2006年12月27日水曜日

プレゼントの醍醐味

今日は午後から自宅に戻って仕事をしています。
そこまで集中を要する仕事でもないので会社でやるつもりで朝出勤したんですが、、、午前中、あれやこれやと仕事が沸いて出て(笑)、まったく進められなかったので思い切って帰ってきちゃいました。



もうすぐ年末ですね♪あぁ、体が睡眠を欲している。



先週、土曜日に、新居の契約をしに自由が丘の不動産やまで行き、その足で勝浦へ。義父の持つ勝浦の部屋に、私とシュウゾーの荷物を全部おかせてもらっているのですが、今度の引越しではやっとこれらを搬出できるので。荷物のチェックして1時間強でとんぼ帰り・・・。疲れる。



でも、がたんごとんと電車の小旅行気分で楽しかったです^^。



しかし、疲れているらしく、往路はシュウゾーにもたれて熟睡したら、ほっぺたに線つきまくり┐( -"-)┌。こういう跡が、なかなか消えなくなってきた今日この頃・・・30が近づいてますなぁ~(m~-~)m



そして、その夜はシュウゾーの実家に泊まり。
義両親、絶好調(T▽T)。しゃべる、しゃべる。



今年の4月に、シュウゾーが義母にDVDのレコーダーをプレゼントしたのですが、もう義母はそれに夢中でして。最近地デジが見られるようになったので、なおさら大はしゃぎです。しかし、それほどメカに強くないので、私がいくと、私にいろいろ質問します。今回も待ち構えていたらしく、、、、。シュウゾーが「わかった、わかった。ぺこは最近忙しくて疲れてるんだから、また来週大晦日に帰ってくるから、そのときにゆっくりね」と言ってくれたが、、、



「そうね~、お疲れ様」



・・・3分経過・・・



「でね、ハードディスクに保存した番組が・・・・」
シュウゾー:「おおみそかっ」
「あ、はいはい。そうね」



・・・3分経過・・・



「VRモードとかTSモードとかっていうのの説明を読んで一応わかったんだけど、これが・・・」
シュウゾー:「おおみそかっ」
「そうね、そうね」



・・・3分経過・・・



「でね、」
シュウゾー:「お・お・み・そ・かっ」



こんな会話が30分ほど繰り返されてました<(;~▽~)
でも、ここまではまってくれれば、プレゼントした甲斐があったというものですヽ(´▽`)ノ





2006年12月23日土曜日

転職?

やっと公表の許可がおりました。今回の引越しの「諸事情」、、、シュウゾーの職場が変わることになりました♪



内定はしていたのですが、今日正式決定。匿名の場とは言え、言っちゃダメ、とシュウゾーから申し渡されていたので^^。



シュウゾー、古巣の出身大学に戻って、助手になります。めでたいことです♪



で、職場が田園都市線の奥地(笑)、、、とてもじゃないけど、練馬の私の実家からは通えない。というわけで、引越しとなったわけです。



もともと、親元に同居させてもらっていたのが、短期間のうちに職場を動く可能性が高くて、そのたびに引越しでは大変だから、という理由だったので、予想は的中ということに。



 



そんなわけで、シュウゾーは今、現在の研究と、次の準備と、引越しと、種々の事務手続きとで、大わらわ。忙しすぎてご機嫌斜めなので、触らないに限る(笑)。



職人の心配り

まさに師走。



今週は月曜日に久々の関西出張。京都・大阪はしごでした。お客さん、頼むから東京から行く身にもなって、朝9時半からのミーティングとかやめてくれぃ・・・。家出た時間、真っ暗だし。



怒涛のように日々が過ぎて、「今日は早く帰る!!!」と心に決め、職場でもそう宣言。
で、両親とお食事に行ってきました♪銀座8丁目のおすしやさん、古径。とっても、美味しかったです♪ここはまたいきたい!



そして、何より、板さんが素敵。お客さんとの距離感が絶妙で、本当に心地よく食事させてもらいました。すし職人としての腕前だけじゃ良い店にはならないという素晴らしいお手本でした。



2006年12月18日月曜日

新居

来月、諸事情により引越しをします♪



このところ、ネットで新居を検索したりしていたのですが、よさそうな物件を見つけたので、土曜日に不動産やさんへ行ってきました。で、2件しか物件見ずにその場で即決^^。



新しいおうちは、田園都市線の用賀になります。私とシュウゾーの両方の通勤が便利♪



予算からいくと、多摩川を越えて神奈川に入らないとダメかなぁ・・・と思っていたのですが、この物件だけは予算内で、要望を満たしていましたヽ(´▽`)ノ。ネックになったのは駐車場ですね。この辺、平気で月3万円以上とかなんですもの・・・。



とにかく、そんなわけで、来年1月20日にお引越しです!



今は、部屋のレイアウトを考えたり、インテリアをどうしようかなぁ~、とかなり楽しんでいます^^



結婚記念日

金曜日は、結婚記念日でした♪



先月のは入籍日。今回は挙式日^^。



で、毎年恒例にしている、結婚した2002年のワインを買ってきて飲みました♪これから年々高くなってくのが恐ろしいですね(笑)。あとは、チーズとかを買って。



早いもので、もう結婚して4年です。
なんだか、転職だ、引越しだ、なんだとあわただしい4年間でしたが、楽しく過ごしているので良いでしょうヽ(´▽`)ノ



2006年12月15日金曜日

頭がショート

ケーキじゃありません。


なんか、このところ頭使う仕事ばっかりだったので、疲れたらしく、朝から頭痛。
(いつもはそんなに頭使っとらんのか・・・)

というわけで、午前休もらいました。スヤスヤ。

一昨日の晩、高校のクラスメートと会社の近くのフレンチに♪
大学入ってから、やたらとあちこち動き回ってる彼女、今は東京に戻ってますが、来年春にはまた京都!?という状況らしい。せっかく気軽に遊べる距離になったと思ったのになぁ^^;


面白かったのは、彼女は今大学or専門学校に戻るべく仕事をやめて勉強をしているのですが、彼女曰く、

「女友達は、この話すると、『決断したね~!頑張れ!!』って割とポジティブに応援してくれるけど、男友達は大抵『はぁ?何してんの!?』って引く」

そうな。

うん、なんか分かるような気がする^^;
こういうのとか、転職についてとか、やっぱり男性は色々と背負っているというか、縛りが大きいんだろうなぁって思う。女性の方が、「えいやっ」て身軽に動いちゃう人が多い気がする。 ←含・私(笑)

2006年12月12日火曜日

2007年のカレンダー

手帳に入れる、2007年のカレンダーリフィルを入手♪



先週、シュウゾーが買ってきたのを見て、「あ、いいなぁ~、それ使いやすそう♪♪」って言ったら、同じのを買ってきてくれました♪わぁい。こういうの、新しく入れると、気分も変わって、ちょっと仕事が楽しく^^。



 



そういえば、来年の卓上カレンダーをもらってこなくちゃ。



私の会社の机の上は、マツダの卓上カレンダーが置いてあり、PCディスプレーの上にはシュウゾーがPEPSIだったかなんかのキャンペーンでもらったロードスターのミニチュアが乗っかっている。愛車と同じ赤♪うふふ。女性のデスクとは思えない感じだ。それ以外、何も飾り気ないので^^;。



うちの会社は、女ばっかりで、来客スペースと職場が分離されているので、結構皆好き放題なものを置いている。



40代女性A:猫だらけ。



30代女性B:犬だらけ。



30代女性C:りらっくまだらけ。(ぬいぐるみが10個くらい並んでる)



更に、



40代女性D:韓流スターだらけ。



そしてやっぱり、最強なのは、



社長:宝塚だらけ。



 



なんだかな・・・^^;。なかなか楽しい職場です。



兄結婚♪

土曜日は、兄の結婚式@八芳園 でした!



新婦きれ~でした~♪とってもスタイルの良いお嫁さんなので、衣装もバッチリ決まって、すごく素敵でした♪兄、良かったね^^。デレデレな姿はばっちりビデオカメラにおさめておきました♪



雨が少々降ってしまったのは残念だったけれど、お庭の紅葉も綺麗でした。
しかし、今回しみじみ思ったことは、ホテルマンの教育ってすごいんだなぁ~ということ。まぁ、多くは語るまい。



会場には、私が知っている兄の友人たちも結構いたのですが、、、
小学校時代の友人3人は、本当によくうちに遊びに来ていて、私も一緒によく遊んでたのに、全く!判別がつきませんでした。席次表でやっと、「あ~、あの3人だぁ」と。また、大学時代の友人6人も、結構うちに来てたし、私は一緒にテニスしたこともあるのに、二人を除いて全然わかんなかったです。
今まで、自分の友人は誰も変わらないなぁ~、なんて思っていたのですが、実は、10年くらい会わずにいると全然違って見えたりするものなのかしら・・・。



今回は、長兄とも久々にゆっくり話せました♪元気そうでなにより。早くかわいい嫁さんでも見つけて欲しいものです^^;



ICHIGOYA

ばったばたで、ばってばての週末・・・。



金曜日には、友人二人とお食事に行きました。
今回はシュウゾーも同席。楽しかった~♪
しかし、私が二人の話を家でしょっちゅうしているため、シュウゾーは旧知の仲のように若干失礼なことを言いまくっていたような気もする・・・(笑)。
うちがお引越ししたら、是非お二人とも連れ合い同伴で遊びに来てくださいませ。人生ゲーム:ブラック&ビター用意して待ってます^^;



今回の店は、昨年同じ面子で忘年会に行ったとこ。新御茶ノ水のICHIGOYAという店で、チーズフォンデュが食べられます♪今年も美味しかったです!



2006年12月8日金曜日

働く女

今日は出先でおいしいけんちんうどんを食べました。ちょっと、忙しさで頭がパンクしかけていたのですごい効いた><♪



ところで、先日からマンガで『サプリ』というのを読みはじめた。結構面白い。お仕事と恋愛メインの大人女性向け(たぶん)。読んでないけど、最近こういうお仕事女性系の漫画や本多いですよね。10年くらい前のトレンディドラマ(うわ、すごい響き^^;)の働く女性像とはまた違う感じ。あと5年か10年したら、子供抱えて奮闘するキャリア女性が多分ネタになるだろうね(笑)。



ついでに、少し前になるけど『負け犬の遠吠え』なる本を読んだ。数年前のヒットで、文庫化されていたので。私のことか?と思うくらい、私の性格、行動、物事に対する考え方、全て、負け犬街道まっしぐらであります。でもって、そういう女性を受け入れてくれる男性って少ないのよね~、という話なので、あぁ~、シュウゾーって珍獣なのね~、と。



なんて、そんなこと言っていると、そのうち「君とはやっていけない」なんて言われてしまいそうなので、(←思い当たるフシだらけ(爆))
頑張って稼ぐことにします(←違っ)



この本、出た当初はなんだか賛否両論激しかったみたいだけど、人それぞれだから議論することでもない、というのが私のスタンスかな。



2006年12月6日水曜日

営業マンの真髄

さて、またしてもだいぶ後追い日記なのだけれど、先週末の話。



新型スカイラインの試乗に行ってきました♪



そして、そのまま日曜日のうちに、うちの両親が購入成約!今乗っているホンダのアコードが、9年目なのだけれどキロ数が14万キロを超えており、もう、サスもガタガタで、来年1月には車検。で、ちょうど良い時期にスカイラインが発売になり、見てみたら気に入っちゃったので買っちゃおう♪ということになりました。



実は、もうかれこれ新車買い替えを1年近く議論してきたのですが、ここへきて急展開!



さて、これには一つ裏話があって、、、



2週間前。ちょこちょこ我が家に来ていた営業さんのいる埼玉のディーラーへ、私と母が出かけました。その日はまだ新型は展示されておらず、パンフだけもらってちょっと説明してもらって帰りました。そのときの営業さんの説明は、「勉強不足ねぇ~」という感じ。



そして、翌週。母は父と二人で別のディーラーへ。そこで接客に出てきた人に、



「ねぇ、もう10年くらい前になるんだけど、うちの車を前に買い換えた頃によくうちに営業に来てくれていた営業さんなんてまだいたりするかしら??」



と聞いてみて、その営業さんの特徴を述べてみると、、、



「あ、それはAではないかと。」



といい、ちょうど、別のお客さんを見送って店内に戻ってきた男性を指差した。



するとそのAさんは、うちの両親を見るなり、



「あ!●●様、ご無沙汰しております!!」



と、即座にうちの両親の苗字を呼んだのだという。さらに、うちの車種から、年数から、すべて的確に覚えていたという。



10年・・・本当に、すごいと思う。



と、そんなわけで、実は父は日産購入を渋っていたのだが(10年前にも母は日産のプリメーラを買いたがったのに、結局アコードになってしまったのは父の反対にあった為だった)、一気に購入へと気持ちが傾いた。



2006年12月5日火曜日

ゼミOB/OG会

先週金曜日に、大学のゼミのOB/OG会。



すごーい、楽しかった!!思いのほか!



卒業以来初参加で、今回も思いつきで参加してしまったので、知り合いがいるかどうかも分からず、ちょっとドキドキ、、、結局、知っている人は80人以上いて2人+先生のみ。でも、私みたいな人(笑)がいっぱい。



皆、マイペースね^^;。普通、同期と一応連絡を取ってみて、一緒に行こうかとかなるもんじゃないのかね?



OB・OG同士で話している中でも、うちの大学の卒業生は割りと一匹狼系が多くて、会社でもタテヨコのつながりが薄い、という話になった。某K大学なんて、どこ行ってもつるんでるよね(笑)。せっかくなので、これからも連絡取りましょうね♪ってことになりました^^。



それにしても、学生さんたちの、なんというか、ソツのなさには正直びっくりしました。突然来た私のようなOGに対して、実にうまく気を使い、皆でワイワイと話しかけ、自分たちの話題にも巻き込んで、それをとても自然にやってのける。たいしたもんだなぁ~、と関心しました。あの年頃だった私、そんな風にできていなかったと思う。。。社会人になってからはともかく、学生時代はきっと遠巻きにしたり、気を使ってるのバレバレみたいな対応しかできなかったんじゃないかなぁ。



2006年12月2日土曜日

再会

あっという間に、金曜日・・・。



今週は、先週を4連休にしてしまったせいで、なんだか仕事山積み。実質、平日は1日しか休んでいないはずなのに、何ゆえこんなに仕事が溜まるのか・・・。もはや、年休のせではないような気もする。。。



シュウゾーも同様に仕事山積みらしく、夫婦して夜半に帰宅の日々。なんかろくに会話をしていないぞ・・・。



さて、昨日は私の仕事している業界の、年次大会がありました。業者が12、3社、ブース展示をし、それ以外に大講堂での講演・パネルディスカッションやら、ワークショップやらが開催されます。弊社もブースとワークショップの両方をやって、なかなか盛況。
ついでに、会場で大学の同期と偶然再会!ワークショップに参加してくれていて、知った顔が壇上にいるのを見てビックリしたそうな^^;。卒業以来だから6年以上ぶり。彼女は企業の担当者、私は業者側なので、立場は違うのだけれど、お互い同じ業界にいるとは露知らず。来場者の対応中だったので、あまりゆっくりおしゃべりできませんでしが、今度食事でも行こうということになりました。なんだか嬉しい♪



今日は夜、大学のゼミのOB/OG会でっす。



2006年11月29日水曜日

広島・岡山へ2

(3日目)



さて、倉敷では、アイビースクエアというホテルに泊まりました。倉敷紡績の工場をリフォームしてホテルにしている、ということでちょっと面白そうだな、と思ったわけです。



うーん・・・。微妙(笑)。
まぁ、雰囲気があると言えば、ある。んだけど、だいぶコスト省いてますね、、、というのが見えすぎ。



そして、何よりも、ホテル内にあるレストランがなんとも食欲をそそらない(笑)。旅行途中で疲れていたので、もう、ホテル内で夕飯を済まそう、って思ったのに、シュウゾーと二人でメニューと写真を見て「外いく?」となりました。



 



さて、倉敷。白壁の昔ながらの街並みを再現している「美観地区」。なかなか綺麗でした。本当に小さな範囲なのですね。ちょっと、テーマパーク的な雰囲気になってしまっているので、これから何十年スパンで徐々に範囲を広げたりしていけば、年月による趣も加わって良い街(観光資源という意味で)になるんじゃないかな。



シュウゾーと二人で話していたのは、
「観光都市としてやっていく気合が足りない気がする」 (笑)



とはいっても、その小さな範囲の中に備前焼きの店とか色々あって、かなり楽しみましたけど^^。今回、私は備前焼の香炉を買いたい!という希望があって、シュウゾーも備前焼のコーヒーカップを探していたので、余計に楽しかったです^^。そこに興味がないと、結局は雑貨屋・お土産屋ばかりなので、1時間もぶらぶらしたら飽きちゃうかも。



あと、大原美術館にも行ってきました。義母に聞くところによると、昔は入り口を入った部屋に、全ての展示作品が所狭しと壁を埋め、フロアに並んでいたのだとか。今は、増築がされて、かなりゆったりとした展示になってします。
ちょっと、昔のが見てみたかったな、なんて思いますが^^。私はどうも、そういう展示が好きみたいです。美術館も、ひたすら大きいところよりも、画家のアトリエとか、個人の邸宅なんかを美術館にしているようなこじんまりしたところにワーっと作品があって、洪水!!みたいな方が好き。だからか、ルーブルは最も苦手な美術館^^;



倉敷では何度もおうどんを食べましたが、どの店も美味しかったです♪



 



(4日目)



当初の目的、シュウゾーの祖母の一周忌です。
祖母の家で行われ、20人弱の人が集まっていました。結構楽しかったです^^。



喪主はシュウゾーの従兄に当たる方で、その方には1歳半になるお嬢さんがいます。だから、昨年私が葬儀に来たときはまだ6ヶ月だったんですね。で、その頃は本当に「赤ちゃん」って感じだったのに、、、今回会ったら、「女の子」になっているではないか!!



あの変化っぷりには結構びっくりしました。髪を伸ばして肩くらいまであるので、余計そう見えるみたい^^。今まで、私の知人のお子さんって男の子が多くて、当然髪の毛切ってるので、あんまりそこまでの激変を感じなかったんですよね~。いやぁ、びっくりした。驚異的ですね。



 



帰りは、岡山空港から飛行機。
羽田について、ご飯食べちゃおうってことになり、「帰るの面倒くさいね~」と話していたら、シュウゾーが良いことに気付いてくれました。「ねぇ、バスってあるんじゃないの??」



羽田からうちに帰ろうとすると、電車を3本乗り継いで、更にバスに乗らなくてはならず、1時間半から下手すると2時間近くかかります。で、バスを調べてみたら・・・



ある!あるじゃないか!!しかも、駅からめちゃ遠い我が家のすぐ近くのバス停にまで止まるやつが!!・・・今までなんで気付かなかったんだろう・・・。実際、乗ってみたら、1時間ちょっとで帰りつけてしまった。道が混んでると大変なんだろうけど。



帰宅してうちの両親に「バスって長久保まで来てるの知ってた!?」と聞いたら、やはりしらなかった模様。良いことを知った。・・・って言っても多分あと2ヶ月くらいで引っ越すんだけどね、うちら^^;。



2006年11月28日火曜日

広島・岡山へ♪

予定通り、金曜日にお休みを頂いて、4連休として旅行に行ってまいりました♪



(1日目)



7:53東京駅発で、広島へ。そのまま宮島へ渡りました。
美しかったです~。満潮時を見てみたかったですね~。



それにしても、宮島の鹿さんたち・・・やたらとカメラに向かってポーズをとってくれるのはなぜ?^^



お昼に食べたあなご釜飯、美味しかった~。シュウゾーは、かき釜飯にしました。こちらも美味でした~。



厳島神社、地味でなく、華美でもなく、とても好き。あと、千畳院がとても好きでした。寒い中で、あそこで座禅とかしたら、修行っていうか、苦行?^^;



そのまま高速船で広島港へ向かい、プリンスホテル泊。市内から離れていて不便なところだからか、ホテルの格に比べて大変リーズナブルなお値段で泊まれました^^。(私たちは船がホテルに直付けするので、とっても便利でした)



お部屋もオーシャンビューが絶景!!翌朝起きたときはびっくりしました。でも、太陽が海面に反射して、まともに景色が見られない^^;。



夜は、最上階のバーで乾杯~♪4回目の結婚記念日です♪



 





(2日目)



バスで市内に出て、平和記念公園へ。シュウゾーは小さい頃に行ったことがあり、「ブルーになるから嫌だ」と抵抗したのですが、私は見たことないし、やっぱり日本人の義務(?)でしょう!ということで、資料館へ。



案の定、二人してブルーになりましたとさ。



お昼にお好み焼きを食べて、ちょっと復活。(おいおい・・・)



広島の人が、大阪のお好み焼きを「ちがーーう」というのは分かる気がする。広島の方が、野菜や具の味を楽しめる感じ。でも、私としては、「別物だから、それぞれ美味しいからいいんでない??」って感じです^^。でも、別物として、広島の方が好みではあります。



ちなみに、東京で食べるお好み焼きは、大阪風:大阪人が言うほど、大阪の方が飛びぬけて旨いとは思わない、 広島風:確かに、広島の方が美味しい。



なんでだろね。



さて、その後新幹線で岡山へ移動。シュウゾーは母方の田舎がここなので、小さい頃から何度も来ている。しかし、岡山駅の大改修が最近あったらしく、昔と全然違うらしい。



とにかく、岡山城・後楽園へ向かう。



後楽園は、素晴らしかったです~。計算しつくされた日本庭園って、なんて綺麗なんだろう。花の季節に来てみたいですね。



ちなみに、園内ですれ違ったカップルの女性曰く、「庭師さんとかが手入れしているんかな?きっとすごいしてるんだよね!」



・・・野生なわけはなかろう・・・。



さて、シュウゾーはとっても写真を撮るのが好き。と、言っても、景色を撮るのが好きなのであって、私はあんまりとってくれない。二人の写真は、人に頼むのが嫌だと言って、もっと撮ってくれない^^;。



しかし、今回は結構いっぱい私も入っている。どうやら、人を入れた構図に今回は凝ってみたようだ(笑)。しかも、三脚を持って行ったので、それを設置して一緒にとったりもした。



更に、大抵旅行に行くと、私も撮って、二人で「構図競争」をしたりする。



そんなことをしていると、あっという間に枚数が増え、後楽園を出る頃には512MBのカードがいっぱいに・・・。仕方ないので、もう一枚買おうとしたら、、、電気やがない^^;。いや、電球売ってるのとかはあるんだが。きっと、量販店とかは郊外型なのかな?



とにかく、小さなカメラ屋を見つけて、なんとか購入。



そんで、電車で倉敷へ♪



段々、食べすぎで胃がもたれてきていたので、夕飯はうどんにしました。おいしい♪



 



(3日目)



疲れたから、続きはまた今度^^;



2006年11月20日月曜日

『プラダを着た悪魔』

今日は、母と二人で映画を観にいきました♪



『プラダを着た悪魔』



すごーい、楽しい映画!



ジャーナリスト志望のアンディが得た職は、女性ファッション誌ランウェイの伝説的カリスマ編集長ミランダのアシスタント。ファッションなんて興味がなくて、「ださ~い」服を着ているアンディが、悪魔的な要求を繰り返すミランダの下で働き始めるのだけれど。。。



テンポが良くて、ユーモアと、ほどよくシリアスがスパイスになって、どきどき感もたっぷり。



アンディ役のアン・ハサウェイはすっごい、きれいだし、かわいいし、最初の素朴な服装でも「十分かわいいです・・・」と思ったけど^^;、おしゃれな服の数々を見事に着こなしていく様は、もう、圧巻。演技もすっごく良かったし。
さらに、ミランダ役のメリル・ストリープが最高!!貫禄~。”Andrea~”って呼ぶ声がするたび、「ひぃ~(> < )」って感じでした。口元とか目元とかの小さな表情の変化が抜群で、うまいなぁ~て思いました。



話の内容としては、アンディの選んだ道も、ミランダのゆく道も、それぞれで、でもやっぱりどんな道でも真剣味というか、自分で決断していくことの重みとかをもってやっていかなくちゃね~、という感じ。
そういう意味では、もう一人のアシスタントのエミリーの役どころが私はすっごく好きでした。ミランダからもダメ出しされるし、ミスもするし、でも、ものすごくこの仕事が好きで、ミランダのことも恐れながらもきっと尊敬していて、パリコレについていきたいがためにものすごい努力も実はしていて。だからこそ、あのミランダも彼女を解雇しないんだろうな、って。



最後に、やっぱり見所は、登場する数々の一流ブランドのおしゃれな服やら靴やらバッグやらアクセやら、、、。ファッションにあんまり興味のない私が見ても興奮してしまう♪母ともども物欲全開になって帰ってきました。しばらくは、服売り場に近づかないがよろしかろう^^



銀座でぶらぶら

土曜日、シュウゾーとおでかけ。



まずは、喫茶店ウェストでティー。シュウゾーがお友達に教えてもらったのだけれど、シュークリームがとっても美味しかったし、華美でなく、でも趣があって、素敵な店でした♪



それから、さしたる目的もなく、ぶらぶらと、ウィンドウショッピング。



今、ほしいもの①腕時計、②バッグ、③スーツ
通りかかったハンティングワールドのお店で、すっごーい、素敵なバッグを見つける。・・・でも予算3倍ぐらいオーバー( ̄~ ̄)。いいなぁ、って思うものってやっぱり高いのよねぇ・・・。



その後、ダンヒルにも立ち寄る。ロンドンで、ダンヒルの素晴らしい皮のコートを見て以来、惚れ込んでいるシュウゾー。今日も、また惚れ惚れしつつ、お値段にため息をつく(笑)。ま、とても今の年齢で着こなせるような代物じゃないので、あれを買っても分不相応でなくなる頃までに、あれが似合う男になっていてもらいましょう(T▽T)



別の店では、私がベージュの膝丈コートを試着して、「うん♪」と上機嫌になって気に入るも、求めていたコートは皮のハーフコートであることを思い出して、そそくさと店を去る。あぶない、あぶない。買い物してるとついね、いらんものに惹かれるのよね^^;。



で、結局、銀座くんだりまで来ておきながら、買ったのは沖縄の黒糖飴のみ(笑)。



夜は、権八という串焼き・そばの店でご飯。



『夜のピクニック』

(恩田陸)



何か事件が起きるわけでもなく、ただただ、高校生たちが、朝から翌朝まで80キロをひたすら歩いていく。それぞれの思いを抱いて、他愛のない会話をしながら、ただ歩いていく、それだけなのに、特別な作品。



「みんなでただ歩く。ただそれだけのことが何でこんなに特別なんだろう」



これは、作中の言葉だけれど、本当に。ただ、歩いているだけの小説が、こんなにもいろんなことを思い出させ、考えさせてくれる。



2006年11月16日木曜日

え。

先日から大騒ぎしている原稿。
私のほかにも4名がそれぞれのパートを書いている。



そのうちの一人は社長なのだが、
社長から、「今週水曜日の夜までに私に送ってください」
との指令が来ていた。



ところで、社長、今海外出張中。
出張が今日までなので、帰りの飛行機の中で読むつもりなんだろうなぁ~、と思って、私も昨晩までに無理やり書いたのである。



そして、今日。
同僚Sさんと話していて、



私:「社長、明日には会社出てくるんだっけ?」



S:「出張先から直で、そのまま週末までハワイだよ。」



は??
はわい??
Hawaiiのことでござんすか??



まーじーでー。



社長、ご家族にハワイに住んでる方がいらっしゃるらしく、そこに寄るんだそうな。
普段も休日まで働いているような人なので、今回も読むだろうが・・・
・・・ハワイって響きがやる気を削ぐよね(笑)



ちなみに、そのほかの3名。誰も書き終わってないし^^;
社長、「皆の読んでから書くわ♪」



・・・もしかして、私って真面目すぎるのかしらん・・・。



2006年11月15日水曜日

エネルギー切れ

きょうもせっせと書いております。



が、エネルギー切れで、休憩中。 ← またか(笑)



でも、今日は午後いっぱいこれに割けているので、まぁまぁのペースで進んでおります。



今日は、昼休みに近くで30分マッサージしてもらってきちゃった。ほかに客いなくて、店内静かで、気持ちよくまどろんだらすっごい元気になりました。昼寝は仕事の能率を上げる、って言うけど、本当だわ~。



2006年11月14日火曜日

わたし、スゴイっ

おぉ~、徹夜覚悟だったのに、意外や意外、第1部原稿あがり!



(現在夜の2時半)



驚異的速さだ。夕方、オフィスに一人になってからの集中力たるや、自分で自分を褒めてあげたい♪



(ていうか、自業自得)



ちなみに、うちの会社は皆とっても潔い(笑)ので7時前には誰もいなくなります^^;。私自身も月のうち半分くらいは7時前に帰ってるかな。



さぁ、寝よ寝よ。



あ、11時半の時点で、一旦自宅には戻ってます♪



おやすみなさい~。



 



・・・。この修羅場があと2日続くんだよね・・・。



現実

逃避し続けて2週間、、、今まさに、目の前に(笑)。



本気で切羽詰らないとやらない、この性格・・・。



というわけで、今日はエンドレスで原稿書きます。



原稿、大きくわけて3部構成なので、とりあえず、今日1部をあげないことにはどうにもならん。



ちなみに、現状:
第1部:7割がた下書き完成
第2部:5割がた下書き完成
第3部:未着手 (苦笑)



ほんとにおわんのかな・・・これ・・・。



ここに、最後の現実逃避!!(←いいから、早くやれよ・・・^^;)



2006年11月10日金曜日

自宅勤務は子育てママに優しいか

今日は久々の自宅勤務。



うちの会社は、自宅勤務が必要に応じて認められている。クライアントへの報告書等を集中してやりたい場合など、とても良い。誰にも話しかけられず、電話に邪魔されることもない。(でも、実際には、○○さんから電話があり折り返し連絡ほしいそうです、みたいなメールがひっきりなしに携帯にくるんだけどね・・・)



今日は、原稿書きのために家にこもっている。すごーくエキサイティングな仕事なのだが、終わりの見えない大作であるがために、いまいちモチベーションが上がらず、会社にいるとついつい他の仕事をやってしまう(T▽T)。なので、自分を追い込むためにも、今日は自宅でみっちりやらせてもらうことにした。



で、今はちょっと休憩中(^◇^)。



この自宅勤務体制、小さい会社だからできることなのかもしれないけれど、結構時代の要請に合っていると思う。というのも、うちの会社には子持ちのお母さんたちもいるので、子供が体調を崩した時などは、彼女たちも家に戻って仕事をしていることが多いのだ。



、、、と、思っていたのだが、最近、実はこれってすごーく厳しい制度なのかもしれない、と思い始めた。



自宅勤務をすると言っても、当然ちゃんと仕事を自己責任でやることが前提になっている。コンパクトな所帯なので、サボりゃばれるし、大企業と違ってそんなことしてたらあっという間に首が飛ぶ。子供の体調を理由に休ませてくれない、ということであり、それって休みなく育児に仕事に、と走り回っているお母さんたちにとっては、ある意味厳しいのかなぁ~、と。要するに、子供のために早退したら、子供の面倒を見た後、深夜までかかろうと、ちゃんとやることやってね、ということなので。



今までだったら、職場の人に「ごめんなさい!後を頼みます!!」と言って、帰って子供の世話だけしていればよかったのが、今度は子供の世話しながら通常通り仕事までしろ、ってことですものね。果たしてどっちがいいのだろう。



確かに、「職場の人に迷惑をかけている」という心苦しい思いはしなくてすむかもしれなけれど・・・。と、言っても、実際にはうちの会社の女性たちは「本当に、いつもすみません(> <)」って、大恐縮しながら帰っていくので、あまり気持ちの上では変わらないのかな?
周囲としては、まぁ、電話取る人が一人減る、とか、「あれってどうなってたっけ?」と思ったときに電話しないと確認できない、とかの面倒が増える程度で、自宅で仕事してくれてれば何の迷惑もないので、そんなに恐縮しなくていいのに、って思うんですけどね^^;。やっぱり当人たちはそういうわけにはいかないようです。ま、逆に、「仕事はやってるわよ、文句ある!?」みたいな態度だと、それはそれでムカツクかもしれない(笑)



実際には、他の人が肩代わりできる分はしていますけどね。100の仕事を、自宅勤務ができないと0になってしまうけど、自宅勤務があるおかげで半分くらいはできている、というイメージでしょうか。



・・・となると、結局は自宅勤務制度も大事だけど、やっぱり周囲の理解とか協力が得られる会社かどうか、ってとこにかかってきてしまうのですよね~。



なんか、話がズレてきて、何が言いたいんだかわからなくなってきた^^;



2006年11月9日木曜日

夜中の会議

昨日は、夜中に海外との電話会議があったので、大手町からタクシーで帰宅。
8500円もかかったよ~。遠いのぅ。(もちろん、経費です)



というわけで、今日は1時半ごろ出勤でOK。こういうフレキシビリティを許してくれるうちの会社、本当に優しいと思う^^。



 



私信:りょうすけさん、昨晩はせっかくお電話頂いたのにすみません。また今度ご飯行きましょう!



2006年11月7日火曜日

大間違い

今日は大阪出張。
ものすごーく、眠くて、行きの新幹線の中、爆睡。



帰ってきたら、ホームでシュウゾーが鉄道小僧しておった。国際フォーラムで学会があって近くにいたので、迎えに来てくれたのだが。単純に新幹線が見たかっただけのような・・・。



 



昨日はシュウゾーの所属研究室のBBQでした。ちょっと季節はずれだけど、学会にあわせて海外から研究者がたくさんきているので、その人たちをゲストに招くためらしい。



BBQは楽しいね~。美味しいし^^。



で、その日の目玉は、シュウゾーがこの研究室にポスドク採用のアプリケーション出したときに送った封筒を見せてもらうこと。というのも先週の木曜日に、シュウゾーが飲みーてぃんぐの席で、先生から言われた一言。



「そういえば、シュウゾーくん、キミの申し込み書類、宛名のボクの名前、間違ってたよ」



えっ!?



っと、シュウゾー驚くも、「待てよ、あの書類って、、、僕は日本にいなかったから、ぺこに替わりに送ってもらったンじゃぁ・・・」



えっ!?



で、バーベキューの日に、どう間違っていたのかを見せてもらうことに。



その先生の名前は、F井先生である。そして、見せてもらった封筒には、実に、頑張って書きました!的な字で、デカデカと、



「F原」



と書いてあった。



 



・・・。



ありえなくない???



なんで、井が原になっちゃうわけ???



しかも、超大事な書類なのに。



ありえなくない???



え、書いたのまじで私???



 



・・・。



え~、、、ほんっとうにゴメンナサイ(;д;)。先生、ほんっとうに、失礼致しました。



審査通ってよかった・・・



2006年11月5日日曜日

『かまいたちの夜』

この一週間は忙しかったなぁ。。。



週前半は、仕事で見事なポカをやらかし、素晴らしく凹み。まだまだ未熟。後半は、社長から過分なお褒めの言葉を頂き、単純に舞い上がり(笑)。今やっている大事な仕事は、イマイチ気分が乗らず、ちちとして進まずははと笑う。



そんな一週間でございました。
珍しく残業続きだったので、ちと疲れました。



といいつつ、、、先週末からせっせと、、、PS2で『かまいたちの夜3』(笑)



そういえば、あきさんがうちに泊まりに来た時、シュウゾーと夜通しで2をやってましたよね・・・。私は翌日仕事ですぐ寝ちゃったから、振り向いたらおばあちゃんシナリオしか覚えていませんが・・・^^;。懐かしい。



で、今回の3には、1と2のメインストーリーも入ってる。私はどちらも知らないので、まずはそこから、、、と先週からせっせと1と2を。普段、小説でミステリーを読んでもまったく推理をしない私なので、こうしてゲームとしてやるといやがおうにも考えて良いかもしれない^^;。



で、無事1と2をストーリーを理解してから、3へ突入。
木曜の晩からシュウゾーと二人せっせと。



こんなにゲームしたのは久しぶり。



しばらく前に、本とか読む気がしなくてせっせとドラクエⅧやっていた時期があったが、あれも英気が養われて他のことし始めたらやめてしまったし^^;



ま、そんなこんなで、とにかく、最初のストーリーを昨晩クリア。



そしたら、ピンクシナリオ登場。なんか、シュウゾーが大笑いしながらやっておった。私は最初のストーリーを終えたら、興味を失い、さっさと寝る(笑)、



 



そんな、3連休。。。そんな夫婦。。。



 



明日はシュウゾーの職場の人とBBQです♪



2006年10月29日日曜日

ダースベーダーに見送られて・・・

皆さん、唐突ですが、スターウォーズの「ダースベーダーのテーマ」を歌ってみください。



でーんでーんでーん、でんででーん、でんででーん、



ていう、アレです。



歌いましたか?



声に出して歌ってくださいね。



 





歌いましたか??





 



さて、次に、ショパンの「葬送行進曲」(一番有名なやつです。葬式の音楽、と言って皆さんがまっ先に思い浮かべるアレです)を歌ってみてください。



さぁ、歌えますか??



 



さっき、葬送、という話になって、私がメロディーを歌おうとしたら、シュウゾーが最初の2音からダースベーダーのテーマにしてしまい、その後、何度葬送行進曲を歌おうとしても、ダースベーダーになってしまう・・・。



くそぅ。なんか悔しい。



すごく、ウケてしまった自分が、また悔しい。(笑)



しゅごー、しゅごー。



2006年10月27日金曜日

お寿司と夜景

木曜の夜、知人とお食事に行きました。



イギリスに居たときに、とっても、とっても、お世話になった方。60歳とすごく年齢は離れているけれど、私にとって大事な大好きなお友達。シュウゾーのイギリスでの同僚で、現役の研究者さんです♪穏やかで、上品で、おちゃめな、ステキな女性です。



彼女の息子さんも研究者で、私たちがイギリスで入居した同じフラットに住んでいて、2ヶ月後に日本へ夫婦で赴任。で、今回、息子夫婦を訪ねて来日。来日は2度目で、元々すごく日本びいきな彼女、どんどん日本を好きになってくれています♪日本人として嬉しい限り。



久しぶりに会えて、楽しかった!!



お店は恵比寿ガーデンプレイスの38階にある旭鮨に行きました。眺めよかったです~♪お食事も、美味しかったです。ま、お鮨は欲を言えばキリがないですが、お値段もうなぎ昇りですしね^^;。



 



余談ですが、
息子さん夫婦、、、イギリス時代に比べて、えらく体型がスッキリ。日本食大好きで、普段の自分達で作る料理も全部和食らしい。寿命、10年くらい延びたんじゃない!?ってくらい、お肌もツヤツヤ、スベスベに!前は結構、ギラギラしてたのにね(笑)。
やっぱ、日本食ってヘルシーなのねぇ~。



最近の癒し

以前から、佐伯チズさんの美肌術が気になっていました。



私はほとんど化粧をしない代わりに、すご~くスキンケアネタが好き。(アイシャドウと口紅くらいはする。ファンデ類は持ってすらいない。)ただ、高いお金を出す気はない。



で、佐伯さんがファンデーションを使わない、とおっしゃっていたのにもなんとなく共感できて、試してみようかな~、と。しかし、ローションパックを佐伯さんは何十年も毎日欠かさずしていると言うではないですか。それは無理~、と思って踏み出せずにいたのですが、、、



先日、母もどこかで佐伯さんネタを仕入れたらしく、ローションパック用のカット綿を買ってきました。
おぉ!母、ナイス。



ということでやってみました。1ヶ月くらい経つかな。



これは続く!!



なぜなら、ものすごく気持ちいいからなのです。パックしていると、ほんと、ふぅ~♪って感じ。肌しっとりするし、柔らかくなるし!これは「続ける」というよりも、毎日やらないと物足りない!すごい癒されます。アロマとか組み合わせたら最高♪



何百万部も本が売れるはずだよ・・・と、納得。



というわけで、さすがに毎日とはいきませんが、ほぼ毎日ミイラのようになってます(笑)。
女性の皆様方、オススメでございます♪



2006年10月25日水曜日

瀬戸内を愛でに

今すっごく、楽しみにしていること。



来月、岡山・広島に旅行に行きます♪♪



元は、26日に岡山でシュウゾーの祖母の一周忌の法事があるから。シュウゾーは昨年イギリスにいて葬儀にも出られなかったので。(そういえば、あの時は一人で岡山日帰りして、結構えらい目に遭ったな^^;)



で、ただ行くのはつまらない。おあつらえ向きに、23日がお休みだ。しかも結婚記念日だったりする♪ちなみに、この日に婚姻届を出したのは、「毎年休みだから」という不純な動機による・・・。で、24日に休暇とって、3泊4日旅行とすることに♪♪



で、23日に宮島に行き、広島泊。24日は午前中広島をうろうろしつつ、倉敷へ移動。大原美術館なぞをみつつ、翌日もそこらへんをうろうろ。もう一泊して法事で、帰る、と。



あぁ~、楽しみ♪



私もシュウゾーも、基本的に旅行にあまり興味がないので(笑)、こういうきっかけでもないとなかなか動かないので^^;



 



というわけで、、、、Todo様、お勧めをお願いします!^^
宮島、確か、ちょうど対岸あたりにお住まいとおっしゃっていましたよね?もしお時間あったらお会いできると楽しいのですが・・・。





2006年10月24日火曜日

左脳な私

右脳左脳占い
http://www.nimaigai.com/science.html



さくらさんに教えてもらいました。



単純だけど、なかなか面白い^^。



シュウゾーには、「やる前からぺこはどう考えても『ささ女』」といわれた。



むむむ。実際には、、、『ささ女』です、はい( ̄~ ̄)。



【性格】「才艶なリーダータイプ」   
インプットもアウトプットも左脳で行う「ささ」のあなたは、女性の中で最も男らしいタイプです。ものごとを理論的に筋道だててとらえたトークの連続に、相手はぐうの音も出ないことでしょう。あなたが相手をバッサバッサと斬っていく姿に、周囲は尊敬さえ覚えます。反面、「鉄の女」と呼ばれることも…。
プライドが高く正義感も人一倍、おまけにぐいぐいと論破する力は誰にも負けないので、味方につけると最高に頼もしいタイプであり、敵にまわすとこんなに厄介なタイプはいません。クレームをつけさせたら天下一品です。
まじめであるがゆえに愛想笑いが苦手なので、常にクールな印象を与えることでしょう。しかし立場を計算して女性的な面を見せた方がトクだと考えれば、うってかわってかわいい面を押し出していくという器用な一面もあります。
何ごとにも完璧主義なので服装はいつも完璧、質にもこだわります。完璧を求めすぎてストレスがたまりやすいタイプなので、リラックスした気持ちになることも大事です。



確かに、自分でも当てはまっている部分はあると思う。
でも、総論あってて、各論違う。



・・・と、言ったら、あきさんには「各論もあってると思うけど」と言われてしまった。むむむ。



>「鉄の女」
そういえば、高校時代、「女帝」とか呼ばれていたような気もする・・・。



>クレームをつけさせたら天下一品
これはないですね~。クレーム、苦手なんです。相手に一言「すみません」といわれると、それ以上責められない。で、いつもシュウゾーに「手ぬるいっ!!」と笑われる^^;。



>愛想笑いが苦手
これもないですね~。いつも笑ってる顔なんで。(ん?意味違う??)



>完璧主義なので服装はいつも完璧
完璧主義、は確かにあるけど、服装はあんまり・・・。
職業柄、スーツはちゃんとしたもの着るけど、、、休日に着るものがなくて困るという、カジュアルフライデーにゴルフウェア着てくるサラリーマンのおっさんのようなこと言ってますからねぇ・・・。



 



ちなみに、シュウゾーは『さう男』だそうです。



鉄の女と策士の夫婦・・・どうよ!?



2006年10月23日月曜日

実家とラクーア

金曜日の夜、シュウゾーの実家へ。お義母さんのDVDの使い方質問に答えたり、シュウゾーはパソコンのウィルスソフトの更新をしたり。で、ついでに(!)、お義父さんが田舎で買ってきてくれた芋焼酎を2本頂く♪るん。



土曜日、夕方に突然あきさんからシュウゾーにお電話があり、一緒にお食事することに。愛しの奥様とご子息がおでかけで寂しかったらしい。



「一人で言えでPS2やってるつもりだったんだけど、なんと、壊れちゃったんだよね~。で、じゃぁシュウゾーに電話してみようかと思って~♪」



・・・。シュウゾー、プレイステーションに劣る。。。



更に、



「さすがにさぁ、部屋でDS一人でやってるのはいくらなんでもね~」



・・・。シュウゾー、ニンテンドーにはかろうじて勝る。。。(笑)



 



で、なぜか、後楽園のラクーアに行くことに。
シュウゾーがすごく好きで、私も行きたいと思いつつ今まで一度も行っていなかったラクーア。というのも、私は、本当に、ほんっとうに、長風呂なのデス^^;。だから、二人で行くと、延々待たせることになるなぁ~、と。でも、今回はあきさんがいたから心置きなく私は長風呂♪そしたら、マッサージの予約に遅れそうになった^^;。



あぁ~、気持ちよかった~。お風呂って本当にいいですよね~。しかも、ラクーア内、なかなかくつろげるので、これなら二人で来ててもよいかな~、って思いました。



ちなみに、風呂はいる前に、3人でガッツリ焼肉を頂きました(笑)。←ラクーア内にあるのです、焼肉やが、



そんなこんなで、深夜料金が発生する直前にラクーアを後にし、帰宅。あぁ、楽しかった!あきさん、お誘い有難うございました♪



夜中のオープン・ドライブはなかなか気持ちが良くて好きです♪もう少しすると、寒くて開けられなくなっちゃうかなぁ・・・。



2006年10月17日火曜日

明日館でバロックに浸る

土曜日は、母にチケットをもらって、池袋にコンサートを聴きに。



明日館、と言って、自由学園のもの。かの有名なフランク・ロイド・ライトの設計で、コンサートをやった講堂の方はその弟子の遠藤新氏の設計だそうな。祖母と叔母が自由学園の出身なので、祖母を連れて行こうとチケットを取ったものの、祖母の体調が思わしくないと言うので。タナボタ。



明日館。とってもステキ。鋭角の組み合わせなのに、とっても柔らかい印象。室内は漆喰壁に木の柱、床、椅子。ぎしぎしと鳴る音がなんともノスタルジック。



で、そこで演奏されたのが、フォルテ・ピアノとバロック・バイオリン、バロック・ビオラ、バロック・チェロの四重奏。深みのある音が本当にステキでした♪小さな講堂で、間近に楽しめる。こういう演奏会、本当に好きです。思わず、シュウゾーと「コーヒー欲しいね」と言うほど。その昔、サロンでこういう音楽を楽しみながら談笑した人々。。。うらやましいなぁ^^。



ピカソとモディリアーニ

金曜日の夜、シュウゾーと待ち合わせて、渋谷のBUNKAMURAミュージアムへ。金曜は夜9時までやっている♪



シュウゾーがピカソが好きなので、今回も行きたい!と。
私は元々あまりキュビズムとか抽象画に興味がないのだけれど、パリでピカソ美術館に行って以来、ちょっと興味が出てきた。



で、今回の展示は、ピカソの作品自体は少なかったのだけれど、キュビズムの試みの意味がよく分かるような展示内容で、とても面白かった。対象物を、いろんな方向から見て、それを2Dのキャンパス上に再構築しようとした、という意味がようやく分かったような気がする。(気がするだけ・・・^^;)



シュウゾーと話していたのは、こういう絵を描く人にも2種類いて、純粋にものの見方や投影の仕方を追求していってこういう画風になる人と、あくまでアートとして面白くて描いている人といるんじゃないかなぁ、ってこと。前者の方が、絵がストイックな気がする。(これも気がするだけ・・・^^;)



まぁ、素人のたわごと感想ということで・・・。



その後、気軽なイタリアン。出てきた発泡酒が飲みやすくて、困った^^。



2006年10月6日金曜日

小さな心配り

毎週金曜日は、職場でいつも珈琲を入れてくれる人がお休みの日なので、朝スタバで買ってくるのが習慣になっている。



今日は雨で、ざぶざぶ。



お店で注文をした後、お会計をしつつ、



寒いなぁ~と思いつつ、手から袖口をさする動作をしたら、



「お飲み物、熱めに致しましょうか?」



 



なんでもないことなんだけど、



もしかしたら、冬や雨の日のマニュアルなのかもしれないけど、



なんとなく一日の始まりがいい気分♪



2006年10月4日水曜日

『ICO』

(宮部みゆき)



PS2のゲーム『ICO』を元にした小説。



その村に、何十年かに一度生まれる、小さな角の生えた子供。成長したイコの角が水牛のように伸びたとき、彼は霧の城へ生贄として差し出された。



霧の城で鳥かごに囚われていた少女ヨルダとともに、イコは城を逃れようとする。ヨルダの手を取ると流れ込む城の記憶、城の中に立つ角の生えた騎士の彫像、、、この城は何なのか?騎士とイコの関係は?なぜ生贄が求められるのか?ヨルダはなぜここに?



二人の行く手には、黒い影が現れ、ヨルダを捉えようとする。そして、霧の城の女王は、ヨルダを娘、と呼んだ。



 



ゲームのICOをシュウゾーがやっていて、ものすごくステキな絵に感動しました。



小説は、ICOを題材にしており、共通する部分も多いですが、かなりオリジナルエピソードも多いです。



著者も、ゲームの城の雰囲気が好きだったんだろうなぁ~、と思います。小説でもその雰囲気を再現しようと、情景描写が長くなりすぎてしまってます。恐らく、普通に読むと結構苦痛かと。でも、私は著者のその気持ちに共感!ということで、それほど気にはならなかったですけど(というより、ゲームの絵をイメージしてたので、情景描写はあまり真剣に読んでいない^^;)。



ストーリーは、これまた原作のヨルダが儚げで、抜群なキャラクタだったので、小説のヨルダの過去のエピソードは私はちょっと苦手です。普通の女の子すぎてしまって、神秘性がゼロ。ちなみに、著者はいつも、女性よりも男性の方が描くのがうまい気がします。



でも、なぜ生贄がささげられるのか、とか、影の行動とか、女王の発言などのストーリー全体の料理の仕方はさすが!と言う感じ。特に、生贄の歴史の真相は「おぉ!」と思いました。



人が、人を生贄として捧げるということの意味って、きっとこういう側面をいつも含んでいるのかもしれない、って思いました。(これ以上書くとネタバレだな^^;)



(講談社)



気分転換

気分を変えてみたくて、デザインを変更。
たまには、私が使わなさそう~、なのにしてみました^^。



でも、ちょっと記事と記事の区分線がなくて見づらいかしら・・・。



デザインテンプレートの題名は「マバタキ」でした。



何がどう、マバタキなのか???



と、思っていたら、上の女の子が!



ちょっと気持ち悪い(笑)



ロシアの地下鉄はきれいらしい

文字通り、飛ぶように日が過ぎていく~。月・火と、外廻りが多かったので、手持ちの仕事が進まず、気ばかりが焦る。



今日は、ビジネスパートナーとランチしたのですが、その一人が、先週までロシアに行っていたそうな。で、ロシアの地下鉄のことをbrilliant!!と言っていた。とっても綺麗だったんだそうな。



へぇ~、なんか、意外。



でも、その人、コーポレート・ガバナンスに関するセミナーのスピーカーとして行っていたらしいのだが、やっぱりロシアではまだまだ走りだしたばかりの概念なんだそうな。まぁ、そうだよねぇ。資本主義とは言いながら、個別企業にあれだけ国家が口と手を出してたら、ガバナンスもくそもないよね・・・



 



昨日、まとめて読書記録を書庫にアップしました♪
実に、1年ぶりの書庫更新d(>_< )
やっと2006年ボタンも作った。・・・10月だよ、オイ(T▽T)



2006年10月2日月曜日

『隕石誘拐』

(鯨統一郎)



「銀河鉄道の夜」、幻の第5稿には、7色のダイヤモンドの在り処を示す暗号が隠されていたという。突如姿を消した妻と子は、そのためにさらわれたのか?妻は父からダイヤの在り処を知らされていたのか?童話作家を目指す中瀬は、誘拐犯よりも先回りする為に、宮沢賢治の童話の謎を探リ始める。



 



サブタイトルの「宮沢賢治の迷宮」、に惹かれて買ってしまいました。
鯨さんの作品はいくつか読んでいますが、いずれも「雑学」「薀蓄」系。今回も、宮沢賢治に関する薀蓄満載です。賢治童話の様々な言葉をつなげて、宮沢賢治という人物像を再構築し、更に一つのメッセージへとつなげていく、この「こじつけ」が、ここまで来ると天晴れ!と言う感じなのであります。



ただ、ちょっと浅いかな。『邪馬台国はどこですか』は本当に唸らせるような構築だったのに、残念ですね。



それにしても、幼稚なストーリーとキャラクター。残念。(この作品は長編1作目で、前に読んだ『北京原人の日』は悪くなかったので、これも一つの足がかりだったのかもしれませんが)



また、さらわれた妻が作中を通して、何の意味もなく、メッセージ性もなく、ひたすら陵辱され続けるというのも・・・。レイプをこのように軽く扱うことに怒りすら覚えます。



口直しに、『邪馬台国はどこですか?』を再読しようかしら・・・。このままだと二度と著者の作品を手に取りたくなくなりそうです。お気に入りの作家さんだったのに。



『数奇にして模型』

(森博嗣)



犀川&萌絵シリーズ9作目。



模型交換会の会場控え室で、首なし死体が発見された。死体とともに昏倒していた社会人大学生の寺林だが、彼の所属する研究室でもその夜女性の死体が発見されていた。いずれの部屋も密室。そして、いずれも鍵を持っていたのは寺林。状況は寺林にとって極めて不利だが・・・?



 



模型マニアな人々が登場することで、アクセントになっている感じですね。
相変わらず、犀川や萌絵のやり取りは面白いです。今回は金子くんやら、国枝さんら、研究室の面々が結構いい味出してます。



以下、ネタバレ反転。



私としてはマニアを追求していったらこうなった、という犯人の心理が全く理解できないので、ミステリーに「動機のストーリー性」を求める私としては、不満。また、こういう心理を動機としているがために、解けない謎になっている面があり、、、、犯人が異常者でした、はミステリーとして面白くないと私は思ってしまいます。



でも、買ったミニチュアを置くのではなく、模型を作ることでオリジナルの製作者の意識・意図を感じる、という模型作りの醍醐味の話は良かったです。これがもっと犯人動機とうまく結びついていたら、やるな!という感じだったのにな。



とは言っても、犀川先生の独特の言い回しとかが楽しくて、ついつい手にとってしまうんですよね、このシリーズ。



ついでに、萌絵ちゃんコスプレ、、、マニア根性丸出し??( ̄▽ ̄;)
著者は実際そういう趣味があるのかしら?^^;



(講談社文庫)



新しい携帯

携帯電話を変えました~。やっとこさmovaからFOMAに。



きっかけは、電話料金。
先月の料金表を見たら、シュウゾーと私で家族割りなのに、私はMOVA、シュウゾーはFOMAなので、料金のシェアができない、ということが判明!
今まで、二人ともプラン以上の金額使ったためしがなかったので気がつかなかったんですよね~。たまたま先月はシュウゾーがいっぱいかけたらしくて。私に至っては、2か月分の料金が丸々繰り越されているというのに、シュウゾーの超過分に充てられず^^;



しかも、かなり前からバイブ機能が壊れて困っていたので、それなら!と。



で、P902iが1円だったので、それに決定。
携帯電話にお金をかける気が皆無な私^^;



でも、新しい電気機器って楽しい♪



2006年10月1日日曜日

洗車とお通夜とこまづかい

昨日の土曜日は、午後洗車。先日ガラコでガラスに撥水コートをしたら、おぉ!洗剤で洗ってもちゃんとはじいている!



 



18時から、多磨斎場で、会社同僚のお父様のお通夜に参列。まだ、72歳でいらしたというから、今の世では少し早いお旅立ち。ご冥福をお祈りします。



自分の父と同年代の方が亡くなると、ドキッとしますね(父、69歳)。まだまだ元気で働いてもいますが、そういう年齢なんだよなぁ、と。



 



シュウゾーはこのところちょっと体調を崩している。



「麦茶が飲みたい」



「氷枕持ってきて」



「僕のカバンの中の本とって」



・・・いいけど、できれば一度に言って(^.^;。



2006年9月30日土曜日

『夏のレプリカ』

(森博嗣)



犀川&萌絵シリーズ第7作。



簑沢杜萌は、夏休みに帰省した実家で仮面の誘拐者に襲われる。やはり拉致監禁されていた家族は無事だったが、実家に残っていたはずの兄が姿を消した。



誘拐犯たちの不可解な行動はなぜ?そして、盲目の兄はどこにいったのか・・・?



事件に隠された、杜萌の「あの夏」の真相は?



 



いつもの理系トリックは一味違います。
真相を知ってから読み返すと、文章に隠されたものが見えて面白いです。活字ミステリーの醍醐味が味わえる作品だと思います。主人公杜萌のキャラ・言動・思考が非常に良いし、チェスになぞらえた心理描写も面白かったです。



シリーズ作品の中で一番好きかも。



ちなみに、前作『幻惑と死と使徒』と同時期に起きた事件として描かれています。が、その設定に特に意味はないような・・・。強いて言うなら、犀川&萌絵がなかなか登場しない&あんまり深く関わらないことへの言い訳?(笑)



『レイクサイド』

(東野圭吾)



子供たちの中学校受験に向けて、勉強合宿に集まった4組の夫婦。湖畔の別荘地で、並木俊介は呆然とするしかなかった。床に転がる、愛人の死体、そして「私が殺したのよ」と告げる妻。集まった受験仲間は、子供たちを守るためにと、殺人の隠蔽を図る。なぜここまでしてくれるのかと思いながらも、俊介は愛人の死体を仲間達と共に湖の底に沈めるのだが・・・。



 



最初はよくあるパターンかなぁ?と思いながら読んだのですが、なかなか面白かったです。明らかに不自然な空気が流れていて、俊介もそれに気がついているんですよね。この違和感は何だ?と思いながら一緒に読み進んでいける感じです。



受験を控えて、必死になる親たちと、親たちの学歴第一主義な押し付け教育の理念をそのまま反復するかのように語る子供たち、というのがスパイスになっていますね。特に、そう描写されているわけでもないのに、この台詞をいっている子供の目は死んでいるんだろうなぁ~、と想像できる感じ。



賛否両論だと思うけど、このラストは結構好きです。



(文春文庫)



『六番目の小夜子』

(恩田陸)



ある高校には、十数年前から続く奇妙なゲームがあった。「小夜子」は毎年、密かに受け継がれ、3年に一度ある行動をする。六番目の小夜子の現れる今年、津村沙世子は転校してきた。美しい転校生、教室にひっそりとおかれた赤い花瓶と深紅の薔薇、そして今年の「小夜子」は動き始めた。学校という特異で、閉ざされた空間は、3年ごとに新たな生徒を受け入れては吐き出し、ゲームは生き続けていく。



 



伝説の、といわれる著者のデビュー作。発表当初は酷評されて絶版になったという。



なるほど、確かにデビュー作だけあって、粗いなと感じるところもありますし、なんとなく未消化なまま終わってしまった部分もあるように思います。



でも、学校というものを「生き物」のように捉えた発想と筆力は素晴らしく、上記のような点を補って余りあると思います。



学校、って改めて考えてみると、本当に不思議な空間ですよね。毎年のように生徒達は入れ替わって、でも「校風」のようなものが染み付いていて、きっとそれは「小夜子」伝説のように形あるものでなくても、やっぱりひっそりと学校に息づいているもので。



作中での秋(しゅう)の思考:『俺のような、余計なことを考え、こそこそと探り回る第三者をもってして、このサヨコという行事が何年も継続してきたのではないだろうか。こうして学校と言うこの閉じた世界はぐるぐると永遠に回り続けているのではないだろうか―――』というのは象徴的だなぁと思いました。



時に薄寒さすら感じさせる深さがあって、でも、日々爽やかに賑やかに学生達が過ごしている場。その雰囲気をここまで醸しだせるのはすごいです。



そして、やっぱり最も印象深いのは、文化祭の場面。このすごさは、読んだ人でないと分からないと思います。このためだけでも読む価値あり!



(新潮文庫)



2006年9月29日金曜日

ハーゲン弦楽四重奏団

木曜の夜、カルテットのコンサートに行ってきました♪
浜離宮朝日ホール。母と待ちあわせして。



モーツァルト:弦楽四重奏曲
 第18番 イ長調K.464〈ハイドン四重奏曲〉
 第19番 ハ長調「不協和音」K.465〈ハイドン四重奏曲〉
 第23番 ヘ長調K.590〈プロシャ王第3番〉



素晴らしかった!!
曲目は、すべてモーツァルトだったのですが、縦横無尽に構成された和音、美しく響いたと思ったら、絶妙な崩し方。今年はモーツァルト・イヤーですが、やっぱ天才だったのね~、と、作曲家の才をばっちり伝えてくれる演奏だったと思います。



このハーゲン弦楽四重奏団というのは、世界的にも評価が高いのですが、特徴的なのは、きょうだい4人で結成した、ということ。途中で第2バイオリンが変わっているので、今は3人が入っている。兄・妹・弟・・・そっくり^^;。結構笑えました。



休憩時間に仕事関係の知人にバッタリ出くわしてしまい、びっくり。
息子さん2人を連れていて、「これからかみさんと交代なんです」と。後半、ふと見たら、息子さんの1人も入れ替わっていた。なるほど~、きっと、おちびちゃん二人は、2時間の演奏会全部もたないんでしょうね。ウマイ手だな~!と思ったのですが、あれは開催側としてはOKなのだろうか^^;。



2006年9月27日水曜日

最近の出来事

このところ、日記も停滞気味。。。

先週、金曜日は前いた会社の人たちとの飲み会でした。同じ職種で、当時常務だった方が若手を集めて勉強会をしていた、そのメンバー。常務さんも来てました。


西五反田にある秋田料理の店「いな穂」。美味しかった~。


集まった若手が8人。うち、3人が会社に残っています。本当に、転職者が増えたなぁ。一方で、自分がその会社にいた経験から、まぁ、そうなるだろうなぁ、という感も実は強かったりもします。


それにしても、転職経験者って「転職至上主義」になりがちだなぁ、と感じる今日この頃。万人にとってベストなわけないと思うんですけどね。


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先々週、2番目の兄が婚約者とともに帰宅していました。12月に結婚予定。
その中で、「あぁ~あ」と思ったこと。。。兄が帰ってから、母と話していたら、、、

母「Yさん(婚約者)は、お料理も結構うまいんだって、M(兄)が一生懸命アピールしてんのよ。もう、お母さんたちにYさんを気に入ってもらおうと、必死よね(笑)。」
私「ふぅーん、でもお料理上手なのはいいね。」
母「そうね~。『Yは結構料理うまいんだよ。うまいっていうか、、、僕の好みに合うんだよね~(デレデレ)』だって。ふぅーん、て感じよねぇ~」

あぁ~あ、、、お兄ちゃん、料理上手を自認する母に、それは言っちゃダメでしょ。お母さんの味が一番だけどね、くらい言っとけ!(笑)

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昨日火曜日、夜大学のクラスメートとお食事に行きました。

アカデミックな道を進んでいる人ですが、色々と悩んでいるもよう。大変だ。

このところ、就職して6年ほどで、会社の中での居場所が確定してきて、仕事も慣れてきて、、、、さぁ、後どうしよう???みたいな状態にある人が多いような。

自分の道を自分で描くって、難しいね。

2006年9月25日月曜日

ICOな土曜日

このところ、読んだ本の感想UPが追いついていません。。。せっかく再開したのでちゃんと記録したいのですが、、、というのも、読書欲がすごく高まっていて、感想書く前に次の本を手にとってしまい、夢中になってしまうという・・・^^;



備忘録:
『六番目の小夜子』(恩田陸)、『夏のレプリカ』(森博嗣)、『レイクサイド』(東野圭吾)、『ICO』(宮部みゆき)、『心の格差社会』(誰だっけ?)



 



さて、土曜日はICOな日でした♪
ICOというプレステゲームをご存知でしょうか?RPGなのですが、これを題材に宮部みゆきさんが同名の小説を書かれているんです。
で、ゲームのICOをやるシュウゾーの横で、私はICO読んでいる、というなかなか幸せな(?)土曜日を過ごしました(^◇^)。



このICOと言うゲーム、結構昔のもの?シュウゾーが突然買ってきたのですが、すっごく、すっごく、好き!!
まず、絵が幻想的で最高。城が舞台になっているのですが、スゴイ。そして、主人公の二人が微笑ましい。手をつなぐ、というコンセプトも素敵。ヒロインのヨルダのキャラクターが絶妙!本当に、良い作品だなぁ~、と。久々ですね、こういうゲームに出会ったのは。最近のプレステゲームって、下手にグラフィックに懲りすぎてしまったり、冗長だったりするので。



その点では、宮部さんの小説は別物、という感じですね。小説を読んでしまうと、ゲームの方の神秘的な雰囲気が破壊されてしまうなぁ、と残念。ゲームのヨルダは、謎めいて、儚げで、ラストシーン近くなんて「うぁぁ、ヨルダぁ・・・」って超切なくなったのに、小説の方では普通の女の子過ぎてしまった。
まぁ、ちゃんとした感想はまた。



2006年9月21日木曜日

高校友人と飲み会

先週土曜日は、高校の友人達と飲み会。仕事でチリに行ってる人が、3年ぶりに一時帰国する!というので、急遽開催。



なんか、皆変わらなくて、ほっとするね^^。また一人、結婚する予定報告があり、月日の流れを感じました。



飲み会の前に、女性だけでお茶も。センチュリーハイアット東京で。ここの「ゆりの根のケーキ」が美味しいんです!!私、結婚式ここでしたので、打ち合わせとか行くたびにこのケーキ食べてた^^。



そして、これが食べたいために、友人2人もえらい歩かせ、飲み会の場所も実はここに近かったりして・・・。ほほほ。幹事特権デス!



自分は大丈夫

このところ、飲酒運転がニュースを騒がせておりますね。
これだけ騒がれて、警察も取り締まりを強化しているのに、検問であんなに引っかかる人がいるって・・・。皆どういう了見なんだろ??



多分、皆、「自分は大丈夫だから」「酔ってないから」って思ってるんでしょうね。
でも、これまで事故を起こした人も、みーんなそう思っていたでしょうね。



なんか、検挙数とかのニュースを見るたびに、悲しくなります。



2006年9月20日水曜日

『美しい国へ』

(阿倍晋三)



 



著者については説明の必要もないですよね(笑)。もちろん(?)本人が書いているわけではないでしょうが、一応次期首相になりそうな人の考えを代弁しているという名目の本くらいは読んでおこうかな、と。



そんなつもりで手に取ったのですが、前半、なかなかどうして、結構素直に感動してしまいました^^;。ロジカルな面と、情緒に訴える部分の組み合わせがうまいなぁ、と。(ただし、あくまで技巧的な面でうまい、という意味です)



後半になるにつれ、日米関係についての考えはまさに自民党の本流を地で行く!って感じで、さもありなんという感じではありましたが。



しかし、実は私、常に自民党支持だし、今後の自衛隊のあり方に関する考え方や、ここ最近の外交姿勢についてもどちらかというと支持しているので、まぁ、そうですね、という感想でした。



国防のこと、外交のことについては結構色々と思うところはあったのですが、結構センシティブですし、私自身もまだ確固たる考えを持っているわけではないので、これ以上は書かないことにします。



(岩波新書)



『オクシタニア』

(佐藤賢一)



時は13世紀。現フランス南部「オクシタニア」と呼ばれた豊穣の地には、異端カ
タリ派の教えが広まっていた。同地の有力諸侯トゥールーズ伯ラモン6世によるローマ教皇使節殺害を契機として、北フランス諸侯による十字軍が組織される。破竹の勢いでオクシタニアを制圧するシモン・ドゥ・モンフォール。うだつのあがらない元田舎貴族を支えたのは神が自分に味方するという絶対の自信だった。



一方、独立の気風で侵攻を阻もうとする都市トゥールーズ。カタリ派とローマ教会が混在するこの都市に、民兵隊長のエドモンと、カタリ派に傾倒していく妻ジラルダがいた。そして、盟主ラモン7世は、父が騎士シモンに奪われたオクシタニアの領土を回復していく。神は助けてはくれない、そんな思いを胸に。



神とは、何か。聖と俗、生と死が絡み合う抗争の中で、彼らが縋る信仰とは何なのか。

 



久々の佐藤賢一さん♪
いやぁ、長かった!いやいや、面白かった^^。

当時の世相、聖と俗の利害や力関係などが盛り込まれたストーリー展開は本当に天晴れ。やはり、状況が複雑なだけに、少々説明が延々と続いてしまう部分はありましたが、それでも、脱帽。



異端カタリ派と正統カトリックの論争が、夫と家を捨てて異端に走った女、妻のことを分かってやりたくて神との対話を選ぶ男、神を信じず自らの力だけを頼りに野望を抱く男、これら3人の個性あふれるキャラクターの対決に置き換えられているような感じですね。

カタリ派の教えは、やはり正統カトリックが腐敗したからこそ出てきた教えで、確かに作中にあるような生そのものを否定する教えに未来はない、というのが正論かと。でも、冒頭、オクシタニアの戦いを回想する老僧が語るように、異端とただ退けられるべきものでもない、というのも、そうだよなぁ~と。



それぞれのキャラクターを通して語られる「神」の像は、どれも全部共感はできないけれど、それぞれにグッと惹き付けるものがあります。こういうのが宗教の魅力になっているのかなぁ、と。しかし、俗界との関係で言えば、宗教は大義となり、そして意地になっていく。ものすごい肩に力が入って読み進んでいた私でしたが、そうした人々の心理と聖と俗の現実を看破したエドモンの終盤の言葉で、私もなんかストンと拍子抜けしてしまったような感じでした。あの感覚、是非皆さんにも感じてみて欲しいです^^。



ちなみに、私は母方がキリスト教で、その教えも本当に素晴らしいものだと思いますが、洗礼も受けていないしこの先も受けないでしょう。なぜならば、神の存在をまったく信じていないから^^;。そういう意味では、ラモンが一番共感できました。どうしてもけったいな(?)関西弁と相容れなくて、感情移入しきれなかったのが残念(笑)。



ちなみに、女性が虐げられているシーン(性的にも思想的にも)も多く、中世はこういうのが普通な面もあったろうなぁ、とスルーできない方にはオススメできません。ま、これは著者の作品ではいつものことですが・・・。



以下、ネタバレ反転



最後のジラルダの達する心の境地が、かなり不満。あれだけ蓮っ葉なことして、最後には「女は男に寄りかかるのが一番心地良い」みたいな結論。おーい・・・あんたの一生なんだったのさ・・・。この世の生とか、男女の睦み合いに価値を置かないカタリ派の教えとの対比であることは分かるが、あまりにもなぁ・・・。



(新潮文庫)



2006年9月14日木曜日

お休み&お客様

今日は体調不良につき、会社を休んでしまいました。ちょっと無理しすぎたか・・・。



先日の土曜日は、友人が家に遊びにきてくれました♪高校のクラスメート同士のカップルで、まぁ、なんと言いますか、往生際の悪いお付き合いを続けている二人です(爆)。
久々にすごくゆっくりおしゃべりして楽しかった。頂いたワインとチーズとドライいちじくも美味でした~♪ちぃちゃん、すすむさんありがとう!



パーティするのって楽しい~。うちの両親は職業柄非常にお客様が多かった為、実家は食器とかかなり揃っていて、こういう時とっても役に立つ^^。私自身、小さい頃から母のお手伝いをしてきたので、家に人を招くのは大好きなのです♪



今回のお料理の目玉は、ビシソワーズ・スープ。枝豆を使って色と風味を出してみました。最近、我が家で流行り(?)の「だだちゃ豆」という枝豆を使用。このお豆、本当に美味しいんですよ~。普通にゆでて食べるだけでも!オススメです。



パエリアにも挑戦してみたんですが、、、うーん、もう一工夫の余地あり。
やっぱり、お客様に初挑戦料理は出すもんじゃありませんね・・・。(当たり前??)



さて、ゆっくり寝よう。



ちょっと気を抜くと・・・

なんだか、体が疲れています・・・。やけに仕事が詰まっている、今日この頃。



今日は京都出張。ふぅ。
でも、こんなに楽な出張は久々!ミーティング1件だけだったので、10時の新幹線に乗って、17時半には東京駅に戻ってそのまま直帰。このところ、3、4件回るような、殺人的日帰り出張が多かったので、なんだか今日はえらくゆったりのんびり気分でした。



なぁんて、悠長に構えていたら、朝新幹線乗り間違えた(-"-;)
10時3分ののぞみに乗るはずが、ホーム反対側に止まってた列車に乗ってしまい・・・。9時56分にいきなり発車されてびっくり!こだまだし!!新横浜で所定ののぞみに乗り換えて事なきを得る。・・・アブナイ、アブナイ。。。。



週末からずっと熱っぽいので、今日はもう寝ます・・・。



2006年9月8日金曜日

『人恋しい雨の夜に』

日本ペンクラブ・浅田次郎選



短編集。テーマは「切ない小説」



切ない、というよりは、寄る辺ない孤独感とか、逆に誰かといることで感じる自分という個の感覚とか、あとは、無常感。私にとっては、『人恋しい雨の夜に』読んだら余計落ち込むよ・・・と思ってしまいました。逆に言えば、浅田次郎さんはこういう感覚に安心される方なのかな、と。
浅田次郎さん風の作品が集まっているのかと思って購入したのですが、嬉しい裏切りでした。



短編で特に気に入ったのは、T.カポーティさん『ミリアム』、芥川龍之介さん『蜃気楼』、三浦哲郎さん『盆土産』。『ミリアム』を読んで、超怖い!!と思うのは私だけでしょうか?淡々とした文章なのに、ものすごい薄ら寒さを感じました。



それとは別の意味で気になったのが、小泉八雲さんの『日本人の微笑』
というのも、日本人の特徴が非常によく現されていると同時に、作者が感じた日本人と今の日本人の違いをまざまざと感じさせられたからです。



作者によると、日本人はいつも笑顔である。楽しいときはもちろん、悲しいときも、苦しいときも、笑顔を絶やさない。これを、外国から来た人間は非常に奇異に感じる。外国人が使用人を叱ると、笑う。女中が、配偶者の葬式のために暇をもらい、戻ってくると、笑顔で雇い主の外国人夫人に報告をする。そして、外国人はそれを見て、なんともいえない憤りというか、苛々を覚える。しかし、これは日本の文化に根ざしたことであり、悲しい中でもうっすらと微笑を浮かべていることこそ、日本人的な美徳なのである。
とまぁ、大筋こんなことが書かれてありました。



この文章を読んで、確かにそうだよね、と思ったのですよ。



私は、2000年の9.11テロの時、現場の見えるビルにいました。同僚の中には家族や知人を亡くされた方も多くいました。そして、その時、社内で日本人スタッフに対する不満が噴出したんです。
「日本人は、瓦解するビルを見て薄ら笑いを浮かべていた」「今回のことをヘラヘラしながら語る」。そういった内容が、副社長(日本人)の下に次々と寄せられていました。副社長に報告されるほど、大きな不満だったんです。
そこで、その副社長は「確かに、あの事故で知人を亡くした者は日本人スタッフにはほとんどいないだろう。他国のことだと、割り切っている感覚はあるだろう。しかし、我々は外国人なのだということ、常にお客さんとして、ある意味目の上のたんこぶとして見られているのだということを忘れるな」と日本人スタッフを集めて説教しました。



でも、私はこれは違うと思うのです。瓦解するビルを見ていた日本人だって、衝撃だったのです。そういう時、日本人が取る表情は、「もう、笑うしかない」だったのではないでしょうか。多分、私の表情も、米国人的"Oh, No!!"な表情ではなかったろうと思います。また「今後、どうなるんだろうね」「怖いよね」という会話をするとき、私も恐らく微笑になると思います。現に、日本人スタッフの多くはそうだった。そして、現地スタッフの猛反感を買ったのです。



さて、『日本人の微笑』を読んで数日後のこと、、、
ネットのとある掲示板で愕然としました。



飲酒運転の車に追突されて、3人の子を失ったご家族のニュースは皆様もご存知かと思います。テレビカメラの前に現れた両親は、涙も見せず、「ありがとうございました」としっかりとお話されました。



この映像について、その掲示板では「ほとんど笑ってるように見えて、違和感を覚えた」「悲しくないのだろうか?」というようなことが書かれていたのです。もちろん、「悲しくないわけない、それを必死に抑えた上でのことだ」という意見も多くありましたが。



一応お断りしておきますが、その掲示板は、某有名掲示板サイトのように何かにつけて人を中傷したり批判したりするような雰囲気の場ではありません。不特定多数の人が書き込みをしていますが、概ね皆さん良識ある書き込みをする板です。



日本人の微笑の美徳感覚は失われつつあるようです。恐らく、多くの日本人が、まだ微笑しています。でも、それを見て、自らが違和感を覚えている。ちなみに、うちの両親に聞いてみたところ、「悲しくないはずがないのに、立派な対応だった」と答えました。私も、そう思います。まだまだ美徳派、ということですね。



日本人の中でも、こんな風に感覚が分かれてしまうなんて、なんとも意思疎通の図りにくい世の中ですね。別に日本人の微笑を受け継ぐべきだ!とは思いませんが、表情の作り方・意味という結構コミュニケーションの根源的な部分で、皆が同じ価値観ではなくなっているということに、ある種の脅威を感じる次第です。



2006年9月5日火曜日

ローズヒップにはまる

今日は大阪出張。



今回の出張はハードだ。というのも、、、二日連続で朝9時から夕方6時まで、ビデオ会議システムで配信されるセミナーをずーっと見てないとならない。



このセミナー、私の会社が毎年開催しているものなのだが、今年からビデオ会議システムを使って大阪でも受講できるようにした。私はこの企画の担当じゃないので、ぜーんぶお膳立ては整っていて、今日と明日だけ「はい、ぺこさん、大阪会場よろしく!」ってなわけなのだ。ビデオ会議のこと自体は協力会社がやってくれちゃうので、私がすることと言えば、受講生とおしゃべりすることくらいである。



したがって、実際にはひじょーーーーに楽な仕事。



だが~、やっぱり目疲れる。。。



 



と、いうわけで、ホテルに落ち着いてから、ネット検索。
今回のホテルはアタリだ!9500円なのに、広い、きれい、設備グッド!部屋にテレビPCまである。(ノートPC持参だからいらないんですけどね^^;)ラマダホテル@中津。



話がずれた。何を検索したって、マッサージサロンだ。すると、、、なんと!おあつらえ向きに、ホテルから徒歩1分!ナイス!!



極楽~♪
うふふ、若干上記の「目が疲れた~」が言い訳がましい^^;



でも、シュウゾーにもお土産。その店で出された飲み物がすっごいおいしかったので、先月からなぜかローズヒップティーにはまっているシュウゾーの為に(!)ローズヒップ・コーディアルを購入。決して、自分が飲みたいからではナイ。。。
http://www.thalgo.jp/thorncroft.html
水かお湯で10~15倍に希釈して飲むので、結構お得だと思われる♪
ちなみに、私がお店で飲んだのはピンクジンジャーコーディアル。



しかし、今になって、あんなにおいしく感じたのは、マッサージの後だったからなんじゃないかと思い始めた。。。ぐぅ。



2006年9月3日日曜日

撥水ガラス

我が愛車、ロードスター。



まじ、可愛いんです。



でも、買った当初から不満だった点。雨の日(特に夜)、事故りそうなほど、前が見えない^^;。いや、本当に。更に、もっと見えないのは、サイドミラー。雨降っちゃうと、光の乱反射のみでまったく使い物にならない。



まぁ、その辺は自分でがんばれ!という車ですネ(^-^;



というわけで、今日、やっとこさオートバックスに行き、撥水コート剤購入。



午後から家の前でせっせと洗車し、一応油膜取りをし、撥水コート。
疲れた~。暑いし。でも、日の照ってる時間にやらないと、水乾かないし。。。



と、そんな感じで頑張ってるワタシを尻目に、テレビ見てシュウゾーくつろいでおる・・・。ぬぬぬ。
「だって、それはキミの車デショ」。
はいはい。そうでござんすね(◎`ε´◎)。



洗車終わってから、母&シュウゾーと3人でゴルフの練習場へ。
今日は飛んだ!そしてシュウゾー、飛ばず!!
「洗車でかがんだりして、足腰に効いたに違いない!!」と言ってみる。
ふふふん♪



夕飯はシュウゾー作。トマトときのこのパスタ。美味♪



2006年9月1日金曜日

やっぱり日本人は・・・

Yahooニュースを見ていたら、こんなニュースが。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060901-00000004-fsi-bus_all
カネボウが再出発の象徴として投入するヘアケア製品の新ブランド『いち髪』のPR活動に小野小町が登場する、という話だ。



で、ふと先日シュウゾーと話していたことを思い出した。
小野小町は、世界三大美女と言われる。と、上記の記事にも書いてある。
ほんとか?小野小町なんて、外国人知ってるのか?





というわけで、調べてみた・・・世界三大美女: クレオパトラ、楊貴妃、ヘレネ・・・やっぱり違うんじゃん^^;
しかし、更に色々見ていると、



ギリシアにおける世界三大美女: アフロディーテ(ビーナス)、アテナ、ヘラ



全員ギリシア人だな・・・
(っていうか、人じゃないし)



インドにおける世界三大美女:メンカ、シャクントラ、ルップマティ



全員インド人だな・・・
(たぶん)



中国における世界三大美女:楊貴妃、貂蝉、王昭君



全員・・・



 





結論。



やっぱり日本人は謙虚である。



一休を使ってみる

来週、また月・火と大阪なので、ホテルの宿泊を手配・・・。



ふと、こないだあきさんが言っていた「一休」を使ってみようか、と思い立った。私は基本的にできるものは全部yahooでやるようにしているのだが、とりあえず、検索だけでもしてみるべぇ、と。



なんと!
こんなにyahooの宿泊予約が使いにくいものだったとは!!(笑)



前から、なんだか使いにくいなぁ~とは思っていたのですが、こんなもんかな、と納得していたんですよね。しかし、いざ、使いやすいほうを使ってみると、ダメね。サッサとポリシーを覆して一休に登録してしまいました^^;。
ちなみに、お値段は一応比べてみたけど、ほぼ同じでした。



世の中、どんどん便利になって、ユーザーもどんどんそれに慣れてしまって、後戻りはできなくなるのよね~。



多分、シュウゾーには「また、そんなもんに登録して!!」と怒られることだろう。
シュウゾーは、多少不便でも、自分の情報を極力露出しないことを最優先にするので。



でもね、便利なものは便利なのよぅ~。



2006年8月31日木曜日

『白い犬とワルツを』

テリー・ケイ (兼武 進 訳)



長年連れ添った妻に先立たれたサム。父を気遣う子供たちに感謝と少々の意地を抱きつつ一人余生を歩み始めた老人の傍らに、いつしか真っ白な犬が寄り添うようになった。どこからともなく現れた白い犬は、他の人の前には姿を見せず、ほえず、老人にしか触らせない。一日一日を大切に日記に書きとめ、妻や友人たちとの過ぎ去った日々を回想しながら、老人の静かな日々が過ぎていく。



静かに余生を送るサムと、そこに寄り添う不思議な犬。心が温かく、切なくなる物語でした。



サムは、真っ白な犬と、おんぼろのトラックと、丹精こめた苗木たちと、妻や友人の思い出に包まれて、何でもない日々が過ぎていく。ほんの少しの冒険(サム自身はそうは思っていないけれど)はあるけれど、穏やかに、静かに時が流れていきます。



一方で、そんなサムと犬を取り巻く子供たちや知人達の行動は、サムへの思いにあふれていることを十分に感じさせながらも、とてもユーモラス。周囲の人の前には姿を現さない白い犬のことを話すサムを見て、頭がおかしくなったかと心配する娘達の会話は微笑ましくて、でも、本人達は真剣に心配しているのだからそれを考えると悲しくて。



白い犬は、きっと誰のそばにも現れるのでしょう。一人残った老人のそばに寄り添う、やわらかくて、あたたかいそれは・・・。



もっと年を重ねてから、また読んでみたい本だな、と思います。まだ、毎日をあくせく過ごしている私にとっては、一里塚のような物語でした。



(新潮文庫)



2006年8月29日火曜日

mixiもこっちに。

どうも、横着者の私には2箇所運営は無理らしい^^;
というわけで、こちらに統一。



◆mixiからお越しの皆様
今日から外部ブログにします。昔からやってた読書記録サイトが、ずっと更新不能になっていたので、ブログにして再開したのですが、やっぱりmixiと両方は無理!(っていうか面倒)ということで。



こちらでの私のハンドルネームはぺこです。別にきこでも良いです。
オットはシュウゾーです。別にマスオでも良いです。(←本人未許可)



アクセス制限ありませんので、個人が特定できてしまうようなコメント(実名とか)はご遠慮くださいませ~。



それでは皆様、よろしくお願い致します。



『海辺のカフカ』

村上春樹



「君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年になる」。
15歳の誕生日に父から逃れるように家を出た少年は、高松の私設図書館の片隅で暮らすようになる。


読み終えたものの、消化不良のようです。



細部のエピソードは面白く引力があるし、登場人物、特に「大島さん」の言葉は哲学的で、リズム感があって、美しい。けれど、全体としては何が言いたいのか?ファンタジーとしてすらストーリーが成り立っているとは言い難いように思います。



ただ、そこが村上春樹さんの良さなのかな、とも。



全文を通して「メタファ」という言葉がよく出てきます。万物はメタファである。
ここからして、私にはアウト。メタファと言われれば、それが指し示すものがないとおかしいではないか、と思ってしまい、それを考えてしまう。そして、いくら読んでもそれがあるようには思えないのでした。本当に村上氏の中では、この本に出てくる膨大で複雑に絡み合うメタファ全てに具象があり、ツジツマがあっているのでしょうか。



(こういうことを考えてしまう時点で、私は村上氏の作品に向いていないのかもしれない・・・)



山奥で、自然に囲まれた少年の描写は、とっても好きでした。



2006年8月27日日曜日

『ゲド戦記』

土曜日、近くの映画館で『ゲド戦記』を見に行ってきた。



なぜか父と2人で^^;
その映画館、シニアは1,000円で見られる。うちの父は、68歳。バリバリ現役で仕事しているので、当然私より全然収入ある、、のに、私が1800円で父は1,000円。ナットクがいかない!!!



なんつって、父に驕ってもらっちゃったけど(T▽T)。エヘ。



ちなみに、私と父が映画見ている間、これまたなぜかシュウゾーは母とゴルフの練習場に行っていた。なんだかな、この磯野家。



 



さて、それは置いておいて、『ゲド戦記』だ。



・・・・。



残念。



次回作に期待?



風景絵柄の雰囲気とかはとても好きだったんだけどな。



原作に振り回されてしまったのだとは思うけど、竜が出てくることに意味が見出せない。きっと原作はシリーズものだから、その辺の世界観とか設定がしっかり見えるんだろう。竜の飛翔シーンの映像はすごい!!と感動したので、もったいないなぁ、と。



「生と死」「光と影」というちょっと重めなテーマに対して、ストーリーが軽すぎる。更に、そんなストーリーなのに、音楽が荘厳すぎ。絵の雰囲気とはすごく合っていたし、音楽そのものはすごく良かったと思うんだけどなぁ。



局地的に悪い魔女がいて、少年と対決。魔女が勝つと世界が大変なことになるよ、ってことなんだろうけど、個人的なケンカにしか見えない。そして、『ゲド戦記』なのに、ゲド、あんまし戦ってない。きっと、原作は、、、以下略^^;。



それから、キャラクタ設定とか世界観とか、どうも新鮮味がなかった。新監督が今まで吸収してきた色んなものを集大成して作ってしまったからこうなったんだろうか。次回作があるなら、独自性が出てくることに期待!



ついでに、絵が今回荒くないですか?引いたアングルの時の小さく描かれた人物とかがすごく適当な気が・・・。人物画の色合いも、単調だったような・・・。でもこれは、私がこれまであまり映画館で観なかったから気付かなかっただけかも?
画面の切り替えとかの効果もイマイチだなぁ~、と。特にラストシーン付近。



こういうのって、監督の力量なのかな??アニメーション映画の作成において、監督がどれくらいの裁量を持っていて、どの程度影響するものなのかがイマイチよく分からないです^^。



最後に、最も駄目だししたい部分。声優が下手すぎ!!特にテルー。途中の歌は良かったけど。エボシ様(笑)はうまかったですよ。



というわけで、色々残念。ジブリな分、余計かな。あと、CMがすごーく気に入ってたので、それで更に期待も大きく。すべてが裏目に出ました。



ま、でも父とデートは楽しかったので良しとしよう^^。



2006年8月24日木曜日

最近のワタシ

せっかくサイト再開したので、近況報告でも。
・・・と言っても、たいして代わり映えしないのですが。



シュウゾーが帰国した、のは確か前のサイトでも書いた、かな??
3月末に帰国したシュウゾー、元気にやってます。そして、シュウゾーはマスオに改名しました(笑)。
今、私の実家に一緒に住んでいるんです。色々と事情もございまして、多分2、3年は居候することになるかと。最初は、シュウゾーが気を使うかなぁ、、、と心配していたんですが、特に問題なさそう。



シュウゾー、驚くほどマイペース(いや、わかってたけどさ)。
そして我が母、適当すぎ。さすがオヤコ(笑)。
そして我が父、、、やっぱり変人。さすがオヤコ(爆)。



母とシュウゾーは、なにやら私が会社に行っている間に二人でゴルフの練習場に行ってみたりしている。(帰国直後でシュウゾーは休暇を取っていたので)
シュウゾーは、どちらかというと朝が遅く、夜が遅いので、起きてくる頃には私は出勤しており、帰宅する頃には私は半分レム睡眠。朝は起きて自分で朝ごはんを食べているようが、母もなんとなくその場にいておしゃべりをしている模様。私と同じでおしゃべりな母。私よりもおしゃべりなシュウゾー・・・そうして、シュウゾーの出勤時間は更に遅くなっているようだ。
で、そんな感じなので、なんだか私が知らないシュウゾーの職場のことまで母がよく知っていたりする。ムムム。夫婦の危機だ。まぁいいか。(いいのか??)



そんなわけで、シュウゾー元気。





・・・って、なんで近況がシュウゾーのことばっかりなんだ・・・。まぁいいか^^;。私の代わり映えしないサラリーマン生活よりは、面白いネタでアル。



2006年8月23日水曜日

『流転の海』『地の星』

宮本輝



『流転の海』『地の星』『血脈の火』『天の夜曲』の四部作のうち、2部。
敗戦から2年。戦前、タイヤ業界で羽振りを利かせた松阪熊吾は、ゼロから松阪商会を立て直そうと動き出す。そんな折、諦めていた子を授かる。50歳にして初めて得た息子を溺愛し、「お前が20歳になるまでは絶対に死なん」と誓う熊吾。自信家で、激情家、しかし冷静で、頭が切れ、人情家、更には好色。そんな熊吾を取り巻く世界と人々は、まさに流転の海。



松坂熊吾のキャラクター、戦後の闇市が残る経済、人々の生活。そういったものをとてもうまく消化しているな、と思います。父と子の物語、と銘打ってありますが、2部まではひたすら父の物語ですね。朝の連ドラを見ているような気分。



熊吾のキャラクターが非常にユニークというか、際立っていて、そこがこの作品の魅力かと。少々、長い話の中でちょっとキャラクタの感じが違ってきてないか??と気になった部分もありましたが。熊吾の言う薀蓄というか、人生観も、なかなか深みがあって良いです。



ちなみに、私は現実に熊吾のような人がいたら、、、大嫌いですね(笑)。



なお、後半の2部を読んでいない理由は、、、、ちょっと飽きました(爆)。



(新潮文庫)



『天国の本屋』

松久淳+田中渉



ある日、さとしはアロハシャツを着たおかしな男に声をかけられ、連れて行かれた先は天国だった。男の経営する本屋さんの店長代理をやる羽目になるさとし。緑の瞳をして生意気な口ばかり聞くユイ、一日中漫才をしているのかと思う店員達。そして、何もやりたいことがなく就職活動にも気合の入らなかったさとしは、意外と本屋という職業が合っているみたいで、、、店のサービスの朗読を担当するようになる。



絵本ですね。お話の中身や雰囲気もそうだし、実際挿絵がいっぱい。大きな字で読みやすく、さらさらさら~、と1時間くらいで読めてしまいます。



内容は好き嫌いがわかれるかもしれません。私自身は、ほっこりとした気分になれた一方で、意外性ゼロの話なので物足りなさも少々感じました。でも、絵本てそういうものだったよな、とも^^。誰もがわかっていることが、童話や昔話として語り継がれるのは、それが人にとって大切なことだからですよね。



「泣いた赤おに」の童話が繰り返し引用されているのが、とてもやわらかい、あたたかいものを呼び覚ましてくれるかと思います。



(新潮文庫)



2006年8月21日月曜日

『虚空の逆マトリクス』

森博嗣



7つの短編集。
サイバー空間と現実世界の絡み合いを描いた「トロイの木馬」、毎日同じ時間に真っ赤なドレスを着てバス停に座る老女のナゾ・・・「赤いドレスのメアリィ」、回文(上から読んでも下から読んでも同じになる言葉・文)同好会が謎解きに当たる「ゲームの国」、人気シリーズ犀川&萌絵の短編「いつ入れ替わった?」 など。



うーん。。。森博嗣さんの作品は結構ちょこちょこ読んでいるし、犀川&萌絵シリーズも好きなんですが、この短編集は今まで読んだ中で最低評価かも。。。ファンの方すみません。。。



と、思いつつ、今amazonの書評を見たら、結構皆さん高評価でびっくり。。。



おぉ!!と思ったのは「ゲームの国」に出てくる、超長文の回文の連発くらいかな(5行くらいに亘る文が、逆から読んでも同じになる!!)。あれはすごい。あれは本当に森氏が考えたんだろうか??すごい。



犀川&萌絵の展開については、(以下ネタバレ反転)私的には不満~。犀川先生、人間的になりすぎです。これはこの短編に限らず、シリーズが進むにつれて段々そうなってきてたけど。最初の飄々とした犀川先生が好きだったのに。。。指輪あげちゃうなんて、ベタ過ぎ。所詮男だねあんたも。。。(ヒドイ^^;)



(講談社文庫)



2006年8月19日土曜日

『盗みとバラの日々』

赤川次郎



「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ
金にモノを言わせた祖父に駆け落ちを阻まれた令嬢・真琴。それから3年、城の内グループの会長である祖父は若く美しい後妻を向かえ、彼女は会社の富を欲しいままにしていた。



シリーズ、と紹介しつつ、読んだのは初めて。多分、10作目くらい?
赤川次郎は中学生くらいからちょこちょこ読んでいるが、さらりと読めて、テンポが良くて、キャラクターが魅力的。といっても、破天荒だけどちょっとカワイイ女性、というのがシリーズを跨いでワンパターンか?という気もする。
この妻は刑事、の妻・真弓も例にもれず、破天荒。後輩をこき使い、拳銃をぶっ放し、でも泥棒をしている夫にはメロメロ。夫はクールで、さらりと盗みの腕で人助け。と言っても、泥棒には変わりないけどね。
この作品は、赤川次郎の中では結構読み手があったかなぁ、という気がする。



(徳間書店)



2006年8月18日金曜日

『オーデュボンの祈り』

伊坂幸太郎



コンビニ強盗に失敗して、気が付いたら、荻島にいた伊藤。反対のことしかしゃべらない元画家、未来のことを予見するしゃべるカカシ優午、人殺しを許された桜と呼ばれる男。。。江戸時代、日本が鎖国を終えると同時に外界との交わりを絶ったその島は、独自のルールで動いていた。
そして、案山子の優午が「殺され」る。なぜ、カカシは自分の死を予見できなかったのか。「オーデュボンの話を聞きなさい」という 優午の言葉は何を意味しているのか。。。





こりゃ面白い。独特の世界が作り出されていて、あるわけないんだけど、結構自然に入っていける。案山子が殺されたりしてファンタジー風なのかと思いきや、ミステリーの中身はとっても現実的。そして、案山子の、オーデュボンの、「祈り」は結構「深い」。とっても大切なことを言っている。
最後に静香に対して伊藤が言う「そうだとも、それのほうがよっぽど大事だ」と笑いながら言う言葉もとても印象的。



スカッと一息入れられるけど、色々考えさせられる感じの小説かな。
警察官城山のエピソードはいらんかも。



オススメです。



(新潮文庫)



読書記録としてのブログ

ブログを始めてみることにしました。



わたくし「ぺこ」のHNで運営させて頂きます。



これまで、「Pekoe's Salon」の名称で、2003年から読書記録を中心にしたホームページをやってきました。そこでは、読書の記録を一冊一冊、結構丁寧に書いてきましが、このところのどたばたで継続が困難になり、現在更新が長期間滞っている状態です。



しかし、このページを通してお知り合いになれた方も多く、皆様と本の情報交換をしたり、本の感想を話し合ったりするのは私にとって本当に大きな楽しみです。なんとか継続をしたい!と思い、今回形式を変えての再スタートを試みる次第です。



皆様、今後ともよろしくお願い申し上げます。



そもそも、ブログにしよう、と思ったのは、最近、高校時代に知人に誘われてmixiを始めたのがきっかけです。覚書のように日記スペースに読書記録をつけていたら、「あ、これなら継続できるかも?」と思い至ったわけです。



形式としては、ブログで日々の雑記と読書記録を書いていきます。
けれど、私は意外と「整理魔」でして(部屋の片付けはしないのにネ)、やっぱりきちんとした読書記録も残しておきたい。せっかくXMLなんて試してみたしね^^。というわけで、これまでの読書記録の形式も「書庫」として残すことにしたいと思います。
ブログで本の感想を書く → 時間がある時にまとめて書庫へ という感じで。



また運営していく中で色々やり方変えるかもしれませんが、どうぞよろしくお願い致します。