2014年6月17日火曜日

国語の正解

今朝、タラオがチャレンジのワークをしてました。
国語の問題で、文章を読んで、質問に答えましょう、というもの。

「かぶとむしは、どんなたべものがすきなのでしょうか。かぶとむしは、(中略)きのあまいしるをたべるのです」

みたいな内容で、設問は、「なにについて書いてある文章でしょうか。□をうめましょう。 かぶとむしのすきな□□□□について」

タラオの答え:
じゅえき

マル!!

にしたいよなぁ(笑)
字数も合ってる!

正解!て笑ってほめた後に、
でも、国語の問題は、文章に書いてある言葉で答えないと、多分テストでは×なになっちゃうんだよねー、と話しましたが、あんなこと言わなくても良かったかなぁ、でも、赤ペン先生出すとき同じようなことしたら、×になっちゃって、それはそれで、タラオ悲しいかもなぁ、とか(^_^;

8 件のコメント:

シュウゾー さんのコメント...

文章に書いてある言葉、云々ではなくて、
「ついて」という言葉の意味と使い方を教えないといけないんでは?

小難しく言えば、「ついて」は対象を限定する表現だから、ここでの話の内容は、何に絞っれていますか?という設問ね。

となると、樹液についてあれこれ言っているわけではないから、「じゅえき」は残念だけど、☓だね。
でも、「じゅえき」なんてことばよく知ってたね、ってことで○にしちゃうけどね。

文章がさらにつづいていて、
「とくにかぶとむしのすきなのは、くぬぎのきのしるです。くぬぎのきのひょうめんがきずついたところから、あまいしるがすこしずつしみだしてきます。このしるをなめようと、よるになるとたくさんのかぶとむしがあつまってきます」
みたいな内容だったら、「じゅえき」でも○!!

まあ、タラオのことだ。
こういった話のつづきが、頭の中でどんどん膨れ上がっているに違いない。

あき さんのコメント...

確かにテスト向けの教え方は「文中にある言葉を使う」だけど、タラオさんは将来的にはそうでない問題を解くこともありそうです。
マスオさんの言うように、なぜ文中にある言葉を使うのか、はテストで○のためではない(そもそも勉強の目的が親子で楽しむためのような)と思うので、なぜ文中にある言葉を探すのかを今の理解にあわせて教えられたらいいんだろうな、と思いつつ、、、今の年齢で出題者の意図とか文章の構造・構成を読み取れるってのもなんだかなーと思ってみたりする。

うちでは、私は「あなたはドラマや本の心情を分析して展開や結末が予測できても、心情自体は全く理解(共感)していない」と馬鹿にされています。

比較的一般人である赤ペン先生への通信欄にも、どうやって文中の言葉を使った方がいいと教えるか、聞いてみるといいと思います。

ぺこ さんのコメント...

シュウゾー、
そうそう、「ついて」の意味、私もそう思う。
しかしながら、さすがにそれをタラオに納得させる説明に自信はなかったわ^^;

子供が理解できそうな説明をとっさに繰り出すのって、曲芸みたいなもんで、それには技術と訓練必要だな〜、と思った。

私がこの時迷ったのはさ、これが「かぶとむしのすきなたべものについて」で正しいと考えられるのは、かぶとむしのすきなたべものは「何かということ」について、という後ろが省略されていることが想像できるからだと思うのね。じゅえき、にしてしまうとその文章は成立しない。
そうでなければ、たべもの、はあくまでも名詞であって、じゅえきと書いている時と同じロジックになってしまうじゃない?「たべもの」そのものについてあれこれ言っているわけではない、と。

そんなことをわーっと考えたんだけど、これはさすがにタラオに説明しても混乱させるだけだな、と思って、文章の中の言葉を探してごらん、ってなったのさ。


・・・・。
あぁ、、、親がこういうことアレコレ話すのが大好きだから、あの子あんな理屈っぽいんだわ(笑)

ぺこ さんのコメント...

あきさん、

ほんとその通りで、説明しようと思えば、いくつか切り口はあるのだが、、、という感じですね。
タラオが理解できなくても、敢えてその説明を聞かせてみる、ということも一瞬考えたのですが、朝の勉強時間で出社時間が迫っているというオトナの事情もあり(笑)、今回は安易な解法テクニックに走りました(笑)
赤ペン先生に聞いてみるというのは、思いつきませんでした!今度通信欄で書いてみます。

>「あなたはドラマや本の心情を分析して展開や結末が予測できても、心情自体は全く理解(共感)していない」と馬鹿にされています。

あはは!大ウケしました^^:。なるほど。

そういえば、今年の正月に、シュウゾー父と話していて、「同僚の息子の中学生男子が、本を読むのは大好きな子なのに、国語の文章問題が苦手で、悩んでいる」という話をしましたら、
「それは、物語系の文章問題ではないか?男の子に多いパターンで、文章は理解できるけれど、そこから心情を読み取ることができない、ということがある。情景や人の動作の描写から、それがどういう心情を表すかという想像力が、中学生くらいだと特に、男子より女子の方が優れていることが多い。対処としては、そんな情緒的想像力は簡単に育つものではないので、問題を数多くこなして、こういう描写はこういう心情、みたいなパターンをある程度インプットして、そこから類型のように想像できるようにすることだ」というようなことを言っていましたよ。
あきさん、パターン化は大成功な感じでしょうか(笑)

あき さんのコメント...

さっすがシュウゾー父。
そして中学生くらいで止まっている私。

ぺこ さんのコメント...

シュウゾー父、さすが小中学生の勉強エキスパート!とこの話を聞いた時私も思いました^^
「分析して展開や結末が予測できて」いるということはOKなのでは。そして、多分、私もあきさんと同じタイプです^^;

シュウゾー さんのコメント...

わが父、さすが受験のプロだけあって、分析力の的確さは抜群です。
が、そのパターン認識を子供にさせるのか、と思うと嫌だなあ、というのが、現実的にはそれしか手がないとわかっていながら、実際にそういう教育を小学生で受けて、少し大きくなってから苦労した息子の心情です。

ぺこ さんのコメント...

なるほど(笑)
私自身はどうだったかなぁ。国語の長文読解でひっかかった記憶が小学校時代からあまりないので、多分、生来、得意だったんだろうなぁ。
子供時代は男の子の方が幼いので、中学受験でテクニカルに対応せざるをえない、というのはデメリットの一つかもね。男子校の試験ではあまりそういうのがなかったりとか、するのかね?