2007年6月13日水曜日

『まひるの月を追いかけて』

(恩田 陸)



奈良で消息を絶った異母兄。過去に2度しか会ったことのない兄の彼女が突然現れて、一緒に兄を探しに奈良へ来い、という。



 



恩田さんお得意の、「歩く」ことが大事なモチーフになっている作品ですね。奈良の地を巡り歩く間に、主人公は兄のことを話し、兄のことを考え、そして。。。



「歩く」モチーフが多いので、少々またか感はあるのですが、やっぱり、いい。



0 件のコメント: