2008年3月3日月曜日

『十角館の殺人』

��綾辻行人 著)

著者のデビュー作。「新・本格」推理小説という部類に入るらしい。

角島という孤島で1年前に建築家中村青司を含む4人が殺された、通称・青屋敷の惨劇。島には、その跡地と、十角館と呼ばれる館が残っている。K大学のミステリ研のメンバー7人が、1週間その館に泊まることになる。
第一の被害者、第二の被害者、、、、第五の被害者、探偵、犯人。そう書かれた札がテーブルに置かれるところから、惨劇は始まる。『そして誰もいなくなった』の様相を呈するが・・・。


面白かったですね〜。
推理小説としてもきっと面白いし、ホラーサスペンス的な面も良いですね。犯人がいじらしくて結構すきです^^。本土と孤島を描写が行き来することで、リズム感もすごくあって良い!

先日の日記にも書いた、シュウゾーに「犯人わかった?」と聞かれたとき、「ぺこは、犯人が明かされる衝撃の一行に気がつかずに流しそう・・・」と笑われたのですが、、、

はい、まんまと読み飛ばしました(笑)。
次のページを読んでから、「あれ?あれ???」と思って引き返してやっと気付いた。ははは。こんな読者じゃ、著者も書く甲斐がないってもんですかな。

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