表紙が気に入ってたので、楽しみに読んだんですが、イマイチでした。
利休のエピソードはどこかで耳にしたことのある有名なものばかりだったので、新鮮味に欠けたことは差し引くとしても。
面白い題材だし、茶の奥深さとか所作の美しさは読みがいがあったので、なんでこんなに満足感がないのかなぁ、と考えてみると、
まず、のっけの妻宗恩の詰問が情緒無さ過ぎて興ざめ。
そこから、時代を遡るけれど、なんのために?あまり効果を感じない。心に秘めた女の正体もなんのひねりもなく、拍子抜け。
章毎に語り手が変わるけれど、文体も語り口も単調で、語り手をコロコロ変える意味があまり感じられない。(というか、語り手が変わっているということ自体が感じられない)
といったことが、原因かな。
あとは、登場する女性が誰一人魅力的でないのも、あるかも。
また、男性も、魅力を感じるほど誰も丹念に描かれてない感じ。
利休のエピソードはどこかで耳にしたことのある有名なものばかりだったので、新鮮味に欠けたことは差し引くとしても。
面白い題材だし、茶の奥深さとか所作の美しさは読みがいがあったので、なんでこんなに満足感がないのかなぁ、と考えてみると、
まず、のっけの妻宗恩の詰問が情緒無さ過ぎて興ざめ。
そこから、時代を遡るけれど、なんのために?あまり効果を感じない。心に秘めた女の正体もなんのひねりもなく、拍子抜け。
章毎に語り手が変わるけれど、文体も語り口も単調で、語り手をコロコロ変える意味があまり感じられない。(というか、語り手が変わっているということ自体が感じられない)
といったことが、原因かな。
あとは、登場する女性が誰一人魅力的でないのも、あるかも。
また、男性も、魅力を感じるほど誰も丹念に描かれてない感じ。
0 件のコメント:
コメントを投稿