなマッサージやさん

金曜日に、ヘッドスパに行ってきました。用賀の駅前にあるのを発見したので。



以前、麹町のRit'sという店でヘッドスパを受けて、「なんて気持ちいいんだ!!」と感動したことがあって。今回も、もう、体中がコリコリだわ、今運動はできないわ、で、久々に早く帰れた金曜日に駆け込んだというわけ^^。



この店、女性が一人でやっています。当然、客も私一人。



・・・そして・・・しゃべる、しゃべる^^;



リラックスも何もあったもんじゃないわよ~。



しかも、ぶっちゃけ、私としては耳障りな話し方。要するに、ノリだけでしゃべってて、中身がなく、五月蝿い。



しかも、最後にブローをしている間もおしゃべりに夢中になって、近くから一箇所にドライヤーをあてすぎ!室内の気温が高いせいもあって、私が顔に汗までかいているのに(しかも、タオルで拭いているのに)気が付かない。たまりかねて、「あの、すみません、ちょっと熱いんですけど」と言ったら、「あ、すみませ~ん。最近、気温上がってますよね~」



・・・いや、そういうことじゃないデショ・・・。



ま、一応、ほぐれはしたんですけどね。もうあの店には行かない。



2007年6月10日日曜日

ミモザの香りに包まれて

久々の日記になってしまいました。このところ、ちょっと呆れる勤務体系でしたが、木曜日でやっと落ち着きました~。その間、ずいぶんシュウゾーが一人でせっせと家事をしてくれていたような・・・スマン~(m~-~)m



今日はゆったり、のんびり。シュウゾーは仕事に行ってしまったので、一人でごろごろごろごろごろごろごろごろ。やっぱり疲れているらしく、午前中に買い物行った後は泥のように眠ってました。



さて、その間にも、ちょっとずつストレス解消になることを!と。
ネットで衝動買い^^;
昨日とどきました。Woods of Windsorのタルカムパウダー♪



私は、結構肌が弱いです。夏は自らの汗にかぶれます。首筋とか真っ赤になったりします。衣類がこすれる部分なんかも、かなり要注意。なので、パウダーが欠かせないのです。いまだに、J&Jのベビーパウダー愛用者です^^。



しかし、ベビーパウダーって、やっぱり、ベビーパウダーなんですよね。なんというか、「赤ちゃん臭い」んです(笑)。



今回買ったのは、以前行ったマッサージやさんで使用していたもの。ミモザの香りで、さらさらしていて、素敵♪と思ったものの、なんていう商品なのか覚えていなくて。パッケージは覚えていたのですが。



そしたら、先日読んでた本で、小説の登場人物が、そういうパウダーのことを「タルカムパウダー」と言っていたんです。英国などでは割とポピュラーらしい。



へぇ~、と思って、ネットでタルカムパウダー、ミモザ、でひいたら、あった!



しかし、残念なことに、このWoods of Windsorの商品は、最近日本での取り扱いがなくなってしまったらしく、かなり品薄。(タルカムパウダーって昔一時期はやったみたい。他の英国のメーカーも日本で売っていたのが、最近はあまりなくなっているらしい)



ほとんどのネットショップが入荷待ちで、私が買ったところは残り2品でした。というわけで、2品買占め^^



早速昨晩お風呂上りに使ってみましたが、、、気持ちいい~ヽ(´▽`)ノ。さらさらで、なにより、ほのかな香りがとっても気分良くしてくれます。



暑い夏もこれで少しだけ楽しめるかも^^



2007年5月28日月曜日

おしゃべりな歯医者さん

土曜日、歯医者さんに行ってきました。



わたくし、生まれてこの方、歯医者さんには2度しか行ったことがありません。虫歯になったことがないので。年に一回検査やクリーニングをしろ、とはよく聞きますが、やはり実際に悪くならない限りなかなか足が向かないもので。



しかも、親知らずも、なかったりします。生えてこないんじゃなくて、「ない」んだそうです。これは、2回行った歯医者のうち、1回が、奥の方が痛むので見てもらったら、お医者様が「親知らずかな~、レントゲン撮ってみようね~」と言うので撮ってみたら、親知らずの根そのものがなかった、という。そんで、そのお医者様は、「いやぁ~、いい歯してるね~、いい歯だぁ~」と褒めちぎって、結局痛みの原因の説明をせずに終わられた。せめて、「痛みの原因はわからないけど、しばらく様子を見よう」くらい言えっ^^;。
まぁ、結局はストレス性だったようで、何事もなく治りましたが。



で、土曜日、久々の歯医者さん。今回は、真面目に検診を受けよう!と思って。



で、やっぱり、何の異常もなし。でも、少し歯茎が弱くなっているとのことで、ブラッシングをしっかりして、1ヵ月後に様子見せてね、と。ついでに歯石も除去。



さて、今回の先生、激しくおしゃべり。



診察している間中、ずーーーーと、しゃべっている。しかも、語りかけてくる。「~だよねぇ?」とか。



・・・いや、答えられんでしょ・・・。私自身、歯医者慣れしていないので、これは無理やり声を出して答えるものなのか???とか混乱。でも、帰宅してシュウゾーに聞いてみたら、やっぱりシュウゾーも困る、という^^;。



先生、リラックスさせようとしてくれているのは分かるけど、実を言うと、私は全然緊張していないので、話かけられて「どうしよう!??」って思うほうが疲れます(笑)。
(歯医者で痛い思いをした経験がないので、皆さんがあの音を聞くと「いや!」って言うのも全然わからず、緊張するはずもないのです^^)



2007年5月25日金曜日

のんびり

今日、スタバのキャラメルフラペチーノを食した。



実は、初めて。



感想・・・・甘っ。。。。



私は、甘いものは大好きだが、甘い飲みものは好まない。これはなんでか、小さい頃からそう。たまにジンジャエールとか飲むけれど、普段はせいぜい、ポカリくらい。炭酸飲料では、ペリエが一番好き。基本は水・お茶・紅茶・コーヒー。ミルクは入れるけど、砂糖は入れない。缶・ペットボトル飲料は、ノンシュガーものが少ないし、あっても美味しくないので、基本お茶系。飲むとしたら、100%系の果物ジュースだな。



そんな私が、何をとちくるったか、スタバのレジで、突然「キャラメルフラペチーノ」と口走ってしまったのだ。



そもそも、スタバに寄ったのは、シナモンスコーンを買いたかったからだ。とても、好き^^。



ところが、なかった。



スタバの他の菓子類は、基本的に甘すぎるのであまり好きではない。シナモンスコーンも甘いといえば甘いが、他よりはマシ。というか、単純に味が好きなので甘さも気にならない(笑)。



なので、「うーん、でも少し甘いものを口にしたい気分だなぁ~」と思ったら、注文の順番が来てしまった。後ろにもいっぱい待ってる。プレッシャー。



どうしよう。。。。と、「「キャラメルフラペチーノ」と言っちゃったのだ。
手にとって飲むまでは、まぁいいか、たまには、位に思っていたのだが、、、。飲んでみて「苦苦苦苦」って感じだ。甘い・・・。





・・・と、まぁ、こんなくだらないことでだらだらと日記を書けるくらい今日は暇なのが嬉しいぞ、という日記でしたとさ♪



2007年5月22日火曜日

アマリリス満開

週末に、私の実家に行きました。今回もシュウゾーの歯医者。、、にかこつけて、私も実家近くのなじみのエステへ^^。顔マッサージ、気持ちよすぎ。


さて、実家で、アマリリスの鉢植えを分けてもらいました。開花直前だったので、母が持っていったら?と。
で、今日、早くも満開。あんまり見事なので、写真を撮ってみました^^。写真ではわかりづらいですが、この花、大きく開いた手のひらをゆうに上回る大きさです。


これは、うちの両親の趣味。
本当に、鉢植えを株分けして増やすことにかけてはなかなかのもんです。何しろ、何かのお祝いで胡蝶蘭をもらうと、翌年、翌翌年、とまさに倍々ゲームで鉢が増えていきます。思わず、「売ったら?」といいたくなるくらい。だって、胡蝶蘭って一鉢で数万するじゃないですか(T▽T)。


ちなみに、現在の父のお気に入り植物は、バラとアマリリスとカラー。門の前のカラーも、見事に満開でした。あれを見ていると、父も、退職してからも楽しみがいっぱいありそうで良いことです^^。


そんなわけで、私もおこぼれに預かって、満開のゆりを堪能。ありがたいことですヽ(´▽`)ノ


・・・・この鉢植え、枯らさないのようにしないとな・・・・(深刻)


2007年5月16日水曜日

秋のGW反対派

11月のGW構想=参院選意識、公約化を検討-与党
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070515-00000226-jij-pol



これは個人的にはいやだなぁ・・・。
大型連休より、3連休とか、中休み一日とかがチョコチョコある方が、好きですね~。私にとって、連休は、「仕事の骨休め」なので、こまめにある方が嬉しい。



これは多分、私自身が旅行というものにあまり興味がなく、両親・義両親とも東京なので里帰りの必要がないからなのでしょうね。旅行に行きたい人・里帰りする人にとっては、4,5日の連休というのは大きいのでしょう。



でも、うがった見方をすると、世のお嫁さんにとっては、大型連休を丸々義両親の里帰りに取られるよりは、1度の3連休で済ませて、その他の3連休は自分達で遊べるほうが良いのではないか・・・、なぁんて思ってみたり^^。



ちなみに、効果として「観光振興」というのが上がっているけれど、どうだろう・・・。というのも、



・今後の観光業の主要ターゲットは、連休が関係ない退職世代
・日本国内での観光振興には限界がある(真剣に、外国から人を呼べる国を目指すべき)。観光イベントが春と秋のゴールデンウィークに集中するような観光地は、外国人にとって魅力的とはいえない。



そんなわけで、反対!



ところで、これって実現するとしたらいつ頃って話なの??



2007年5月15日火曜日

お疲れ気味です。。。

久々の日記。



先週は、週末まで生きていられるかしら・・・、と思うくらいハードな一週間でした。名古屋2往復しながら、連日の深夜残業でタクシー帰宅。シュウゾーもえらく忙しそうだったので、ほとんどしゃべる機会もなく^^;。日曜も結局昼から出社。今日は午後から京都。
いや、本当に、目が回るとはこのことですな・・・。



土曜日は、シュウゾーの大学でオープンキャンパスだったので、行ってみました。シュウゾーのとこの教授さんとも長々おしゃべりさせていただいちゃいました。おとうちゃん(雷親父風)、って感じ(笑)。とっても楽しかった!



でも、朝からクライアントと電話でやりとりが多く、大学についてからも電話が入ってしまい、シュウゾーのデスクでPCを借りてメールを見つつ、電話で打ち合わせして~、なんてことをしてた直後に先生のところにお邪魔したので、なんか仕事のチャキチャキモードが抜けきらず・・・若干、先生がぴっくりしておられたような・・・( ̄▽ ̄;
自分でも、おかしい!と思いながらしゃべっていたら、横でシュウゾーもニヤニヤしておった^^;。誰か止めてくれ、と思っても、こういうモードって意外と切り替わらないものなんですよね(@_@ゝ



今日は、京都から直帰できたので、割と早くに家に着きました。寝るべしっ!(T▽T)



2007年5月5日土曜日

ゴールデンウィーク

ゴールデン・ウィークですね♪



皆さんいかがお過ごしでしょう。私は、基本的に連休に旅行とかしない主義なので(混むし、高いし)、ひたすら家におります^^。



GW前半は、高校の先輩方が6人で、我が家に遊びに来てくださいました。皆様、駅から遠いとこまでありがとうございました♪とっても楽しかったです。美味しいお土産もいっぱいいただいちゃいましたヽ(´▽`)ノ



しかし、仕事で呼び出されてしまい、招いといて当初不在という大変な失礼をしてしまった( -"-)。今、株主総会前なので、株主提案を受けていたり、重要議案を上程する予定のクライアントなど、動きが慌しいのです。



GW後半は、なんとか呼び出されることもなくすごせそう。ほっ。



昨日は、高校・大学と一緒だった後輩と、その旦那様が遊びに来てくれました。旦那様も、大学のサークルの先輩です。この夫婦は、いつ見ても、「収まるとこに収まったなぁ」という、しっくり具合です^^。見てて、こっちもニコニコになります。



これまた、美味しいお土産もらっちゃった。彼女が台湾に出張しては買ってくるという、ウーロン茶にアッサムティーをブレンドしたお茶。ウーロン茶なんだけど、少しミルキーな風味があって、すごく美味しい!思わず、「今度行くときも買ってきて」とリクエストしてしまった^^。



さて、今日は一日ゆっくり過ごして、明日は昼過ぎに私の両親が田舎帰省からの帰り道に立ち寄ります。(うち、東名の用賀出口から数分なので^^)



GWっても、あっという間にすぎちゃうなぁ( ̄▽ ̄;



2007年4月24日火曜日

告白

昼に、職場の先輩から、私ともう一人宛てに、メールが来た。



仕事上は、この3人が似た立場なので、いつもワイワイとにぎやかに仕事している。ただし、先輩は年齢もだいぶ上で、創業メンバーでもあるので、格上ではある。
3人で机を向かい合わせるような形で座っており、3人とも、誰かが気付いてくれることを願って、準独り言を繰り出しながら仕事をしている。運がいいと(?)他の二人から、「あ、それね、こないだの~」と、回答やヒントがもらえる。無視されても、何事もなかったように、仕事は続く。故に、この3人のデスク周りは、かなり五月蝿い^^;。



そんな先輩からのメール



『表題:告白します』



???と思いながら本文へ



『心が痛むのでお二人には告白しておきます。』



「なんだ、なんだ!?」と、思わず身を乗り出して読む私。



『私は今日午後少し抜けるという予定が
 (共有スケジューラに)前から入っているのですが、、、
 これはタカラヅカです。
 でも、途中で帰ってきますので、どうかご容赦ください。』



 



昼食取りながら読んでいたので、思わず噴きそうになりました^^;。もう一人の同僚も、「何事かと、ドキドキしちゃったじゃないですか!」と大笑い。



ご本人曰く、「だって、心苦しくて耐えられなかったんだもん・・・」



かわいい先輩なんです^^。行ってらっしゃい♪



2007年4月17日火曜日

夢日記

相変わらず、わけの分からん夢を見ています。



一昨日の夢。



翌朝に、重要なミーティングが2つバッティングしてしまい、私の代わりに誰か行って~、という相談をしていたからだと思うのですが・・・



「ミーティングに行かなくちゃ!」と急いでいる私。



場面は変わって、私は広い会場で、企業の決算説明を聞いている。ふと、後ろを向くと、うちの会社の人が座っている。



「なぬ!!しまった!!私が来るべきはこの説明会ではなくて、もう一つの打ち合わせの方だった!!」



と気付いて焦る私。



場面は変わって、町をうろうろしている私。「どうしよ~」と途方にくれている。会社にも戻れず、うろうろうろうろうろ。



すると、突然見知らぬめがねの男性が現れる。
(最近一緒に仕事をしている弁護士さんのような気がする)。



設定は良く分からないのだが、その男性は、私を「捕まえる」役だ。私にもそれが分かっている。で、私が、



「どうして私だと分かったんです?」



と聞くと、男性は答えた。



「そりゃ、見ればわかりますよ。PBR一倍以下ですもん」



  



という、夢。



意味がワカラナイ^^;



あ、ちなみに、PBRとはPrice Book-value Ratio(株価純資産倍率)で、企業を見る上での指標です。株価(時価総額)が、その企業の持っている資産よりも安くなっている状態。企業は持っている資産を使って利益を創出するものなので、株価は資産価値よりも高くなるのが通常です。最近では、このPBRが1倍以下だと、以前の村上ファンドとかアクティビストに狙われやすい、とか言われてよく話題になります。



この話、会社の人にしたら、前半は「そういう夢、嫌だよね~」と同情的だったのに、最後の一言でめっちゃ爆笑された^^;



2007年4月13日金曜日

運動不足・・・

昨日、またもや、大阪出張でした。

朝、起きると、激しくだるい・・・。こりゃいかん、ギリギリまで休もう。
鞄から手帳を取り出し、新幹線の時間を確認。うん、30分は寝られる。

そして、定刻になり、かなり頭がぼんやりしたまま家を出た。

電車に乗り、渋谷を過ぎた頃・・・
あれ?私、手帳戻したっけ??
案の定、入れ忘れ。当然、新幹線のチケットも、ない。

ひぃーーーーー

しかも、ギリギリまで家で休んだ上、電車が若干遅れていた。
9時46分の新幹線なのに、大手町に着くであろう時刻が40分過ぎ。

ひぃーーーーー

とりあえず、半蔵門線の中を、最前部車両まで移動。(大手町の丸の内線乗り換えが一番前だから)

大手町、着。

猛、ダッシュ。

飛び乗る。

一駅で東京駅着。9時40分。

JR改札前に行くと、そこは有人切符売り場しかない。混んでいる。
えぇ~い、と、とりあえずSUICAで入場。新幹線乗り場の前に、自動券売機があったはず!

猛、ダッシュ。

あ、ちなみに、今回の出張は社長が一緒だったので、所定の新幹線に乗らないとクライアントとのミーティング前の最終打ち合わせができないのでした。

新幹線乗り場の前に、予定通り、自動券売機。
SUICA入れて乗車券+特急券を買おうとすると、エラーになる。
えぇ~い、と、とりあえず、SUICAをやめて特急券だけを買う。そのまま、自動改札へ。もちろん、「キンコーン」。
で、目前にいた改札員に、必死の形相で訴える。
「すみません、コレ!!」

「あ~、それは、、、」

多分、SUICAでは入場できませんといいかけているが、そんなことは百も承知だ。物言う時間を与えず、

「すみません、むちゃくちゃ!むちゃくちゃ急いでるんです!!!」

「じゃぁ、車内で清算してください」

やった♪きっとそう言ってくれると思ったよ(笑)。

猛ダッシュでホームへ。

飛び乗る。ぷしゅー。

はぁ~、ドキドキドキドキ。

いや、比喩ではなく、猛ダッシュの結果、心臓破けそうだ。

とにかく社長に電話して、何号車か確認。

その後、面倒くさがる車掌さんと交渉を重ね、社長の切符と一緒に買ったんだから、この席の指定席特急券が家にあることは確かなので!!と主張し、既に買ってしまった特急券だと、家にある券は払い戻せないとか言うので、「じゃぁ、この特急券を今ここで払い戻して、紛失届けつきの特急券を再発行してください」と食い下がり、無事、払い戻し料210円×3で済むことに。

良かった~!!!自腹15000円はイタすぎ!

と、まぁ、そんな朝でしたとさ。

教訓: ダッシュに備えて日頃から運動はしておこう。

2007年4月5日木曜日

春と思ったら、雪、でしたね~、昨日は。



今週は、月曜日から名古屋出張したら、なんだかしんどいです。会社からすぐが千鳥ヶ渕なので、お散歩しようと思っていたのに、なんだか雨降ってばっかりだし、寒いし。



このところ、私体調不良のため、毎日10時くらいに寝てしまっています。そして、4時くらいに一旦目が覚めるのですが、、、、めちゃくちゃ、夢見が悪い^^;。



もう、本当に毎日嫌ってくらい悪夢とまではいかないけれど、スリル満点とか、ヒヤヒヤ度満点な夢を見ています。今朝はなんだか知らないけど、シュウぞーと二人、海に囲まれた敵地に乗り込むために、海の中泳いだり、そしたらエイに襲われたり、陸に上がったら言葉が通じずにスパイとばれたり、ルパン3世ばりに有刺鉄線を20メートルくらい飛び越えたり、なんていう夢を見た。なんだかな。



もともと、私は夢見が悪いです。前にも書いたことあると思いますが、しょっちゅうゴジラに追いかけられる夢とか見ます。あと、空を飛べるんですけど、念力みたいなもんで、「ぬぬぬ」と集中して力まないと飛べなくて、気を抜くとすぐ落っこちる夢とかね。夢の中くらい、自由に楽に飛ばせてよ、、、といつも思う。



寝すぎなんじゃないの?と言われそうですが、夜は10時になるとしんどいので寝てしまいます。4時に目が覚めたときにおきてしまうと、今度は夜10時までもちません^^;



というわけで、もうしばらくは変な夢を見続けそう。



夢日記でもつけてみようかな^^;



2007年3月27日火曜日

人から見た自分

日曜日、高校時代からの友人が久々に電話をくれ、べちゃくちゃとしゃべりまくりました^^。おしゃべりは楽しいね~。会って話せるともっと楽しいんだけどね。



で、何の脈略だったか、自分で思っている自分と、人から見た自分は違うのかな、という話をしてました。はたまた、外にいるときの自分と、家族や恋人といるときの自分て違うのかな、と。



で、彼女に、「そういえば、最近創刊された日経のEWって雑誌の表紙!私のぺこのイメージはあの感じ!!」と言われました。



えぇ~~~!!!とちょっとびっくり。私、あんなに「完全武装」っぽく見えるの!?



↓完全武装(笑)
http://www.nikkeihome.co.jp/media/index.html#7



そしたら、「うん、なんていうか、仕事バリバリしてて、自分にも他人にも厳しいです!みたいな。」だと。



ぎゃ~。まじで。
自分としては、もっと柔らかい感じの女性がいい(;д;)
まぁ、いいか。 ←いいのか?^^;



それでふと思い出したのが、弊社のロンドンスタッフに言われたこと。彼女は普段はロンドンにいて、先月1週間ほど東京出張できていました。私は会うのは2度目。一度目は、私が休暇取ってシュウゾーのとこに遊びに行ったときにお食事をしたのですが、そのときはシュウゾーも一緒でした。



で、先月、彼女が私をみて、
「え??ぺこさん??あれ??」



という反応。??と思ったら、別人に見えたというのです。



「前会ったときは、なんていうか、おじょ~さんっ、って感じの頼りなげな子に見えたのに、なんか今回はキャリアウーマンぽいのが出てきてびっくりした。なんか、落ち着いたねぇ?」



いや、1年くらいで人間そんなに落ち着くもんか^^;。要するに、初対面のときは、私がオフでほのぼの気分で、普段着だったし、しかもシュウゾーまで一緒だったので、、、。昨日の電話でも、シュウゾーが一緒だとぺこは「猫度」が上がる、と言われました。
猫度???( ̄▽ ̄;



まぁ、要するに、人間って、いろんな顔を持っているのよね~、ってこと。わかってはいるけど、自分が思っていたのとは全然違うイメージを言われると、結構びっくりしますね^^。自分では、家にいるときと、会社にいるときで全然変えてないつもりなんですが、どうやら表情などなどもまったく違うようです。こわいこわい^^;



2007年3月26日月曜日

ダイニングテーブルは家族で

さて、昨日ダイニングテーブルが来た、と日記に書いたのですが、、、なぜか今までどおりローテーブルで食事をしている私(T▽T)。



というのも、今シュウゾーいないんですよね。(シュウゾーはテーブルが届く前に出張に出てしまいました)



で、大きなダイニングテーブルに一人で座って食事しようとすると、なんか寂しい(m~-~)m
やっぱり、これは二人以上で、顔を突き合わせて食べるのが良いものね~、と。



2007年3月25日日曜日

ダイニングテーブル

久々だな、日記書くの。体調は少し整ってきました。でもシュウゾーが今日から大阪へ学会出張で1週間いなくて暇なので、今週末はひたすら寝て休むことにします^^。



さて、今日昼過ぎに、ダイニングテーブルと椅子が届きましたヽ(´▽`)ノ。



これでやっと椅子に座って食事ができる!(これまで、小さなローテーブルで食べてました)
そして、これでやっとPCも机でできる!(ダイニングテーブル以外の机はないんです)



色は結構ダークなブラウンにしました。結婚したときに買った食器棚と色を合わせたつもりが、思いのほか食器棚が赤みがかっていた。。。でも、同じ色過ぎると却って野暮ったくなるので、これくらいが引き締まっていいかも、という気もします。



狭い家なので、テーブルと食器棚を置いたらダイニングスペースはもういっぱい!でも、全面引き戸で仕切られたリビングスペース(とは呼べないくらい狭いけど)が横にあってそっちはゴロゴロできるので良いかと。リビングスペースには、先月買った本棚があります♪引き戸を全部開けると、すべての家具が並んで見えて、ちょっとウルサイ^^;



 



うちは、結婚前が二人とも一人暮らしで、家具・家電を買わずに、二人のものを持ち寄ってしまったので、すごくちぐはぐしていたし、まともな家具がなかったんです。



今回の家で買ったもの:
・冷蔵庫(前は私の一人用)
・洗濯機(前はシュウゾーの一人用)
・ダイニングセット(前は小さなローテーブルで無理やり)
・本棚(前は全部段ボール箱の中)



これでやっといっちょ前の「家庭」らしくなったかな^^。



2007年3月17日土曜日

復活しないなぁ

体調が戻りませんねぇ。あげくに、今朝からメマイ再発。前よりひどいし(涙)。



相当免疫力が落ちているようです。はぁ、やっぱり年齢もあるのかな、体力の衰えを感じる。風邪引いて、ここまで引っ張るなんて今までなかったのに。



今週末もゆったりのんびり、お休みしますです。



2007年3月9日金曜日

区議選の候補者紹介(?)

先日、高校のクラスメートが、区議選に出る、というウワサを聞いて、へぇ~、と思っていた。しかも、私の住んでいる区だ。

そして、昨日。

シュウゾーが朝、駅に行くと、駅前で若い女性候補がビラ配りをしていたらしい。上記のウワサを話してあったのに、シュウゾーはコロリと忘れておったらしい。

で、受け取ったビラを見ると、略歴のところに我らが出身校の名前が書いてある。そこでシュウゾー、戻って彼女に話しかけたそうな。

「●●のご出身なんですね、僕もです。」

私が思うに、シュウゾー、おっさんの候補だったらそのまま通り過ぎたに違いない(笑)。もちろん、彼女は美人である。

で、

「僕は●回生です。」
「私は△回生です。」
「何組ですか?」
「1組です」
「ぺこ、ご存知ですか?」
「あ、知ってます、知ってます」
「僕の妻です。」
「え、あ~、●●さんですか!?」←うちらの苗字
「あ、はい。」
「私、新宿のNSビルの時、お邪魔しました♪」
「え??」
「あの、お二人の結婚式の二次会で」
「あ~!そうだったんですか、それはどうも」

というような会話が繰り広げられたそうな。

これを聞いて、思わず感心してしまった。クラスメートの結婚相手の苗字をきちんと覚えていて、なおかつ4年以上前の2次会の場所まで即答とは!まぁ、シュウゾーは中学で生徒会やっていて名前は元々知られていたから、というのもあるのかもしれないけど。会った人の顔と名前を覚えるのが苦手な私は、こういう人をすごく尊敬する^^。

出版

今年の抱負でお話した共著書が、3月頭に出版されました♪



一応このブログ匿名なので書名等は書きませんが、中央経済社から出ている私の業界の本です。(ちなみに、会社名で編纂ということになっているので、私の本名で検索しても多分引っかかりません)



書中に著者略歴が載っているのですが、父に見せたら、「うまいこと書きよったな」と笑われました。ご大層なんです(笑)。



それにしても、自分が作った図とかがそのまま載っていたりして、「え、うそ、誰かが綺麗に作図しなおしてくれるんじゃないの!?」とびっくりしてみたり^^;。だって、パワーポイントとかでチキチキ作った図とかなんだもん。意外と適当なんだな・・・と。



今回の執筆は、本当に貴重な経験でした。自分の中のたな卸しにもなったし、今後自分の略歴にも著書として書けるし^^。コンサルタントとしては、これがあるのとないのとでは、結構受け手の感触が違うんですよ~。



というわけで、ご報告でした♪



2007年3月8日木曜日

余裕が出てきた

やっと定時退社の日々がかえってきた(T▽T)。ばんざい。



この間からの風邪を引きずっていて、咳が止まらず、会社出ると迷惑なので今日は自宅勤務にしてもらいました。だいぶおさまりました。



今週は月曜日にとある企業さんの研究施設の見学をしに、小田原のほうまで行って来ました。企業さんの実際の現場を見せてもらったり、色々な話を聞かせてもらうのって本当に面白い。一つ一つのプロジェクトはもちろん個々の担当者がやっているのだけれど、全体として統制の取れている会社さんていうのは見ててすぐにわかります。



昨日は、咳が出るとかいいながら、夜ヨガに行って来ました。
咳が出ると言っても、熱もないし、のどはぜんぜん痛くないんですよね。ただ、なんか喉の奥をくすぐられるような感覚がして、咳をし始めるととまらなくなり、「内臓吐く?」みたいな勢いで咳します。



で、何を思ってヨガに行ったかと言うと、「ちょっと運動して汗でもかいた方が治るかも」などという、まるで二日酔いには向かい酒みたいな考え方でもって^^;。でも、不思議なことに、ヨガやっていた1時間て、まったく咳でなかったんですよね~。深い呼吸をしていることがいいのかしらん?



で、今日になってだいぶ咳も収まっているので、まぁ、良かったのかな、と^^;



2007年3月6日火曜日

週末はかぜっぴき

金曜日は無事、休暇を取れました♪ひたすら寝る。



そして、金曜夜に私の実家へ。シュウゾーが土曜日に歯医者に行くため。
土曜日は、母に料理をしてもらい、一日ダラダラダラダラダラ。幸せ。
(実は、先週も、シュウゾー実家で同じことを・・・・。こんな嫁ですみません、お義母さん)



日曜日は、シュウゾーが疲れたというので買い物に行くのを断念。こうして、またしても我が家のダイニングテーブルが買えないのであった。



シュウゾーに「ぺこ実家に一日行くと、疲れてもう一日の休みが何もできないなぁ」と言われて、ついつい「ごめんねぇ」と言ったのだが、考えてみたら今回はシュウゾーのために行ったんじゃないか^^;。



梅花の宴

木曜日、西の方へ出張してきました。



今回は、大阪で大きな収穫があり、大満足。(昨年夏から何度も通って口説いていたクライアントが落ちた♪)



そして、名古屋が最後の訪問先だったのですが、帰りしなに「もしお時間あるなら」と美術展のチケットをくださいました。取引の関係で招待券が余っていたとかで、以前私が絵画展に行くのが好きだと話していたことを覚えていてくださいました。(言っておくもんだな(笑))



で、栄の松坂屋にある美術展示室へ。思いのほか素晴らしい内容で、すごい得した気分^^。堅山南風の屏風絵が瑞々しくて良かったし、横山大観の「暗香浮動」は迫力感では他作品に及ばないけれど私はむしろこういう作品の方が好きですね。あと、伊藤彬という最近の方の作品が気に入ってしまいました。満足><



2007年2月28日水曜日

しんど~

風邪が治りませんね~。もう2週間近く。げほげほ。熱も上がったり下がったり。連日深夜帰宅じゃ治るものも治らないのも当然か。で、シュウゾーに「ちゃんと休みなさい!!」と怒られる、と^^;。



でも、明日が終わったら!金曜日はお休みさせていただく予定!!
なんつって明日は大阪・名古屋ハシゴだったりして(泣)。



2007年2月23日金曜日

何で食べる?

会社近くのコンビニ。



最近、このコンビニの店員さんたちが、面白いことを言う。



さきほど、夕食を買いに行って、うどんを買ったら、
「フォークはご入用ですか??」



・・・。いや、いりません^^;



先日、昼食用にサンドイッチを買ったら、
「お箸お付けしますか??」



・・・。いえ、遠慮しときます^^;。



 



・・・。
私の食べ方普通だよね??
うどんはお箸だし、サンドイッチは素手だよね???



2007年2月22日木曜日

よが

昨日は、夜、ヨガに行くつもりが、結局仕事で帰れず。くすん。
初めていくスタジオだったから、楽しみにしていたのにぃ。



そして、今日もオフィスで余は老けていく、いやいや、夜は更けていくのでありました。



今日・明日と頑張って仕事をちゃっちゃと済ませて、金曜日にヨガに行こう計画!がんばるべ。



そういえば、今住んでいる用賀の語源は、昔ヨガ道場があったからだ、とかいうウワサがあるけど、本当なんだろうか。今はヨガスタジオすらないぞ。(フィットネスのヨガプログラムはあるけど)



2007年2月20日火曜日

上にぎり

今日は、早朝に東銀座へ。クライアント役員へのプレゼンだったのですが、全員揃って時間が取れるのは定例取締役会の前だけ、という理由で7時半に招集。私はともかく、会社役員って大変ね・・・。重役出勤どころの話じゃないですね。



そんで、築地の場内で鮨食べてから出社しました♪美味しかった。



2007年2月17日土曜日

以心伝心?

今、すごく、すごく、うれしいことがありましたヽ(´▽`)ノ



先週末、新居のものを買いに出かけた二子玉川の三越で、私が「これいい~、欲しい~」と騒いでいたものがありました。シュウゾーに「今買わなくちゃならないもの、他にいっぱいあるでショ」と却下されたのですが。



さて、先ほど、三越から荷物が届きました。それは、高校・大学と一緒だった大事な後輩からの贈り物。「お誕生日おめでとうございます&お引越しお祝いです」とメッセージが。



なんと!まさに私が欲しいといっていたものではないか!!!
ほんっとに、びっくりしました。
思わず、部屋で一人で「うっひょ~」叫びました(T▽T)



それは、ソースパン。小さいの。かわいいの(>_< )
こんなの↓
http://www.rakuten.co.jp/wmf/446033/446037/446041/
WMFの総ステンレスのもので、U字型の取っ手が素敵で、気に入っていたんです。
うれし~。大事に使います!



ちなみに、さっき彼女に電話したら、
「いや~、送ってから、『あ、シュウゾー先輩の助手おめでとうございます、書くの忘れた』と思って。むしろそっちがメインですよねぇ~」
と、ケラケラ笑ってました。ぜんぜん、おっけ。



2007年2月16日金曜日

本棚

今日は、水曜日に続き自宅勤務で報告書書き。
このところ、やっと落ち着いて家で仕事できる環境になってきました。というのも、先週末まで、ダンボールだらけだったから。別に、片付けをさぼっていたわけじゃないのよ^^;。本棚がなかったんです。で、本の入ったダンボールが大量に放置されていたわけで。



で、先週末、書棚が届きました♪るん♪



いやぁ~、最高にかっちょいいですd(>_< )。
結構奮発しちゃったからね~。
今度、写真アップして自慢します(笑)。今はまだ、とりあえずダンボールから出して放り込んでみた!みたいな状態なので。
でも、かっちょいいんです。毎晩、シュウゾーと本棚眺めて、「これ、いいよね~♪」とニマニマしてます。変な夫婦です(T▽T)。



シュウゾーも私も、本が好きで、しかも本の収集癖がある(本が捨てられない・売れない)ので、本棚は念願だったんですヽ(´▽`)ノ



『ゲド戦記Ⅰ 影との戦い』

(アーシュラ・K.ル・グウィン、翻訳:清水真砂子)



映画化もあって有名なので、あらすじ省略^^



もっと、子供っぽい話なのかと思っていました。子供はコレ読んでもつまんないかもね^^;。なんでもアリの魔法ファンタジーとは違ったよさがあります。また、魔法ファンタジーにありがちな「敵」ではないこと。勧善懲悪物語ではないことも、ポイント高し。



ゲドの話を読みながら、これは全ての魔法使いの物語なんじゃないかな、と思いました。主人公はゲドだけど、きっと魔法使いは皆、多かれ少なかれ、自分の魔法による「代償」を払ってきている。でなければ、あんな長にはなれない。



そして、それは私たちの世界でも同じなんじゃないかな、と。私たちが何かを「作り出す」たびに、どこかでひび割れていくものがある。それは環境とか、そいういうことだけじゃなくて、心とか上手くいえないけど時空みたいなものぜんぶ含めて。人間はゆがめ過ぎるから、その力を持って、使うことが楽しくてしようがないから、きっと代償も大きいですよね。



『家守綺譚』

(梨木香歩)



もの書きの綿貫は、昔になくなった親友の父から、空家になる家に住んで欲しいと頼まれる。庭付き、池付きの二階家で、百日紅に恋心を抱かれ、飼い犬は流れてきた河童に慕われたり、狐狸にだまされるかと思いきや、お仲間として付け届けがあったりなぞ。



これはいいですね~。四季折々の風物の中で、綿貫が家そのものみたいに溶け込んでいるの。



色々と起こる怪異について、綿貫が驚いてはいるのだけれど、なんとなくそういうもんかな、と受け入れてしまっている感じが、とても柔らかくて好き。亡くなった親友の高堂が、床の間の掛け軸からボートを漕いで出てきた(!)のに、普通に、よぉ、みたいな挨拶してるし。怪異だけでなく、家の中で踏み抜いてしまった床から生えてきた蔦を、そのまま放っておいてしまう心情が、温かく感じました。



今の生活や常識の型にバッチリはまって、季節感さえも教科書的にしか感じられない自分が、ちょっと寂しいな、と思いました。週末にお散歩をしよう。



そういえば、最近梅の花が綺麗ですね♪



2007年2月6日火曜日

『教室の正義』

(赤川 次郎)



米国の戦争(恐らくベトナム?)を後押ししてきた元総理大臣。ジャーナリストにかかる、黒い圧力。教育委員にへつらい、形だけの情操教育を施すフリをする教師と教室の正義に目覚めてしまった少年。など、政治や社会への風刺をこめた、短編集。



なんとなく、表紙の雰囲気からして、赤川次郎さんぽくないなぁ、と思って手に取りました。そしたら、案の定、いつものユーモアミステリーとは違う味の短編たち。暗い話ばかりで、自分とは全然立場の違う人たちの話なのだけれど、身につまされるものがあるというか。全然違う人格なのに、その分かりやすさ、彼らの動機のシンプルさから、自分もこの人たちと同じになる要素がある、っていうのをすごく感じるんですよね。しかも、そこは赤川次郎さんの持ち味で、分かりやすい個性なのだけど陳腐でない。



最後の、主人公である作家の作品を拠り所に復讐を正当化した殺人が起こる話が一番好きかな。



2007年2月4日日曜日

『知っておきたい仏像の見方』

(瓜生 中)



仏像の発祥から、インド、中国、日本など、各地での発展とともに、仏像の大まかな特徴などを解説。



これは、思いのほか大当たりでした!



入門編で、やさしく、楽しく読めます。仏像はどのような経緯で作られるようになったか、とか、如来、観音、菩薩、羅漢、天など、様々な種類の仏像の由来を解説した上で、仏像に見られる種々の特徴を解説してくれます。仏像の顔や体に見る特徴、台座の種類、光背の種類、などなど。



 



すごい笑ったところもありました。
インドには、古来より偉大な人物には凡人とは異なる様々な特徴があると考えられて、仏像にも「三十二相・八十種好」と呼ばれる特徴があるのだそうです。例えば、仏像のぼつぼつ頭(螺髪)だとか、足は偏平足だとか、指は長くて細いとか、腕は膝まで届くほど長いとか、とか、とか、とか。で、その中の一つ。皆さんも良くご存知の、額のポチ。私、あれはインド人がよくしている飾りと同じだと思っていたのですが、、、以下、本文を引用しつつ・・・



「白ごう』とは「白い毛」のことで、如来の眉間の上には一筋の白い毛が右渦巻きに渦巻いているという。



へぇ~、あれって毛なんだ!しかもぐるぐる巻いてるのね・・・



そして、仏が衆生(すべての人々)を教え導くために説法をするときや、慈悲を発揮して衆生を救おうとするとき、白ごうが真っ直ぐにのびて光を発するといわれている。



え、鬼太郎風!?ぴーん、ってなるの??



仏典によると白ごうの長さは、ふだんは直径一寸(約3センチ)、長さ三寸(約9センチ)の大きさだが



直径3センチって、結構大きいんだな。ポチどころじゃないじゃん。



のびると、五尺(約1.5メートル)、あるいは、一寸五尺(約4.5メートル)になると記されている。



・・・。いや、おかしいからっ(T▽T)。
目の前で説法してるときに、みよーん、って眉間から毛が何メートルも伸びたら、びびるって(☆。☆)。



あとは、仏様の舌はものすごく大きくて、口の外に出すと、顔を全部覆うくらい大きい、とかね。その状況を想像すると威厳もへったくれもないな(* ̄m ̄)。



とは言っても、こういうのはごく一部で、全般的には、「ふむふむ」「へぇ~、そうなんだ」という感じでとってもタメになりました。今後仏像を見るのがちょっと楽しくなりそうな感じですね。



ひたすら睡眠

今日はもう、ひたすら寝ている^^;。



昼近くに起きて、お昼を食べた後少し仕事して、寝る。寝る。寝る。^^。



それでも『寝すぎて気持ち悪い~」ってならないところを見ると、相当睡眠が足りていないらしい。あぁ、でも来週は3連休だ♪今から楽しみ^^。



2007年2月1日木曜日

ぐるぐる。

忙しくて、目が回る~。



昨日は終電、今日は食事する暇がなく、今(10時半)やっと、同僚が昼に買ってきてくれたお弁当を食べている^^;。そして、明日は京都行って、大阪行って、名古屋行って、日帰り(泣)。



がんばるべ。



でも、こういうときに限って、夜目が冴えて、本とか読みたくなる(笑)。



2007年1月31日水曜日

『スロウハイツの神様』

(辻村 深月)



売れっ子脚本家の赤羽環は、見知らぬおじいさんに、元旅館の建物を譲られた。一緒に住まない?と誘われて集まった漫画家、イラストレーター、映画監督、、、の卵達。まるでトキワ荘のような「スロウハイツ」。そして、自分の小説のせいで、10人以上の人が殺し合いによる集団自殺を図った過去を持つ超人気作家・チヨダコーキも、そこにいた。



 



今回は完全なジャケ買いですね。中身も、装丁通りな感じでした♪



個性の強いクリエイターの卵達が、いろんな意味で、刺激しあったり、ぶつかりあったり、という物語。最後の方の伏線拾いがとても気持ちよくて好きだし、ストーリーとしてもとても好き。失望させない終わり方がいいですね~。下巻の後半3分の1は、ベタといえばベタなのかもしれないけれど、単純に、こういう「お話」っていいなぁ~、と思ってしまいました^^。



でも、残念なのは、長い、全てを台詞で語らせすぎ、といったところかしら。すごく好きだけど、絶賛はできないなぁという感じ。



それこそ、チヨダコーキの書く小説みたいな。チヨダコーキの小説は、年齢で「いつかは抜けていく」小説として描かれていたけれど、それがもっと単発的というか。この作風を、2作連続で読みたいとは思わないんですよね。でも、読んだ後はなんだかスッキリするし。きっと、またしばらくしたらこういう本を必要とするときがあるんじゃないかな、って思いました。



あと、台詞が多いのは、それが良さでもあるのかも。主人公が脚本家だから、ちょっと脚本チックな雰囲気を目指したのかな?という気もしますね~。



でも、本当に、物語としてはすごく好きです。環の性格がいい^^。こういう女好きですね。



ついでに、どうしても、チヨダコーキがデスノートの初代Lのイメージになってしまうのはなぜだろう・・・?^^;



2007年1月29日月曜日

『左腕の猫』

どれも、男性を主人公とした、短編集。猫がちょっとしたアクセント。



大体、女遊びをしてきた中年の男性が、今も若い恋人がいて、、、というシチュエーション。きっと、若い頃はそれこそ何の感慨もなく恋人をとっかえ引返してきた男達が、今、手元にいる女は、いつか自分の元から離れていくことを当然と納得しつつも、いくばくかの切なさを抱えている、のかな?私にはこの感覚は良く分からないけど、人間ぽくていいかな、親父くさくていいかな、って。



逆に、若い恋人の女性たちの視線で見ると、「二十歳そこそこの女の子なんてこんなに強くないし、したたかでもないと思うんだけどなぁ」という感が。でも、男性からは、あんなふうに見えるものなのか?とか思ったり^^。



2007年1月24日水曜日

引越し

週末に、引越しをしました♪



ばてばて^^;。でも、新居はなかなか快適です~。
でも、まだまだ荷物は片付いていません(涙)。そもそも、本棚がないので、本が入ったダンボールが山積みのまま・・・。ふぅ・・・。



昨日、20代最後の年を迎えてしまいました^^;。充実した年にしたいものです。仲の良い友人達からもおめでとうメールをもらってご機嫌でした♪



しかし、誕生日だと言うのに、仕事で食事に行かねばならず。まぁ、タダでフレンチ食べれたのでいいんですけどね。



前日の火曜は、シュウゾーとお誕生日ご飯。今半ですき焼き。すーっごい、すーっごい、おいしかった!!



2007年1月18日木曜日

『風林火山』

(井上靖)



いわずと知れた、今年の大河です^^。昨年も、放送が始まってから『功名が辻』を読んだので、恒例にしてみようかな♪なんて思って、買ってきました。



いいですね~。余計な描写のない、シンプルな表現。それによって、むしろ、戦国の世の殺伐や、勘助の激情、人の心の刃のような冷たさと、見返りなく注がれる情愛の豊かさ、そういったものが際立ってきているように思いました。



また、勘助の人間像がいいですね。単に素晴らしい軍師、というのではなく、突如、何の根拠もない直感的な不安に似た感情に流されて動いてみたり。



歴史上の人物や出来事を描く場合、読み手にはすでに何がしかの知識とか、一般的なイメージが植えつけられていることが多いと思うのですが、この作品は特に戦国時代でも人気のある武田にまつわることなので、詳しいことは不要とばかりに、ばっさばっさと事実説明は切り捨てた、という感じの潔い文章ですね。井上靖さんの他の歴史小説はそんなことないので、これはすごく意図的なんじゃないかな、という気がしました。



2007年1月16日火曜日

車と値引き

日曜日、ちょっと用があってマツダのディーラーへ。



私が車について、ものすごく不愉快に思うこと。それは、「値引き」。



というのも、私は値引き交渉というものが大嫌い。ものすごく、不得手。相手に「勘弁してくださいよ~」と言われると、どうしてもそれ以上突っ込めない性分なのです。



どうして、車は人によって販売価格が違うのか。交渉しないですんなり買っていく客の方が営業マンのコスト安いんだから、むしろ安くしてくださいよ、って思うのは私だけ?^^;



そもそも、値引き交渉する・しないで何十万も違うなんておかしいではないか。季節による変動とかはもちろんあるとは思うけれど、そうではない値引き部分が多すぎない?完全にゴネた者勝ちだと思うのだけれど。



なんでこんなことを不満に思うかと言うと、うちの兄、血も涙もなく、値引き要求しまくるんです。兄もマツダに乗っているので、同じディーラー、同じ担当者です。過去、オーディオの付け替えなど、色々としてもらっています。しかも、相当な値引き、時にはタダでやってもらっています。正直、あそこまで行くと人間としての品性に欠けると思う(笑)。



そして、その一方で、私が依頼することについては、普通に定価。



もう、本当に、一度あの営業マンおよび整備師に言ってやりたい!
「あんまり、客によって対応が違いすぎると、信用なくすよ」



って言うか、兄に値引きされてる分、私に回してない!?(笑)



週末は荷造りをしました。ふぅ。あと一週間でお引越しとは。
結構、父がへこんでたりするので、ちょっと心苦しい。。。



日曜は、眼科へ。
先週コンタクト・レンズを取替えに行ったら、眼科で「目が傷だらけですね~。コンタクト禁止」と言われ、レンズも取り上げられてしまったのだ。



昨日は無事取り戻したが、かなりドライアイと言われてしまいました。一応気をつけて、外出するとき以外はめがねで仕事して、目薬等も併用しているんだけどなぁ。



2007年1月14日日曜日

横山大観@MOMAT

やっと週末~♪今週はなんだか長かった。



水曜日に、高校の先輩二人とシュウゾーとご飯を食べました♪いろんな仕事やいろんな趣味があって、面白い^^。



金曜日は、会社のあと国立近代美術館に行ってきました。横山大観の40mもある巻絵を公開しています。横山大観は、もちろん有名なのは知っているんですが、これまであまり「すごい!」って感動できる作品を見る機会がなくて、今回も「ほぉ!」くらいでした(笑)。



常設のほうも見てきましたが、楽しかった~。それにしても、ちっとも画家の名前が覚わらない^^;。草上の小憩という絵があって、それがとても好きでした!誰の絵だったかしらん(苦笑)



明治~大正期の洋画を見ていると、洋画の技法を取り入れて試行錯誤をしている段階だからなのか、日本人を描いていても、なんだか日本人に見えないですね。日本人ってもっと「のっぺり」していると思うんです。顔の造形だけじゃなくて、なんというか、肌の質感みたいなものが。それを見ていて、やっぱり洋画の技法は、長年をかけて西洋人の顔や体、骨格、肌の質感を表現してきたならではのなんというか、癖みたいなものがあるんじゃないかなぁ、なんて思ったわけです。超素人のたわごとですが・・・



2007年1月11日木曜日

『頭が良くなる照明術』

(結城未来)



何を思ったか、シュウゾーが買ってきました。内容の濃さから言うと、雑誌レベル。でも、それなりに楽しく読めました♪特に、今度引越しをするので、照明で少し遊んでみたいなぁ、と。



題名の『頭が良くなる』っていうのはPR文句なだけで、どちらかというと、心身をより充実させるための照明術という感じかしら。



具体的な内容としては、照明の色とか、高さ・向き、などによる効果の違いや、シーン別の照明の活用方法、生活の中で身体に及ぼす影響なんかを書いています。半分以上の内容は、「体を目覚めさせたいときは太陽または昼光色蛍光灯、休ませたいときは暖色のあかり」の一言で済んでしまったりもしますが。



今度の家では、暖色系のあかりを上手く取り入れてみたいと思います♪



2007年1月10日水曜日

アナログな遊び

今、我が家というか私とシュウゾーのブームは「アナログな遊び」



発端は、先日テレビで放映していた競技かるた(小倉百人一首)の名人戦・クイーン戦。
すごーいの。上の句2~3字で、すぱーん、と札を取り合う。っていうか、素人目には、目標の札周辺の10枚位をいっぺんにずばーんと吹っ飛ばしているようにしか見えない。



競技者が、「素振り」をするのがちょっと面白い。札の上を横に、シュッ、シュッ、って素振りするの^^。



そして、ナレーションがまた笑える。



「挑戦者、今、この局面はチャンスなんですよ。先ほどから、名人、迷いがあるんです。『君がため』に迷ってるんです!!ここがチャンス。チャンスなんです!!」



「素晴らしい!名人、今のは素晴らしい手でしたね。今の『天の原』は、日本中、他の誰も取れないですよね♪!!」。



そ、そういうもんですか??



まぁ、それは置いておいて、それをうちの両親も一緒に見ていて、結構皆で盛り上がっていた(変な家族・・・)。で、終わった後に、「そういえば、うちにもかるたあったよね?」と。



取り出だしましたる、小倉百人一首カルタ。皆で、取り囲み、どん、と真ん中に重ねまして、、、、



坊主めくり (笑)



で、その時に、同じ収納場所に私が小学生の頃に買ったチェスが入ってまして。シュウゾーと二人でやり始めたら、これが意外と面白い。



しかし、初戦はひどかった。何しろ、私のうろ覚えな駒の動かし方ルールでやったもんだから、後から調べたらデタラメもいいとこ^^;。



ま、そんなこんなで、結構楽しめております。テレビゲームとは違った、アナログでシンプルで、でも奥の深い楽しさ。また、テレビゲームでチェスをやるのとも違うのですよね~。こういうのもたまにはいいもんだ。
ついでに、母と3人でしんけいすいじゃくとかもやってみました^^。



2007年1月8日月曜日

『アヒルと鴨のコインロッカー』

(伊坂幸太郎)



読書記録のブログだということを忘れそうな勢い~(m~-~)m
このところ、忙しいながらもちょこちょこ読んではいるんですが、感想をアップする気力がなくて^^;。気力を持たせてくれた=すごく面白い本があったのです♪



大学入学のため一人暮らしをはじめた僕に話かけた隣人河野。「一緒に本屋をおそわないか」。そして数日後、僕は本屋の裏口でモデルガンを構えてボブ・ディランを口ずさんでいた。どうしてこんなことに??しかも奪うのは、一冊の広辞苑だと言うし??



またしても、伊坂さんにやられた!という感じ。今の僕と、隣人河野が絡む2年前の話が同時並行で進みます。ヘンテコリンな展開なのに、最後にはしっかりとつじつまが合ってしまう。なんだか浮世離れした雰囲気と思いきや、2年前の事件は妙な生々しさがある。そういうアンバランスさが、読んでいて飽きないというか、どんどん先を読みたいと思わされてしまう。前半に出てくる何気ない会話の言葉たちと、後半の繋がりもなかなか乙です。帯にも書かれている「神様を閉じ込めに行かないか」とか。一番好きだったのは、ブータン人は代用品で誤魔化すのが得意、かな。



これは、オススメです!
でも前に読んだ『オーデュボンの祈り』には負けるかな^^。



2007年1月5日金曜日

抱負?

一応新年だし、今年の抱負くらい書いておいた方が良いのかなぁ・・・。



・健康に過ごすこと(最近運動量が少なすぎ)
・仕事振り上手になること(最近抱えすぎ)



うーん、これって抱負というのだろうか。具体的な仕事目標としては、



・著書を無事発刊する(多分3月くらい?)
・業界誌への寄稿を一本以上出したい(今のところ未定)
・(企業向けの)セミナーを一回以上持ちたい(一昨年1講義したきり、昨年は機会を作れなかった)
・ガバナンスの勉強を真面目にする



著書なんですが、今度本を出します。共著ですけど。昨年、さんざん「原稿がっ」と苦しんでいたのは実はこれ^^;。あの後も、何ゆえか執筆担当分が増えて行き、苦しみつつ書いておりましたが、とりあえず今はゲラ待ち中です。
ちなみに、超・実用書です。うちの業界人以外が読んでもちーっとも面白くないです(笑)。



元会社の方数人には話したことがある気がしますが、私の夢、というか人生の目標の一つが、「(ある分野において)人から教えを請われる人間になりたい」なんですね。人に教えるの大好きです。でも、当然それには先立つもの・裏づけがないとダメなわけでして^^;。で、より汎用性のある裏づけを持ちたい、というのも、前の会社を辞めた一つの理由だったんです。今回の本は第一歩かな、って思っていて、自分としては結構ウキウキしてます^^。



まぁ、夢とか言い出したら、他にも色々あるんですけどね。文芸翻訳家になりたい、とかね。最近、これは完全に棚上げ^^;。でも、自分の専門分野に関する米国での著作の翻訳は、そのうちやりたいなって思っています。こっちの方が現実味はありそう。



趣味も含めればやりたいことがありすぎて本当に困るのですが、とにかく健康第一、シュウゾー第二(笑)。



今年も皆様どうぞよろしくお願い致します!



男性の惚気♪

そういえば、年末に、高校のクラスメート数人と忘年会をした。年の瀬も迫った30日だったので、参加人数も少なかったけれど、ゆっくりおしゃべりができて、こういうのもいいな、と。



参加していた一人が新婚の男性だったのだけれど、ラブラブっぷりを披露してくれました。男性であそこまで見事に惚気られる人も珍しい^^;、というか、今まで見たことがなかったので新鮮だったというか、「あぁ、男性も言わないだけでやっぱりそういうのは嬉しいものなのね♪」となんだか安心(?)しました。 ←日常の何気ないことを話してデレデレしっぱなしだった。



あけましておめでとうございます。

遅ればせながら・・・。



皆さま、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。



お正月休み、、、拷問のように、、、、腹が膨れております(笑)。



もう、行く先々で、食べる食べる。苦しい・・・。



31日から2日まで、シュウゾーの実家で、雑煮三昧。ちなみに、私、基本的に、何もしないヨメです。はい。ずーーーっと、おコタでシュウゾーとサクラ(日本スピッツ)と戯れておりました。はい。こんなんでいいんだろうか、、、と後ろめたさを感じつつ、一生懸命DVDの使い方を教えることで贖罪(笑)。



2日午後には、私の母方の親族の新年会。



3日の夜には再度シュウゾー実家で、旦那さんの実家に帰っていた義妹夫婦と顔合わせ。



あぁ、本当に食べすぎ。



今日から仕事はじめですが、今日はお昼までで終わり。なので、この日記書いたら帰ります^^。今日も昼は職場の昼食会@中華料理屋。あぁ・・・・(苦)。



 



今年の抱負、、、何事もほどほどに?(笑)