2008年1月24日木曜日

日本の医療費について考える

そういえば、昨日の病院でのこと。

タラオが生まれた病院の耳鼻科にかかったので、妊婦検診等で何度も行った慣れた場所だった。いつものように、診察が終わって会計受付に行き、支払いを・・・と思ったら、なんと!!タダである。そうか〜、子供の医療費はタダになるんだっけ〜。初めて実感。

��しかし、タダで見てもらっておいてなんですが、私はこの医療費を中学生までタダに!というのはやり過ぎだと思っています。少なくとも、所得制限をもうけるなり、高額医療に限定するなり、すべきだと思う。)

それ以前、診察室での出来事。
耳をきれいにしてもらった後、先生が言った。

「鼓膜もきれいに見えていますし、中耳炎などではないので大丈夫ですよ。」

うんうん。ありがとうございます^^

「ご希望でしたら点耳薬出しますが、どうしますか?」

ん??ただの耳あかだったのに、薬?耳あかが溜まらない薬とか???と思い、聞いてみた。

「それはどういうお薬なんですか?」

「えーと、目薬みたいにお耳の中にぽとっと落とすようなものなんですが」

いや、、、そんなのは言葉の意味考えればわかるし・・・。そこで更に聞いてみた

「えと、それは必要なんですか?」

すると先生は答えた。

「いえ、必要ないと思います」


・・・人馬鹿にしてます?
それともアナタが馬鹿なんでしょうか??

ニッポンの医療費が上がっているのは、こんな理由もあるかもしれない(笑)

6 件のコメント:

みきみき さんのコメント...

こんにちは。
これからちょくちょくお邪魔しますよ。
で、確実におバカでしょう、この医者。
でもこういう医者を作るのは
おバカな親だったりするみたい。
「大丈夫」と言われているのに
「心配だからクスリください」って言う人、
結構いるらしいよ。
衝撃的だったのは看護師をしているママ友が
救急病棟に勤めていたときに
「子供のおしっこが青くないんです!」と言われ、
意味がわからないでいたら
CMのように青くない、と言うことで
わざわざ電話がかかってき、と言う実話。
それは・・・救えない。

腹ぺこ虎 さんのコメント...

東京は無条件でタダなんや。
大都市はだいたいそうらしいけど、大阪はケチなので違います。
所得制限があるので、うちは大人のように払わされています。
でも、奥さんのママ友は個人事業者で、手取り収入は僕より多いのに、税務申告上の所得が低いので、補助を受けています。
タダじゃなくて、500円いるみただけど。薬は全部タダみたい。
だからしょっちゅう医者にかかっているそうです。
うらやましい。
医者は、うちも払ってないと思って、いっぱい薬を出してくるし。
この不公平感、なんとかならないのでしょうか?

あき さんのコメント...

普通は、病状にもよるけど平均的ニーズと相手の雰囲気を考えて出すと思います。私も勤務場所(病院の事情とその地域の人々の知性)によって全く方針が違う。医療費の高騰は別の次元の問題な気もしますが、チリも積もれば・・・と言いますしね・・・。
耳垢の件ですが、分かってるかもしれませんが、「においがきつかった→雑菌の繁殖(だけではないですが)」てことで、におってきたときに抗生物質つければ治りやすいのでしょう。「ご希望でしたら」というのは、正直どっちでもいいけど、てことです。本人負担はタダだし。何かの時のために希望する人も結構いるのでしょう。「どっちなんだ」と怒る人が多い地域では使わないセリフです。
まあ、今いるかいらないか、なら炎症もないのにいらないと思いますケドネ。最後の対応は、話を打ち切られた、と感じます。
医療費中学生までタダ、という自治体は税金も高いことが多いですが、それによって住民サービスの高さをアピールする狙いを持っていると思います。保育園たっぷり、病院たっぷり、医療費減免たっぷりな自治体は都内ですら住民が増えて潤っています。人口増+安易な受診で病院は大変ですが・・・(患者がいなければいないで潰れるわけですが)。

ぺこ さんのコメント...

■みきみきちゃん
いらっしゃーい♩
��「心配だからクスリください」って言う人
うんうん。シュウゾー(あ、旦那ね)もそう言ってた〜。
昨日のお医者様も、きっと親の顔見て判断したんだろうな、と思います。でも、国語とコミュニケーションがなっとらん!!と思うのに変わりはないけど^^;
しっかし、看護師さんも大変だよねぇ^^。
でも、自分も入院中、何もかもよくわからなくて色々看護師さんに聞いていたから、中には「この人馬鹿?」と思われるようなくだらない質問もしていたかもっ(汗)さすがに、おしっこが青いとは思わないけど・・・女性の月のものだって青くないだろ・・・
■腹ぺこ虎さん
東京も、区や市によって違うみたいです。私が住んでいるのは練馬区で、数年前から中学生までタダになりました。今はかなりのところがそうみたいですが、まだ小学校就学前まで、とかの自治体もあるみたい。
個人事業者とサラリーマンの不平等は、医療費に限らず、永遠のテーマですよね!なんでもかんでも経費にしやがって!!と^^;
��だからしょっちゅう医者にかかっているそうです。
そう!これなんですよ、私が問題だと思うのは。
絶対、タダだったら私も気軽に病院いくもん!
■あきさん
��医療費の高騰は別の次元の問題
もちろん、冗談ですよ(笑)
でも案外、本当に塵もつもればかも?!
病院や患者によって変わるのは理解できますし、最後の「必要ありません」も、私が薬をもらいたがっていないことを感じての回答だと思うので別にいいんですが、私がなんじゃそりゃと思ったのは、何の薬なのかということをきちんと説明できていないということです。まさかどういう薬かと聞いて、薬の形態だけを答えるとは思わなんだ^^;。
いつもコメント頂いて思うのは、きっとあきさんに診察してもらったら、起承転結(?)すっきりするだろうな、と。でも、実際に多くのお医者様は話すのが下手です。(以前シュウゾーにそう言ったら、あきさんと比べること自体が間違ってると言われましたが・・・)
患者に薬をいるかいらないか尋ねるなら、判断する材料をきちんと出して欲しい。そうでないなら、勝手に判断してくれれば良いし、中途半端に患者に聞くなんていう迎合じみた真似してくれなくていいですよ、と。
あとは、いらない薬なら相手によらず出さないで欲しいと思ってしまう面もあります。ただ、お医者様はかなり忙しいと思うので、不満そうにして居座る患者の相手するよりはさっさと薬出して帰してしまった方が良い、ということかしら^^
医療費中学生までタダ、というのは住民を増やす施策として非常に有効なんでしょうね。でもやっぱり気になるのは、安易な受診、というところ。まぁ、自治体の税収で賄うのならそれでいいんですが・・・。でも、本当にその「税収」は地方税由来なのかな??その辺は一度調べてみたいところです。

あき さんのコメント...

なるほどねー。ところで外来でそんな起承転結キレイに説明できるとは限りません。持ち上げすぎです。
制度が区ごとに違う部分の予算のつき方は自治体ごとだとは思ってましたが、確かにお金の流れってよくわからないからなぁ。
「不必要な受診」というのは定義づけが困難ですね。みるまでわかんないので(みてもわからないことも)・・・。
無駄があるとわかっててどこまで自治体の責任で面倒をみるのか、という議論と、無駄をどこまで許すか、という議論両方しないといけないはずですね。

ぺこ さんのコメント...

ご謙遜を^^
お金の流れ、本当によくわかんないですからね〜。なんか、うまくして国税が回り回ってくるような仕組みになっているのでは!とか思ってしまいます^^。
��みるまでわかんない
そりゃそうですよね^^;
ちょっとしたことでも受診していたから、早期発見できた、とか言うこともあるのでしょうし。。。確かにそこは難しい。
しかし、私の周囲(職場とか)では、大の大人がその程度で病院行くなよ、ただの風邪だよ、家で寝てろよ、と思うようなことが多々・・・。