土曜日、近くの映画館で『ゲド戦記』を見に行ってきた。
なぜか父と2人で^^;
その映画館、シニアは1,000円で見られる。うちの父は、68歳。バリバリ現役で仕事しているので、当然私より全然収入ある、、のに、私が1800円で父は1,000円。ナットクがいかない!!!
なんつって、父に驕ってもらっちゃったけど(T▽T)。エヘ。
ちなみに、私と父が映画見ている間、これまたなぜかシュウゾーは母とゴルフの練習場に行っていた。なんだかな、この磯野家。
さて、それは置いておいて、『ゲド戦記』だ。
・・・・。
残念。
次回作に期待?
風景絵柄の雰囲気とかはとても好きだったんだけどな。
原作に振り回されてしまったのだとは思うけど、竜が出てくることに意味が見出せない。きっと原作はシリーズものだから、その辺の世界観とか設定がしっかり見えるんだろう。竜の飛翔シーンの映像はすごい!!と感動したので、もったいないなぁ、と。
「生と死」「光と影」というちょっと重めなテーマに対して、ストーリーが軽すぎる。更に、そんなストーリーなのに、音楽が荘厳すぎ。絵の雰囲気とはすごく合っていたし、音楽そのものはすごく良かったと思うんだけどなぁ。
局地的に悪い魔女がいて、少年と対決。魔女が勝つと世界が大変なことになるよ、ってことなんだろうけど、個人的なケンカにしか見えない。そして、『ゲド戦記』なのに、ゲド、あんまし戦ってない。きっと、原作は、、、以下略^^;。
それから、キャラクタ設定とか世界観とか、どうも新鮮味がなかった。新監督が今まで吸収してきた色んなものを集大成して作ってしまったからこうなったんだろうか。次回作があるなら、独自性が出てくることに期待!
ついでに、絵が今回荒くないですか?引いたアングルの時の小さく描かれた人物とかがすごく適当な気が・・・。人物画の色合いも、単調だったような・・・。でもこれは、私がこれまであまり映画館で観なかったから気付かなかっただけかも?
画面の切り替えとかの効果もイマイチだなぁ~、と。特にラストシーン付近。
こういうのって、監督の力量なのかな??アニメーション映画の作成において、監督がどれくらいの裁量を持っていて、どの程度影響するものなのかがイマイチよく分からないです^^。
最後に、最も駄目だししたい部分。声優が下手すぎ!!特にテルー。途中の歌は良かったけど。エボシ様(笑)はうまかったですよ。
というわけで、色々残念。ジブリな分、余計かな。あと、CMがすごーく気に入ってたので、それで更に期待も大きく。すべてが裏目に出ました。
ま、でも父とデートは楽しかったので良しとしよう^^。
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