(浅田次郎)
分類で言うとホラー、でしょうか。でも、怖いけど、『かなし』。人情味あふれる、と言ってしまうと、ちょっと違う。『かなし』がちょうど良い。
背筋がゾーっとなるような怪談でも、涙をぽろぽろ流すような人情話でもないけれど、読み終わった後に無言で目を閉じて死者の魂とやらを感じてみようか、という気になるような短編集です。
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