2007年1月29日月曜日

『左腕の猫』

どれも、男性を主人公とした、短編集。猫がちょっとしたアクセント。



大体、女遊びをしてきた中年の男性が、今も若い恋人がいて、、、というシチュエーション。きっと、若い頃はそれこそ何の感慨もなく恋人をとっかえ引返してきた男達が、今、手元にいる女は、いつか自分の元から離れていくことを当然と納得しつつも、いくばくかの切なさを抱えている、のかな?私にはこの感覚は良く分からないけど、人間ぽくていいかな、親父くさくていいかな、って。



逆に、若い恋人の女性たちの視線で見ると、「二十歳そこそこの女の子なんてこんなに強くないし、したたかでもないと思うんだけどなぁ」という感が。でも、男性からは、あんなふうに見えるものなのか?とか思ったり^^。



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