2006年9月20日水曜日

『美しい国へ』

(阿倍晋三)



 



著者については説明の必要もないですよね(笑)。もちろん(?)本人が書いているわけではないでしょうが、一応次期首相になりそうな人の考えを代弁しているという名目の本くらいは読んでおこうかな、と。



そんなつもりで手に取ったのですが、前半、なかなかどうして、結構素直に感動してしまいました^^;。ロジカルな面と、情緒に訴える部分の組み合わせがうまいなぁ、と。(ただし、あくまで技巧的な面でうまい、という意味です)



後半になるにつれ、日米関係についての考えはまさに自民党の本流を地で行く!って感じで、さもありなんという感じではありましたが。



しかし、実は私、常に自民党支持だし、今後の自衛隊のあり方に関する考え方や、ここ最近の外交姿勢についてもどちらかというと支持しているので、まぁ、そうですね、という感想でした。



国防のこと、外交のことについては結構色々と思うところはあったのですが、結構センシティブですし、私自身もまだ確固たる考えを持っているわけではないので、これ以上は書かないことにします。



(岩波新書)



2 件のコメント:

zerkalo さんのコメント...

>本人が書いているわけではない
やっぱゴーストライターが書いているって周知の事実なんだろうか…。

ぺこ さんのコメント...

当然そうだと思っていたが・・・(笑)