2007年10月22日月曜日

週末いろいろ

土曜日、シュウゾーとお出かけ。日本橋三越で、日本美術今展を見てきました。



なかなか良かったですね~。美術を堪能したというより、「面白かった」です。



それと、近くにある地球儀専門店 という店に行ってきました♪今度地球儀を買う予定なのです^^。ずーっと昔、子供の頃から地球儀ってほしかったので、ウキウキです。記念品として買うものなので、選ぶのも慎重^^。まだどれを買うか決めていませんが、今から楽しみです♪



 



日曜日は、母・祖母と一緒に、祖父の墓前礼拝に行ってきました。年に2回、教会が開催する行事です。小平霊園内に教会の墓所があり、そこに教会員がみな眠っています。
(ちなみに、私自身はクリスチャンではありません)



私は初めて行きましたが、結構たくさんの人が来ていてびっくり。
シュウゾーも一緒に行ったのですが、二人して、お説教している牧師さんの後ろで、もう一人の牧師さんがおもむろに(厳粛な顔のまま)、すーっと携帯出して写真撮っているのに噴き出してみたり、なかなか楽しかったです(笑)そして・・・



シュ 「牧師と神父て何が違うの?」
ペ 「牧師はプロテスタント、神父はカトリック」
シュ 「ふーん。・・・神官は?」
ペ 「笑。どらくえ?」



ま、とにかく祖父にいろいろ報告できたのでよかったです^^。



その後、私の実家へ言って、皆で夕飯。鍋でした。ウマイ。やっぱり鍋は大人数に限る^^。大人数の鍋の後のおじやは最高♪



2007年10月20日土曜日

『スウェーデンに学ぶ「持続可能な社会」』

(小澤徳太郎 朝日新聞社)



環境破壊と少子高齢化が進む中、社会は持続が不可能になる。スウェーデンの「生態学的に持続可能な社会」あるいは「緑の福祉国家」を実現しようという取り組みを紹介し、その2つの柱である環境問題と年金制度等を含む福祉政策について、今日本が考えるべきことを提言している。



 



まず、第一に、無駄に長い。前半3分の2を割いて、「日本は経済成長を主眼に置いているが、それは環境負荷を増すこととイコールであり、それでは持続可能な開発は実現しない」しか言っていない。例示等はあるものの、これほどの分量を割く内容ではない。



でも、最後まで読んで良かったことは良かった。スウェーデンの取り組み姿勢は良く分かった。



しかし、肝心の、ではそれをいかに日本に適用するか、ということが「難しい」「日本人はダメだししかしない」と言うに留まっており、「オイオイ、愚痴で終わりかよ」という感触は拭えない。まぁ、本当に、愚痴りたいのかもしれないけど^^;。実際、著者が書いているようなことは、多くの識者・政治家は理解していると思うし、それでも動けないのが日本の問題なのであって、今更考え方そのものを議論する意味はあまり無いように思う。著者は、その部分は「経済学者や社会学者が考えて、政治家が実行すべきことで、俺は知らん」と言っているように見える^^;



ポイントとして面白いと思ったのは、スウェーデンは、現状と未来のあるべき姿を示して、「だから今これをやらなくてはならない」ということを提示したことで、国家・国民が「なるほど。ではやろう」と実際に行動できている。それに対して、日本は、同じことをしても、総論では皆賛成するが、各論では「でも・・・」「だけど・・・」と言い続けてやらない。これは、実際日本の政治を見ていても、確かにそうだな、と思う。全体最適という言葉が無力な国だと思う。



今、もう一冊、日本の財政改革に関する本を読んでいるので、それが読み終わってから、もう一度年金制度については考えをまとめてみたいと思う。



2007年10月18日木曜日

終わった!

昨日は、先日からやっていた報告書を、クライアントのとこでプレゼン。無事終わりました~♪これで心おきなく・・・。



開放感で、思わず友人に電話して夕飯を食べに行ってみたりして^^。ちぃちゃん、突然なのに付き合ってくれてありがとう♪



 



今日は、母と祖母と3人で、お出かけしました。東京国立近代美術館でやっている平山郁夫展へ。祖母宅がすぐなので、祖母を迎えに来る母の車にそのままぴょんと飛び乗るだけで、後はラクチン行程。満足~♪



2007年10月15日月曜日

ぱりっとしたシャツの効用

先日、前に勤めていた会社の同期とお食事をしました。その時、家事の分担が、、、という話になりました。彼女もフルタイムなので旦那様と半々でやっているそうですが、でも得手不得手ってあるよねと言う話になり、私が「うちは、アイロンがけはできないらしい。だから、結婚前は襟シャツほとんど持っていなかったのに、私がかけてくれると見るや、みるみるうちに襟シャツが増えよった」と言ったら、



「え!?ぺこちゃん、アイロンがけ自分でしてんの!?」



と驚かれた。



ん???そんなに驚くことか???と思いつつ、「うん、旦那はしないからね」と言ったら、そういう意味ではなかった。彼女の旦那さんのYシャツは、全てクリーニングらしい。お~、なるほどね~。言われてみれば、共働き夫婦でYシャツはクリーニング、という話はよく聞く。



そういえば、実家の父のもクリーニングだ。父のこだわりで綿100しか着ないので、家庭でパリっと仕上げるのが難しいから、と母が言っていた。単に面倒だからクリーニングに出している言い訳のような気もするが^^;。母、アイロンがけは大嫌い!と言っていたしな。



独身男性にもYシャツクリーニング派は多いみたいですね。



それで思い出したのだが、最近タクシーに乗るとよく見るのが、「ハウスキーピングサービス」のちらし。このチラシを見るたび、ちょっと使ってみたいな~、と思い、パラパラっとめくり、金額を見て「もったいない・・・」と思ってしまう私。でも、懲りずに、次に乗った時もまた見てしまうのでした^^。いつか、本当に忙しい時期に一度は試してみたいな。でも、そういう時って、精神的にもいっぱいいっぱいで、新しいサービスに手を出す余裕もないんだよね^^;



 



さて、シュウゾーのシャツの話に戻りますが、シュウゾーはスーツを着ない職業です。でも、毎日結構ちゃんとした格好で職場へ向かいます。ほとんど必ず襟シャツです。その上にニットのベストを着ていることもあれば、ジャケットを着ていくことも。講義を持っていない大学の研究者としては、かなりきちんとしている方ではないかと。



先日、何かの拍子に、シュウゾーが「研究室ではTシャツだから、、、、」と言いました。



ん???



ぺ: 「え?研究室ではTシャツなの?」



シュ: 「うん。実験とか研究室のことで汚れることもあるし、動きやすいから、大学着いたら着替えてる」



ぺ: 「???じゃぁ、最初からTシャツで行けばいいじゃん」



シュ: 「ん~・・・」



ぺ: 「え、なんで????」 (←行き帰りのためだけに私はアイロンかけてんのかよ、とちょっと思っている)



シュ: 「・・・・(考)・・・・ニートに間違われないように???」



なんじゃそりゃ(笑)。



確かに、シュウゾーは、昨年までの職場ではかなり出勤時間が不規則というか適当で、昼近く(あるいは過ぎ)に自宅(私の実家に同居)を出ることもあったので、ご近所さんには「○○さんとこのぺこちゃんの旦那さん、仕事してないのかしら(噂)」と言われていたんではないかという気もする(笑)。



そんなわけなのですが、今日もシュウゾーは元気に襟シャツで出かけましたトサ。



2007年10月10日水曜日

おばかになった私

突然ですが、自分でも情けないくらい、思考能力が低下しています。



今、ちょっと大きめなプロジェクトの報告書をまとめているのですが、、、全く論理的な思考ができず、大苦戦中。。。



休めってことかな・・・。



でも、とりあえず今日中に報告書を仕上げなくてはならないので、頑張る・・・。



現実逃避のツブヤキでした・・・。



2007年10月7日日曜日

『漢文力』

(加藤徹・中公文庫)



漢文を読むことで、先人の思索や知恵に触れ、そこから今の自分たちを振り返る。まさに温故知新の力のことを、著者は漢文力と呼んでいるのだと思います。



 



教養として読むのも楽しいし、単純に漢文の美しさに触れるのも乙。



単に漢文を羅列してその意味を紹介しているのではなく、古代中国以外の思想家の考えを紹介したり、現代の事象に照らした著者自身の考えなどがかなり交えられており、読み物として面白いです。



著者も、はじめに、の中で、『古来、筆写と朗誦にまさる読書法はありません。もし、ご自分の気に入った漢文を見つけたら、それを声に出して朗誦し、ノートに手書きしてみてください』と書いていますが、漢文というのは声に出して読んでみたい、書いてみたい、と思わせる魅力がありますね。



それはなぜなのか?と考えると、全てを語っていないからなのではないかな、と。非常に端的な言葉のみで語られているので、いわゆる行間を読むという作業が必要となります。何を言っているのか、どういうことなのか、そこから何を読み取り、何を考えるべきなのか。これに比べると、現代の日本文というのは懇切丁寧なんだな、と感じます。



朗誦・筆写しながら、もう少しゆっくり味わいたい本です。