昨日、朝の通勤電車で、優先席の前に立っていました。
次の駅で、同年代の女性が一人乗ってきて、座っていたやはり同世代の女性に「すみません、かわってもらえますか」と声をかけ、手に持っていた鞄を見せています。鞄にはマタニティ・マーク。座っていた女性は「あ、どうぞ」と席を譲りました。外見からすると、多分6、7ヶ月といったところでしょうか。
ほぉ~、自ら言う人もいるんだぁ。しかし、座っている女性が妊婦でもなければ、他の障害等もないとどうやって判断してるんだろ?とちょっと疑問に思いました。マタニティマークって、「あなたに余裕があるなら、譲ってください」っていうマークじゃないのかなぁ・・・。でも、妊婦と気付いていながら譲らない元気な人もいっぱいいるし、逆に優先席に座っていながら妊婦や高齢者が乗ってきたら譲らなくては、と意識して目を配っている人が少ないのも事実なので、ある意味啓蒙になっていいのかな?とも思っていました。それに、今日は調子が悪かったのかもしれないし、と。
さて、今朝、一本遅い電車に乗ったところ、少々混んでいました。すると、次の駅でぐいぐいと押し退けて入ってくる女性がいます。あら、昨日の妊婦さん。席の前の人たちも押し退け、座っている人に鞄を見せながら「すみません、妊婦なのでかわってください」と。座っていた女性は、「あの、私も妊婦なので・・・」と答えました。両隣も、妊婦さんと年配の女性。「やっぱり、手当たり次第に声かけてるのかぁ~」と思っていたら、またしても彼女が回りを押し退けて、今度は反対側の席へ(ちなみに、その間周囲の人にたいして「すみません」の言葉は一切ない)。「すみません、妊婦なのでかわってください」。おぉ~、めげないなぁ~^^;。さて、この反対側の席、3人のうち両端は妊婦さん。そして、結局真ん中に座っていた女性が譲りました。
ちょっといくらなんでも・・・。その譲った女性も高齢と言うと失礼かな?程度の年配者なんですよ。そして、その妊婦さんが散々押し退けていた立っている女性もかなり妊婦さんが多いのです。(朝の女性専用車両の優先席付近は妊婦のたまり場状態です)
ていうか、一分一秒も立ってられないほど辛いようには見えないんですが・・・?妊娠は、年配者に席を譲らせるほどのことなのか??確かに子は宝、親にとっても社会にとっても。妊娠の経過も人それぞれなのでなんとも言えないけれど・・・なんかちょっとスッキリしない^^;