2009年9月28日月曜日

バスとタラオ

以前に書いた、バス大好きタラオくん。その[E:heart04]っぷりは健在。

そんなタラオのために、シュウゾーが「スカイバス」に乗りに行きました。皇居の周りを一周する、二階建てオープンバスです。

タラオは、このバスが大好きです。
ロンドンの2階建てバスのミニカーを、「ろんどんばすぅ♩」と毎日愛しんでいるんですが、赤くて2階建てのスカイバスを見て、同じだ!!と思ったらしく。なので、タラオはスカイバスのことを「ろんどんばすぅ」と呼んでます。舌が回らず「どんどんど、ばすぅ♩」になってることが多いですが[E:coldsweats01]
いつもは家の近所で見ています。タラオがしょっちゅう連れて行け!とせがむバスの整備場に、このスカイバスが帰ってくるんです。

さて、ろんどんばすぅ、に乗ったタラオ。
乗って15分で、寝たそうです(笑)
しかし、周遊の前後にゆっくり間近で眺めて大変満足だったよう。



バスをおりた後に、未練がましく(笑)バスを見続けるタラオにつきあっていたシュウゾーが、運転手さんに「このバスって、○○の整備場にくるやつですか?」と聞いたら、 

「そうです。・・・・あぁ!いつも見に来てる子ね~!!」

なんと!びっくり[E:shine]

その後運転席に座らせてもらっちゃいました。
��日に一回以上のペースで見に行ってるからなぁ。一途に思い続けた甲斐があったね、タラオ[E:lovely]

まぁ、タラオはどうせ将来覚えていないでしょうけど、親的には、かなり思い出に残るエピソードとなりました^^
ほとんど抱っこで連れ歩いたシュウゾー、お疲れ様!



2009年9月25日金曜日

久々

気がついたら、えらくご無沙汰になってました。

秋ですね。

このところ、読書記録をちょこちょこ書いてますが、理由はシジミです。抱っこしてると長々と寝てくれたりするので、椅子に座って膝に抱いていることが結構あって。そうすると、本を読むくらいしかできないんですよね^^。



タラオ、シジミは相変わらず元気です。

秋の5連休、相変わらず出不精な我が家は、当然旅行なんて行きません。(まぁ、行きたくてもシジミが2ヶ月にもならないので行けませんが)

タラオは、ひたすらシュウゾーとお散歩したり、自転車で少し遠くまで探検に行ったりして、楽しそうでした。帰宅すると、見て来たものを一生懸命、身振り手振りを交えて報告してくれます。と言っても、まだそんなにしゃべれませんので、

「カンカーン!でんしゃ、ぴゅーーー、ぴゅーーー、しちゃったの!すごいね〜!まて〜〜」

とか、実際に何見て来たか知らないと理解不能ですが^^;
��踏切で、電車を見て、シュウゾーと自転車で側動を追いかけたらしい)

また、鼻の頭を指して、

「ここ、ぃたい、ぃたいーの。にゃんにゃん。どーん!ころんじゃったのー」

とか。
クロネコヤマトの営業所の前の公園の道で、運動会のかけっこの練習?を「よーい、どん!」とやっていたら、こけまして、見事に鼻の頭を擦りむいた、と。

そんな感じで、タラオは一生懸命しゃべってます^^



シジミは、ずいぶん私たちの言葉や動きに反応するようになりました。
話しかけると、「ふくぅーん」「はぅ〜」とかわいい声で答えてくれます。ほっぺたをなでると、ネコみたいな顔して気持ち良さそう。追視もしっかりするようになり、着々と成長してます。
体もずいぶんしっかりしてきて、タラオに踏みつぶされて死んじゃうんじゃないか、っていうか細さはなくなってきました。



そして、タラオは、なぜか、シジミのことを「いちち〜」と呼びます。本名と全然違います^^;。
何度「しーじーみ」と言ってみせても、「いーちーち♩」とオウム返し。。。最近オウム返しもかなり正確なのに、なぜかこれだけは。

シジミ改め、イチチにしようかしら^^;

『皿の上の人生』

��野地秩嘉)

料理に関る人たちの、人生のスナップショット的な小品集。

実在の人を題材にした作品て、偉人や有名人を題材にすることが多いですが、野地さんの場合、「アート」「こだわり」がキーワードになっているようで(と言っても、野地さんの作品をまだ3作しか読んだことないですが)、どっちかって言うと、野地さんの琴線に触れた「変な人」が多いような(笑)。

と言っても、良い意味での「変」です。
皆、ものすごい真剣なんですよね。
結局人に賞賛される人って、もちろん「才能」もあるんでしょうが、半端じゃない取組をしていて。とても私には真似できない!と。そういう取組を、365日何年も続けられる、ということ自体が「才能」なのかもしれませんが。
一方で、自分も頑張れば!という希望も与えてもらえたり。

一冊の本としては、一部、「テーマに沿って書くネタが切れたかな?」と思わせるフシがありますが、それは私の主観かも。その「すごさ」みたいなのを、私にはまだ読み取れないのかな、と。

『獣の奏者』

��上橋菜穂子)

王国の戦力として飼育され、汚れた獣とされる「闘蛇」。その世話役である闘蛇衆の村に暮らすエリンの日常は、母が世話する闘蛇たちが一夜にして原因不明の全滅を遂げた日から一変する。
闘蛇はなぜ死んだのか、母はなぜ自分の命を救うためにすら、指笛を吹くことを躊躇したのか。
母と同じ獣ノ医術師を目指したエリンは、王国の成り立ちの歪みに巻き込まれていく。

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上橋さんのファンタジーが、最近結構お気に入りです。
この作品も、各々のエピソードには子供向け感が否めませんが、全体の構成は本当に面白い。他の作品同様、民間伝承や国家権力のあり方をうまくストーリーに織り込んでいるところが良いです。

『エンドゲーム 常野物語』

��恩田陸)

常野物語シリーズ第3弾。

一族で最強と言われた父が、遠い昔に「あれ」に「裏返され」て失踪、以来、時子は母と二人「あれ」と戦い続けて生き延びて来た。
日常生活の中で、ふいに現れる「あれ」。裏返さなければ、裏返されてしまう。
そして、母が消えた。

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このシリーズは、第一作が一番好きですね。今回のは、精神世界(?)での戦い、という設定に入り込めませんでした。
でも、この精神世界(?)の描写は、さすが恩田さん!
怖い、というのとはちょっと違う、背筋が寒くなる感覚、背後に誰か立たれているような。夜中に一人で読んでると結構嫌でした^^;